暑い1日でした。今もまだ空気が暑いです。そんな中、月はだいぶ丸くなりクリアなすっきり顔でした。結構空の低いところを動いているので、我が家のベランダからでは早い時間にはみられず、夕食後に駐車場まで行って、上ってきたお月様を捉えました。
「すっきり顔ですね、お月様」 「雲がそばにいるにはいるんだけれどね」
丸くなってくるとお月様もう少々の雲なんか気にせず、姿をみせてくれるようになります。それにしても、だんだん出て来る時間が遅くなってきました。7月2日〔土)11:37が満月ですが、これから最後に満月になる時間が私には満ち欠けスピードが1番ゆっくり進む気がします。見た感じでは、今すぐにでも満月になりそうなのですけれどね。
さて、西の空の金星も夕日がきれいな中で気持ちよさそうでしたよ。
分かりますよね。細長くたなびいた雲の上に目立っていましたよ。
さて、今日のおまけは、前に1回出したでしょうか。数年我が家に来て経つのに実がつかなかったイチジク。去年は1~2個ついて大感激したのですが、大きくならず(泣)。ところが、今年はすごいのです。数えきれないほど実がついて、しかもだんだん大きくなっているようです。
摘果した方がいいかな?と迷いつつ、まだ何もせずに眺めていますが、何だかイチジクらしい香りがするような・・・。
ブラジルに住んでいた頃は、イチジクをfigoと言って、安く手軽に食べていました。日本ではちょっと高めなので、今年は~~~と期待しています。さあ、どうなるかな?
さて、陰性で国内に入ったはずの選手やオリンピック関係者。ワクチンも8割していると聞きましたが、感染者がどんどん出ています。ここでよく思い出さないといけないのが、そもそもこれが このCOVID19の怖さだということ。「無症状」!!!「無症状でも感染能力があること」!!! だから、旅行者が元気で、熱の有無をチェックしても感染拡大を呼び込んでしまうことです。
見えないウィルス、「自覚のない感染拡大」が怖いのです。
見えないものはとても怖い。「目に見えない放射能」が人の命をうばったり、空気や土地や海を知らぬ間に汚染したりしているのと同じです。「見えないものは、見ないようにする」。そんなスタンスではこのコロナ禍は乗り越えられない。
見えないものを可視化するには、検査しかありませんが、防御のワクチン接種には大騒ぎしても、政府は積極的に検査をする姿勢がどうも未だに欠けています。「1日の最大検査能力は224686件ある」と厚労省のサイトには書いてありますが、相変わらず能力の3分の1ほどしか使用していません。
上の表をクリックすると、オリジナルの厚生労働省の表にリンクしてあります。この表がいかに厚労省のページの分かりづらいところに隠されているのかは、前に説明した頃とちっとも変わっていません。
中国とか他国でやっているように、大規模に地域ごとにプール方式とかで検体をいっぺんに検査して、感染の陽性が出たら個別に特定していくとか、個人を特定せずに下水道などで感染がどのくらい広がっているかを確認し、無症状者の陽性が巷でどこまで広がっているかを調査して危険性を国民に周知するとか、日本の政府はまったくやる気がないのでしょうか?なぜ、やる気がない? テレビ朝日の「羽鳥モーニングショー」で岡田晴恵さんや玉川さんが去年からずっと言っていたのに・・・。
東京都のもついで見てみよう。
上の感染者数のグラフの下の方のスケールを左にもっていくと今年の5月とか去年までみられるが、上を3000人にしてのこんなグラフでは、都民が急激な拡大に怖い!と自制心を強く抱くに至らないだろう。グラフというのは怖いもので、これを縦にもっと長いグラフにすれば、急激な増加がもっと実感できるだろう。なんとものんびりした様子のグラフに思わず拍子抜けしてしまった。
赤いのは日経新聞の作ったグラフだが、左の4月までのを出して、日数経過に対して人数のを少々高めに設定しただけでも印象が違うだろう。これをさらに縦長にしたら、印象はさらに違うだろう。
さらに、下は検査数のグラフだが、6月から7月にかけて、7日間平均で1日1万件以上の検査をした時はない!!!陽性率がどんどん上がっているのに、検査数が全く増えていかない。7月は6月の2倍の検査した人の10人に1人が陽性と判断されているのに????
無症状で検査にこない人が、巷にどのくらいいるのか、検査の必要性をもっと訴えていかないと、この感染者数のグラフは倍倍とすごい勢いであがるのではないか。しかも、外国からオリンピックでこれだけ陰性で入国しても感染者が出ている。選手や関係者の入国は何万人だったのだ?それが、2~3週間後にはどんどん感染者の増加を加速させるのではないだろうか。
オリンピックの中止を求める国民が多い中でオリンピックを強行した政府は、「国威発揚」や「どうに乗り越えれば国民が選挙で投票してくれる」など皮算用していたのかもしれないが、森会長の女性差別発言での辞任以来、日本の旧態依然たる差別意識や、常識のなさで日本の評判は下がるばかり。今の「日本の国の品位の失墜」を露呈することばかりの有様だ。
何だか、情けない日本に悲しくなってくる。
「お月様、この情けない日本をごまかすのでなく、立て直そうとする人々に力を貸してください! お願いします!!!!」