11月23日の朝日新聞を読んでいたら、オーサー・ビジット*(いろんな作家が、学校に行って直接授業をする企画の報告欄)で、詩人工藤直子さんが、素敵なことを言っていた。
*(クローバー)* 「詩はどんな気持ちで作ったのですか?」の質問に、工藤さんは「そのものになりきって作ります。たとえば、ガラスのコップになってみようか」と、用意したコップを取り上げた。
「ぼくは透明で綺麗だけど空っぽで寂しいんだ。あ、水が遊びにきてくれたよ」。まるでコップに心があるように話す工藤さん。
「コップに水を注ぐと音がだんだん高くなるよね。それはコップがうれしくなってドレミファソラシドってなるからなんだよ」。 これだけで詩ができそうだ。*(クローバー)*
自分の殻を飛び出して、他者の立場になる。まさに英語の"in someone's shoes "*(靴)*、誰かの靴をはいてみることができれば、人間は心に広がりを得て、こんなに楽しい清らかな気持ちになれ、音楽を感じ、詩人になれるのだ、と心から素敵だなと思った。
*(クローバー)* いつも気づくのは自分がしてることばかりで、してもらったこと、してもらってることは当たり前に思えてしまう。
反対とまでは難しくとも、両方を同じ重さに感じることができるようになれば、おだやかな気持ちになれるんだろうね。いつもありがとう。*(クローバー)*
これは、実は、私の31歳になる娘が先日送ってきたメールです。これを貰った時、娘の成長をうれしく感じながら、不惑を過ぎて尚そうできてはいない自分を思い、胸にしみた言葉でした。
他者の立場に立ってモノを考える心の余裕と広さをもつこと。それが、人が大きな幸せをつかむ力になることは間違いないのですが、これが難題なのです。
アメリカが、テロ対策の名の下にアフガニスタンやイランを爆撃した時、その爆撃の下におびえる民の気持ちを理解できたら・・・。
いじめる人が、いじめられる人の気持ちを理解できたら・・・。
自分の利益、自社の利益、自国の利益という考えに凝り固まると、結局は自分の幸せもえられず、自社も信用を失い、国も滅びるのに・・・。
工藤さんにならって、まずは他者に自分を置き換えて言葉をつむいでみながら、一歩踏み出してみようと思いました。
私にも、いつか素敵なドレミファの音楽が聞こえてくることを願って *(キラキラ)*
* オーサー・ビジットについては、http://www.authorvisit.jp/index.html
へ*(ロケット)*
*(クローバー)* 「詩はどんな気持ちで作ったのですか?」の質問に、工藤さんは「そのものになりきって作ります。たとえば、ガラスのコップになってみようか」と、用意したコップを取り上げた。
「ぼくは透明で綺麗だけど空っぽで寂しいんだ。あ、水が遊びにきてくれたよ」。まるでコップに心があるように話す工藤さん。
「コップに水を注ぐと音がだんだん高くなるよね。それはコップがうれしくなってドレミファソラシドってなるからなんだよ」。 これだけで詩ができそうだ。*(クローバー)*
自分の殻を飛び出して、他者の立場になる。まさに英語の"in someone's shoes "*(靴)*、誰かの靴をはいてみることができれば、人間は心に広がりを得て、こんなに楽しい清らかな気持ちになれ、音楽を感じ、詩人になれるのだ、と心から素敵だなと思った。
*(クローバー)* いつも気づくのは自分がしてることばかりで、してもらったこと、してもらってることは当たり前に思えてしまう。
反対とまでは難しくとも、両方を同じ重さに感じることができるようになれば、おだやかな気持ちになれるんだろうね。いつもありがとう。*(クローバー)*
これは、実は、私の31歳になる娘が先日送ってきたメールです。これを貰った時、娘の成長をうれしく感じながら、不惑を過ぎて尚そうできてはいない自分を思い、胸にしみた言葉でした。
他者の立場に立ってモノを考える心の余裕と広さをもつこと。それが、人が大きな幸せをつかむ力になることは間違いないのですが、これが難題なのです。
アメリカが、テロ対策の名の下にアフガニスタンやイランを爆撃した時、その爆撃の下におびえる民の気持ちを理解できたら・・・。
いじめる人が、いじめられる人の気持ちを理解できたら・・・。
自分の利益、自社の利益、自国の利益という考えに凝り固まると、結局は自分の幸せもえられず、自社も信用を失い、国も滅びるのに・・・。
工藤さんにならって、まずは他者に自分を置き換えて言葉をつむいでみながら、一歩踏み出してみようと思いました。
私にも、いつか素敵なドレミファの音楽が聞こえてくることを願って *(キラキラ)*
* オーサー・ビジットについては、http://www.authorvisit.jp/index.html
へ*(ロケット)*