8月30日は衆議院選挙です。政権交代という大きな時代変革を起こす可能性を秘めた選挙。それについてのコメントもしたいところですが、どう投票するかは既に決めたので、今は、最高裁判所の国民審査の方の検討を始めています。
ところが、これがとても難しい。
各家庭に配布された「国民審査公報」では、どの判事の裁判例でも、「全員一致」とか「多数意見」ばかりで・・・決め手がみつからない。
「審査を受けるのは、任命後初めて行われる衆院選と、その後は10年ごと*(驚き)*」なので、15人の判事中、今回審査を受けるのは9人。
内閣が指名することになっているが、前任者が後任を決めるとも言われている判事達の選ばれ方も不明瞭だが、なぜ衆院選挙ごとの全員審査にしないのかも疑問。
判事は通例60歳以上の人が指名されるので、1回審査を受けたら70歳の退官まで審査はないのが普通らしい。
さて、インターネットという武器があるので9人について調べてみました。
1)まずは当然ながら、最高裁判所のサイト<http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/index.html>から
判事の関与した裁判がより詳細にでてくるものの、去年判事になった人のは1人を除いて、裁判例がひとつもなく *(驚き)* 更新をしてない怠慢を露呈*(困る)* 役に立たな~い!
2)ヤフーみんなの政治サイトhttp://senkyo.yahoo.co.jp/judge/ では、国民審査・みんなの評価というのが面白い試みだと思いましたが、参加者が少なく、盛り上がっていませんでした。*(泣く)*
3)wikipediaでは掲載の遅れも見られるものの、全般的に裁判例も読み易かったです。 これを読むと、公報の主要な裁判例はどうやって誰が選んでだしているのか(自己申告なのか?)と疑問になりました。
なぜって、ニュースで身近な「君が代」伴奏拒否訴訟や、御殿場事件・植草痴漢事件(両方とも痴漢を冤罪と上告し棄却された)の判決などにも、今回審査対象の一部判事が関与しているのに、公報では全然触れられていないのですもの。オカシイ。
4)さらに、ひとりひとりの名前を入れてネット検索すると、さらに判事達の姿が浮びあがってきました。
という訳で、様々検討・判断して、今回の国民審査をどうするか、決まりました!
それにしても、選択された一部の情報でなく、分かりやすく開かれた公平な情報を簡単に見られたら、国民審査の意味も出てくるだろうに、と残念に思いました。
ヤフーのような試みに、皆がもっと積極的に参加し情報提供しあえたらいいと思うし、特に公報や裁判所サイトは、もっと分かり易く豊富な情報提供をしてほしいと思いました。
追伸:今朝の朝刊で、「一人一票」を訴えて投票の地域差問題の運動をしている升永弁護士の話が紹介されていました。興味を持って彼のHPを見たら、昨日の日経記事<http://blg.hmasunaga.com/pdf/2009082701.pdf>が添付されていました。見やすい表もあるので、これも情報断片ではありますが、判断材料としてご参考まで *(ロケット)*
ところが、これがとても難しい。
各家庭に配布された「国民審査公報」では、どの判事の裁判例でも、「全員一致」とか「多数意見」ばかりで・・・決め手がみつからない。
「審査を受けるのは、任命後初めて行われる衆院選と、その後は10年ごと*(驚き)*」なので、15人の判事中、今回審査を受けるのは9人。
内閣が指名することになっているが、前任者が後任を決めるとも言われている判事達の選ばれ方も不明瞭だが、なぜ衆院選挙ごとの全員審査にしないのかも疑問。
判事は通例60歳以上の人が指名されるので、1回審査を受けたら70歳の退官まで審査はないのが普通らしい。
さて、インターネットという武器があるので9人について調べてみました。
1)まずは当然ながら、最高裁判所のサイト<http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/index.html>から
判事の関与した裁判がより詳細にでてくるものの、去年判事になった人のは1人を除いて、裁判例がひとつもなく *(驚き)* 更新をしてない怠慢を露呈*(困る)* 役に立たな~い!
2)ヤフーみんなの政治サイトhttp://senkyo.yahoo.co.jp/judge/ では、国民審査・みんなの評価というのが面白い試みだと思いましたが、参加者が少なく、盛り上がっていませんでした。*(泣く)*
3)wikipediaでは掲載の遅れも見られるものの、全般的に裁判例も読み易かったです。 これを読むと、公報の主要な裁判例はどうやって誰が選んでだしているのか(自己申告なのか?)と疑問になりました。
なぜって、ニュースで身近な「君が代」伴奏拒否訴訟や、御殿場事件・植草痴漢事件(両方とも痴漢を冤罪と上告し棄却された)の判決などにも、今回審査対象の一部判事が関与しているのに、公報では全然触れられていないのですもの。オカシイ。
4)さらに、ひとりひとりの名前を入れてネット検索すると、さらに判事達の姿が浮びあがってきました。
という訳で、様々検討・判断して、今回の国民審査をどうするか、決まりました!
それにしても、選択された一部の情報でなく、分かりやすく開かれた公平な情報を簡単に見られたら、国民審査の意味も出てくるだろうに、と残念に思いました。
ヤフーのような試みに、皆がもっと積極的に参加し情報提供しあえたらいいと思うし、特に公報や裁判所サイトは、もっと分かり易く豊富な情報提供をしてほしいと思いました。
追伸:今朝の朝刊で、「一人一票」を訴えて投票の地域差問題の運動をしている升永弁護士の話が紹介されていました。興味を持って彼のHPを見たら、昨日の日経記事<http://blg.hmasunaga.com/pdf/2009082701.pdf>が添付されていました。見やすい表もあるので、これも情報断片ではありますが、判断材料としてご参考まで *(ロケット)*