今日は午前中に予定を入れずに、ピアノのレッスンをして午後のピアノに行く予定でした。でも、メールを書いたり、いろいろしていたら、思うほど練習に集中できず、アッと言う間に昼になってレッスンへ。
前回のレッスンで背伸びして弾いていた”藤井英一のJazz Standard special 2"の難曲たちとは一旦休戦することにしましたので~というか、もう絶対弾けそうにない曲ばかりが残ってしまったというか・・・。
それで、大変な思いをした後は、少し初心にもどって、簡単な以前のテキストから、弾いてみることにしたのでした。 1回弾いた曲でも、以前よりはもっとマトモに弾けそうかも・・・。
ちょうど、先生のオリジナル曲”One for Norma" が、ト長調の曲を弾いていたので、単純な頭であれこれ違うトーンの曲を弾くと間違えのもとなので、ト長調のものを2曲選んで練習していました。
まずは、「藤井英一のステップアップ・ジャズピアノ」から”My One And Only Love" から。
途中までそれなりに上手く行っていたのですが、だんだん怪しげになってしまいました。でも、弾き終わっての先生の第1声は、「これ、スローバラードですよ。速く弾く人もいますけど、いくら何でも速すぎますよ」「あと、楽譜通りだと、跳ねないで弾く感じですね。3連符でわざと跳ねてほしいところは指定してあるからには、譜面で行くと残りのところは跳ねないで弾かないと」というものでした。
最初の速いは、実は薄々気づきながら、良く耳にする曲だったので、こんなスピードというので適当に弾いていまっていました。後のご指摘は知っていたけれども、素直に楽譜の指示に従うと、ノレない感じだったのでやめて確信犯で跳ねて弾いていました。
スローバラード。指定の69をメトロノームで先生が鳴らして、それに載せて弾くと、「う~~~~のろい」。跳ねないで弾いてみると、「う~~~ノレない」 それで、分かっていれば・・・ということで、そこまでに。すみませ~んで終了。
2曲目は「ジャズ・スタンダード 30」から”Lullaby Of Birdland" これも有名な曲で、耳にすれば皆が良く知っている曲。こういう曲は、ペダルを使わないようにと以前言われたので、ペダルを使わないようにしましたが、ちょっとペダル使わないとつなぎが誤魔化しがきかず、下手に聞こえます。いや、もともとヘタなのです。はい。でも、より酷く聞こえてしまうのです。
「出だしの休符の後の四分音符が入りが跳ねてない裏にかっちり入っているので、そこをハネた感じにし忘れないように」との指摘を受け、なるほどぉ~と納得。何回か弾き直してみて、直ったようで、OKに。こちらの曲は、譜の要求のようには速く弾けませんでしたが、それ以外の問題は特になく、そんなところで。
3曲目は、先生の最新オリジナル曲。”One For Norma" 先生の曲なのに、なかなかうまく弾けず申し訳ない思いですが、本当に不思議。間違えないつもりでも、どうしても間違えて、私では音楽にならない。一方、プロは2時間弾いてもブレない。ピッタリ楽しく、曲想に沿って弾ける。自分のレベルがなかなか上がらない。それどころか、歳と共に脳の反応が悪くなっているようにさえ思えてくるこの頃です。トホホ。
でも、励まし上手な先生が、「今日弾いたアドリブは、よく弾けていましたよ」と褒めてくださいました。アドリブのつくり方のポイントが少し掴めてきたのは、確かです。有り難うございます。
そして、実は、今回4曲目まで用意していました。ecomusic というyoutube に無料公開されていた先生の素敵なオリジナル曲の一つです。ただ、以前それを習ったころは、このブログで先生のecomusicのyoutube で公開されているオリジナル曲にリンクして、ご紹介していたのに、数年前に突然公開中止になっていました。 映像も綺麗で気に入っていたのに、残念に思っていましたが、それが突然再開していたことに先日気づきました。
* ecomusicには、先生のピアノに他の楽器が加わり、ここまで~というほど贅沢にいい演奏が他の作曲家のも混じっていますが、収録されています。是非、クリックしていろいろ聞いてみて下さい。
それで、久しぶりに聞いたら懐かしくて弾きたくなったので、その中から、これはハ長調のものを一つ弾いてみました。以前は、まだ習いはじめて間がなかったので、今度はちゃんとアドリブも付けて前回習った時よりステップアップして弾けるようになりたいと思いました。そこで、まずは、難しくなさそうな「小鳥たちのために」から少しだけ練習してチャレンジ。
先生にアドリブをどう弾くかをお尋ねして、先生も思い出しつつアドリブ箇所の演奏の部分を教えてくださり、実際に弾くのは自分で自習してみることに。お手本演奏はなしでしたが、今日は,お願いしてあって新曲を頂くことになっていたので、これはここまでで終了。
頂いた新譜は、カーペンターズの”Close To You" の先生アレンジでした。そして、コード譜を頂いて、いつものように模範演奏を聴かせていただいて、録画させていただきました。でも、びっくり。4拍子で耳慣れていた曲が、ジャズワルツになっていて3拍子なんです。
う~~~この前の”My Favorit Song" も、拍子の変更で難しかったのですが、これもかぁ~~~。
先生の模範演奏を聴きながら、ちょっと自分が弾けるかどうかで不安に襲われました。 でも、弾き終わった先生は、「大丈夫。全部だから、この通りに弾けばいいと言うように全部書いておいたから、この通りに弾くだけでいいから」とこともなげに言うので、頑張るしかないようです。 思わず「でも、先生、これソロ用の楽譜ですよね。これ、歌おうと思っても歌えないですよね」なんて、先生に確かめると、「いえいえ、これでちゃんと歌っている人いますよ。その人が4拍子でなく3拍子で歌いたいって、珍しいけど、僕が決めたのでなく、歌う人の要望で3拍子で作ったんですよ」とのこと。
半信半疑の私に、「そうだ、その音源を後で送っておきますよ。分かり易いから」とのこと。
さて、それで、レッスンは終了。
そして、買い物をしながら帰りにのった電車の中で、先生がもう私に音源を送ってくれていることに気づきました。家で聞いてみると・・・古里あゆさんという歌手と先生のピアノ演奏なのですが、素晴らしい演奏!
3拍子にしてよかったんだぁ~歌とぴったりの息のあった演奏に納得しました。
ただ、自分には弾けないかも~の気持ちは、相変わらずぬぐえませんでした。かっこよすぎ! でも、やってみるしかありません。あらあら、これからまた大変そうです。