いつも通り、まずはレオ・アルファッシー著の「ジャズ・ハノン」から。今日も、11番から。そうなのです。これまでは、毎回新しい曲を弾いていたのですが、前回11番で3連符が音が3つ粒が揃っていないと言う先生のご指摘を受けて、12番にそれでも進んでしまおうかと思っていたのですが・・・実は12番がさらに複雑で(泣) こういう時は基礎を足踏みで固めるべきだと足踏み。
今日も11番を弾きました。結果は、「全然今日は大丈夫でしたよ」ということで、ついでに12番の難しさを嘆きつつ、12番の予習をさせていただきました。4分音符、8分音符x2、3連符、16分音符x4とヴァリエーションがいっぱいあって、お疲れ様な曲です。ひっかけ一杯。やや理解できたところで、後は次回のレッスンまでに練習してくることに。
さて、次に弾いたのは、”Migration”(先生のCD「遠い夢」の中のオリジナル曲です)。2回目ですが、前回は途中までだったので、今日は最後までやってきましたが、アドリブ部分がうまくハマらず、しかも長いのでどこをどう弾いて行くかが滅茶苦茶戸惑います。今回のレッスンまでの2週間は、何と言うか大変なことが詰まった2週間で、十分練習ができず、電子ピアノともまだ馴染むほどの時間もなく、最後にバタバタ練習したりしたので、中途半端でした。
曲の最後の終わり方も何だかいま一つ。Bmで終るのですが・・・先生が最後はもうゆっくりにしながら終ってといいつつ、そういえば「Bmとコードしているのに、ラの音はあまり入れてほしくないんですよね」とポツリ。
「そうなんですか?私の弾いたのはラをこんな風にたくさんいれちゃいましたね」というと、「それだとBm7だよね。7thがラですよね。その音がほしくないから、Bmにしているのです」「そうなんですね。全然理解してませんでした」「Bmがこの曲のキー音だから、しっかりキーの三音(シ、レ、ファ#)で最後は収めたいんです」 なるほど~。非常によくわかりました。
確認をこのように終えて、曲が滑らかに流れるように、次回へ・・・。
最後は、前回修正に溢れてしまった”First Touch" 。まずは冷や汗かきつつ通して弾きます。弾き終わった時の先生の様子は、問題ありありのご様子でした(苦笑・汗)
「最初からいきましょうか」 「最初のAとBは、Rubatoって書いてあるでしょ。今は最初からテンポが入っていたけれど、もっと自由にテンポを入れずに弾いてもらいたいんですよね」ということで、テンポの入らない弾き方の模範演奏を先生がしてくださいました。
テンポをしいかり刻むのが不得意な私には得意技なはずでしたが、次回はRubato、是非伸び伸びとやってきます。
そして、Rubato終って前回問題のC。「やっぱり、できたりできなかったりしていますね」「同じに弾いているのですが」
「ゆっくり弾くとできているのに。最後の音のカウントが短くなるみたいです」と言われて、戦うこと今回も5分ほど?
先生の方が首をかしげて、「弾いている時の自覚がないというのが、なんとも困るなぁ~」のひと言で終了(笑)
2に入ってすぐの 4、4、4、(1)21 で弾くべきところが、最後が(2)11になってたり、3 1、(1)1(1)1、4、(1)2 1になっていて、変化に対応しきれずに間違って弾いていました。
フレーズの最後の(2)11とくるか、(1)111とくるか、211でくるかを弾き損ねたり、間違えて出たり。そのあとのおさまって行くところのカウントもちょっと怪しげ。 Fの素早く両手がシンクロしてクゥ~~~と流れるところも、1部休んではだめなところでお休みしている・・・と今日も修正の嵐でした(苦笑)
どうも、先生のお話を聞いていると、私は4/4のイメージでカウントしているのですが、そこが間違いの種ようで、やはり先生は16カウントで音を感じている。今度の電子ピアノには、8ビートや16ビートやメトロノーム機能、録音機能があるので、次のレッスンまでにはちょっとその機能に助けてもらってトライしてみることに。
ただ、「大変だろうと思ったGのところは、かえって問題があまりなかった」と先生。(アッ、そこはカウントしっかりして結構練習したところなんですけどぉ~~~。努力の成果なんですけど。でも、自慢はしませんでした)
H H'も怪しげのよたよたながら、間違ってはなかったようで通過。IもGの変形で、どうにか通過。
先生も、「これは、これでもう(これ以上は練習しても無理でPass)という判断となりました。
次の曲を探して下さいましたが、先生の楽譜棚は、ファイルのどこに何が入っているか、宝箱なのです(隠されていて、なかなか出てこない?)。それで、なかなか私にも弾けそうだという曲がみつからず、次回は前にやった曲からアンコールで私が何か選んで弾いてくることになりました。
今回のような聞いた感じでは気持ちよく簡単そうに聞こえる曲でも、先生の曲は仕掛けやひっかけがいっぱいなので素人には至難です。いつかまたこの曲に戻ってきたら、その時は弾けるでしょうか???? いっぱいQuestion Markがついちゃいました。
という訳で、今日も前回に続いて、先生にも私にも大変なレッスンでした。