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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

木星のガリレオ衛星を激写して、地動説を実感する!

2022-09-16 13:52:43 | 惑星・天体ニュース

   ちょっと仕事をして気づいたら2時近かった。外をみると、南の空の真正面に、木星がこれまで輝くか!?というほどギラリとしていた。そこで、最近少し仲の良さが定着してきたB500に頑張ってもらうことに。どうやら、欲張って電子ズームを使うとガリレオ衛星が撮れない、小さくても光学ズームでぎりぎり頑張った方がガリレオ衛星が撮れるように思えて、その作戦で撮ってみた。

      <2022年9月16日2:02>

     木星のガリレオ衛星が見事に撮れました。確認のために、名古屋市科学館の<木星のガリレオ衛星の見え方>で確認してみました。   <4.カリスト      (木星)2.エウロパ 1.イオ    3.ガニメデ >が、バッチリ一致して、きれいに写っていたことが分かりました。やった~~~っ!!!

    

         <2:05>

     3分後にも撮ってみましたが、3分では変化は見られませんでしたが、よかったら名古屋市科学館のサイトでシミュレーションの時間を10分毎に押して変化を楽しんでみて下さい。夜、望遠鏡を覗いてじっとこの木星の周りをまわる星をみていて、(太陽と地球の関係が実は太陽の周りを地球がまわっているのではないか?!)とガリレオが考えた気分が味わえますよ。

     水・金・火・木・土星を眺めていると、恒星とは違う面白い動きをしている。『惑う星』というべき星。その謎が、地球も太陽の周りをこれら惑星と一緒にまわっていると考えたら・・・・いつも太陽の前後にくっついて、離れていこうとしない内惑星。星座の中をいきつ戻りつするオカシナ動きの惑星たち。それらの動きの謎が、一挙に解決してしまったのです。

     実際に望遠鏡で覗いてみたり、私のようにズームで写真を撮ったり、科学館のシミュレーションで遊んでみてくださいね。

   

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今日は月は火星を連れていました

2022-09-15 23:10:37 | 惑星・天体ニュース

   そろそろ月の出る時間が遅くなってきました。それでも、外にでると・・・

   <2022年9月15日21:48>

   しっかり輪郭も見えるお月様が、待ってくれていました。残念ながら、まだ低いところにいて、雲に電線に邪魔されていましたが・・・

   「こんばんは。待っていたら出てきてくれるの?」

   南の空には木星も輝いていたので、晴れた所に出てきてくれるかな?と思ってお月様に声をかけました。

   

   すると、こんな風に頑張って姿を見せてくれたのですが・・・・その後は力尽きて

      <21:50>

      「ごめん、ごめん。ちょっとタイム。もう少ししてからまた見に来てね」といいつつ、雲の中に消えてしまったお月様。

      「あら、あら~。でも、今日はまだ早い時間だし。後でまた見に出てくるからね」

      と、一旦諦めました。

      次に見に出たのは、それでも そんなに時間をおかず、20分後くらい。そして、今度は・・・

     

     スッキリ顔を見せてくれたお月様でした。「こんばんはぁ~~~」

     「何だか、お月様の周りに星がたくさんいるみたい?下の方に出てきたのは、少し赤い火星君みたい?」

     「そう、さっきは見られなかったでしょう。ちょうどよいところに出てきたね」

     

     アップしたら、あまりしっかり星が写っているようには見えませんでした。残念。

     でも、左下の木の枝先からでてきたばかりの火星はしっかりわかりますね。12月1日に地球に最接近の火星が、いま、どんどん明るさを増してきました。肉眼では、色がほんのり他の星と違って赤く見えますよ。

     今日は、月の左にプレアデス星団がいるはずでしたが、月の左は雲がいて見られませんでした。よ~く拡大してみて下さると、火星の右にアルデバランというおうし座の星は写っているので見えると思いますが、難しいでしょうか? 

     これから、月がさらに火星のそばによって行きますので、また紹介できると思いますのでお楽しみに。

     今日も無事に1日を過ごせたことに感謝して。明日もいい1日になりますように。

 

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朝と夜の「Wお月見」に成功しましたっ!

2022-09-14 22:32:56 | 惑星・天体ニュース

  今朝は5時起き。すると、お月様のご褒美がありました。

  

   青い空に、こんな具合にお月様がクッキリとした顔で出迎えてくれました。

   ズームしてみると、かなり様子が変化しますが、お月様の表情がこんな雰囲気に現われました。

    

    いかがですか? カメラの設定の問題ですが、実際の見え方とはずいぶん違いますが、朝のお月様です。この時期のお月様の形は朝、人間の「脳みそ」を見ているように私は感じます。お月様も、脳みそがいっぱい詰まっていて、賢そうです。

    いい天気なので、何時まで眺められるかな?とその後も時々みていると・・・

    

      余裕でまだ見えていました。

     

     この時が限界のようでしたが、それでも輪郭がしっかり捉えられました。

     そして、夜に昇ったお月様を見られれば、「Wお月見」となります! 上の月が沈んで、また地球の裏側を回って戻ってきたのは、20:02。さて、見に出てみると・・・

      

      あれあれ、そこにいるのは分かるけれど、輪郭も少しわかるけれど・・・雲が意地悪。

      でも、今日はたっぷりまだ時間があります。絶対見られそうですよ。

       

      ほ~ら!「お月様、こんばんは。今日、会うのは2度目ね。地球の裏側の人達はどんな様子だった?」

      これから、明朝の10時過ぎまでは沈まないお月様。今、まだ起きているあなたも、もう寝てしまった方も、きっとどこかでお月様に会えそうですね。ただし、あなたが探そうと思えば・・・。幸せと一緒で、あなたがみつけようとしないと見つかりませんよ。

      今日も無事に1日を終えることができたことに感謝して。明日もいい1日になりますように。

 

  

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黄身色の月が昇ってきました(月や太陽に地球の自転スピードを教わるお薦め)

2022-09-13 22:16:47 | 惑星・天体ニュース

   今日は夏日のような暑さがもどりました。そのまま天気もよく、お月様が昇ってくる時間にさっそく会いに出て行くと・・・

   ちょっと早すぎました。電線にひっかかってお月様が、「ま~だだよっ」と言って笑っていました。

     

    公園まで歩いていけば、電線にひっかからずに撮れるかな?と途中まで歩きかけて、用事を思い出していかずに帰りました。

        

        木の向こうから、「なんだ、戻っちゃうの? でも、今日は雲もいないし、後でまた来るまでに、君の住む地球も気を利かせて回って位置を変えるだろうしね」と言ってくれました。

        そして、27分後。約30分経っただけで、すっかり電線から解放されたお月様が、私を待ってくれていました。

           

       地球は1日に1回自転しているので、360°÷24時間=15° 30分では7.5°回っているので、こんな風に天体はけっこう速く移動して行きます。正確には、恒星に比べると、月は地球の周りを公転している分だけ移動するスピードがのろいくらいなのですが、それでも、地球の自転の速さには、いつも驚かされます。

       そうそう、だいぶ前ですが、太陽の沈んでいく動画を「地球が回るスピードを約3分で体感」というタイトルでyoutubeにアップしたら、コメントに「全然わからない」「どういうこと?」と書かれてしまい、(どう書けば分かってもらえるのかな?)と逆に私が驚いてしまいました。

         

      途中からですが、太陽が山に沈む様子を撮影した3分少しの動画の左が0:27のところ、右のほぼ沈んだのが2:02。

      この動画は撮影速度そのままで加工ゼロなので、1分35秒でこんな風に太陽が沈んでしまうのは私としては撮影した時、「速い!」と感じました。それを、皆さんに共有してもらいたくてアップしたのにぃ~。

      太陽は、夕陽の時くらいしか直視できませんが、月はいるでも直視できるし、大きく、しかも欠けていれば向きを変化させながら移動していること、ついでに時間経過で欠け具合もどんどん進行していくことなど、つぶさに観察できるので、是非、月を見て、地球の自転スピードを味わって頂けたらと思います。

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昨日の朝は月がみえました。

2022-09-13 14:01:29 | 惑星・天体ニュース

   残念ながら、昨夜は月の出の時間から雨がずっと降ってお月見はできず。今朝も、雨は降っていなかったものの、雲がどいてくれずに月とは逢えませんでした。

   これからアップするのは、今朝ではなく、昨日の朝の丸い月です。

    

    目の悪い私でも、朝外に出た時に見間違えることなく「白い月が残っている!」と真っ先に見つけられたお月様です。

    雲があったのに、やはり満月を過ぎたばかりの月はまだまだパワー全開です。

     

    これで、昨日雨が降らずに昇った時に月を見つけられていれば、「ダブルお月見」だったのですが。今朝もみられなかったので、この巡りではどうでしょうね。ダブルお月見できるかなぁ~。

 

   

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木星と月がこんなに近く、美しかった!

2022-09-11 23:30:59 | 惑星・天体ニュース

   今日は晴れたり曇ったりの1日。そして、月が出てくる時間はというと・・・やや雲が多くなっていた。

   でも、実はその雲がなんとも日本画のようないい雰囲気に撮れて、その内の幾枚かをお見せしますね。

   月がいる場所が、雲が明るくなっていたのでカメラを向けて待っていると、月の弧がこんな風に見えてきました。

   <2022年9月11日20:33>

   落ち着いた彩光を纏った気品のある月の登場でした。

   <20:33>

   みるみる、月が姿を現しました。月が本当に宙に浮かび上がる不思議な天体だと感じさせてくれました。

    

     月が、まるで命があるもののように、闇の中で静かに呼吸をしているようでした。

     美しさにしばし見とれていましたが、月はいったん雲の中に姿を隠してしまいました。

     次に私が逢えた時は、月は少し雲から解放されたようで、まず、私に写真を撮らせてくれました。

      <21:16>

      右上が欠け始めたお月様です。「しっかり今夜も撮らせてもらえましたよ、有り難う」

      でも、やはり今日は雲が広がっているようで・・・あっという間に、月はこんな様子に。

      

      でも、この薄雲を纏っている月が、今日は魅力的に見えました。

     「そうだ。でも、雲さんたち。今日は、お月様の横にきれいな木星が輝いているはずなのだけれど、少しだけ見せてくれない?」と、木星のことを思い出して雲に話しかけてみると・・・。

     

     木星のそばにも雲がいるようなのですが、木星のところの雲がどいてくれたのか?キラリと木星が一瞬だけ、現われてくれました。

     「本当に近くにいたのね。姿をみせてくれて有り難う!」

     昨日も、ずいぶん近いと思いましたが、今日はさらに木星に近づいたお月様でした。その後も、チラリチラリと木星が覗いてくれましたが、後はまた月さえも雲の中を出たり入ったり・・・。今夜は、土星はとても見つけられませんでした。

     机に向かう日がしばらく続いていたので、今日は久しぶりに庭の延びきった木の剪定をしました。大きなゴミ袋3袋がいっぱいになるほど枝を落としたので、かなりハードでしたが、さっぱりした庭になって気持ちも晴れやかになりました。

     ちょっとのつもりで夕食後に横になったら1時間爆睡してしまったのは、この庭仕事で肉体的に健康な疲労のせい?目覚めたときは、思わず何時???朝なのかなと思うほど熟睡してました。

     今日も、無事に1日を終えることができたことに感謝して。明日もいい1日になりますように。

 

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中秋の名月は、木星と並んでいました

2022-09-11 13:39:08 | 惑星・天体ニュース

   昨日の中秋の名月、晴れて気持ちよく楽しめましたね。

    

    あくまでも正しく丸いお月様、それもそのはず、9月10日18:59が満月だったのですから。惜しい、4分早すぎていました。

    夕食の後、もう1度見ると、お月様にはお友達がいました。明るい惑星・木星です。

     中秋の名月 2022年9月10日21時頃 東京の空

    月の左上にいるのが、木星です。そして、目を南に移して行くと、右の縁やや上に土星が見えました。たぶん、今日はさらに木星に近寄っているお月様がみられそうです。実は、ちょうど国立天文台の図と照らし合わせてみると・・・私の写真は22:18なので、1時間遅いですが、この木星と、土星の位置から見て、この真ん中やや右の雲にかかっている明るい星がフォーマルハウトのような、そうでないような~。

    他の時間の写真の中にも、いい感じにフォーマルハウトらしき星が写り込んでいました。

    今夜も天気がよさそうなら、是非どこまで木星に近づくかも含めてしっかりフォーマルハウトも狙って撮りたいと思います。

    中秋の名月は旧暦の秋(7月8月9月)の真ん中・8月15日の月が、ちょうどほどよい高さで満月を愛でるのに気候もいいというので決まったと、聞いた覚えがあります。でも、先人の言うとおり、虫の声が聞こえ、昼もせみの声はモデラートになり、秋を感じさせるお月見となりました。

    さて、最後のおまけに、今朝庭で会った珍客のご紹介です。

    最初、この太いは虫類系の身体の1部をみて、巨大トカゲ?それとも、ネズミじゃ嫌だなぁ。なんだぁ~とドキッとしました。

     ベランダ下の草陰。ちょうど真ん中あたりです。

    何だと思います???

      

      これ、ニホンヒキガエルでしょうか。きれいで小さめな蛙でした。以前は毎年のように現われた気がしますが、久しぶりの蛙さん登場でした。何を食べるのかなぁ。お気に召す食べ物が我が家にいたら、ごゆっくり逗留していって下さいませ。

  

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緊急)原発反対にあなたも声を!(第1次9/12・8時締切り)

2022-09-11 13:00:21 | 知ろう福島のこと

    やることなすこと、何もかもオカシナことばかりの岸田政権。ここにきて、原発再稼働どころか、新設への容認まで言い出した!

    飛んでもないことです。ヨーロッパでも、ロシアからの燃料輸入制限問題などから、原発再稼働などの動きがでて来てはいます。だからと言って、日本で原発を使う危険性はヨーロッパとは危険度が比較になりません! 原発の事故が自然災害で起きたことをほとんど聞きませんが、日本での原発も人災が多かったものの、福島原発事故の主原因は大地震による津波からでした。

    そして、気象庁が<地震発生の仕組み>として説明に提供したこの下の地図をしっかり見て下さい。

   

     ヨーロッパやロシア、アメリカ、アフリカなどで原発を持つことと、赤がびっしりの日本で原発を持つことの危険性の違いは歴然です。こんな日本に原発を売りつけた米国GE社も酷いが、買う日本側も愚か過ぎます。まさに国の自殺行為に等しい間違った選択でした。

     それを、「原子力の安全神話」を復活させて、老朽原発の再稼働のみならず、現首相は新設までも言い出しました。

     今すぐその愚策を取り下げさせないといけません!下の要請書に賛同して下さる方、是非とも、そのあなたの声を、首相と西村経産省大臣に届けましょう! やり方は、非常に簡単です。

     下の要請書を読んで、賛同フォームのココに進んで下さい。

     記入に従って書き入れて送信すれば、FoE Japan、原子力規制を監視する市民の会、原子力資料情報室などがとりまとめて、緊急に要請書を首相と西村経産省大臣に届けてくれます。

     気づくのが遅れて、明朝までで1回締め切るようです。急いで今日中に賛同署名を広げましょう!!!

 

 こともあろうに、

          

                          

         

 

 

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久しぶりに見た月はこんなにまん丸でしたぁ~

2022-09-09 19:38:39 | 惑星・天体ニュース

   昨日は雨。今日も、ちょっと曇り雨模様の時もありながら、陽が差す時も・・・夕方はどうなるかな?

   と思っていたら、けっこう雲がびっしり。でも、諦めずに見に行くのが月のファンというもの。食事を終えるとカメラを抱えて出かけてみました。以前は、仕事に出る時はお月様に「見送られ」、仕事の帰りは「お迎え」してもらっていた私。でも、気づけば、今のわたしはその反対になっているみたいです。

   お月様が出ると、私が「お迎え」に出て、お月様が沈んでいきそうな時には、私が「お見送り」しにいくんです。面白いなぁ~~~。

   そんなことを思いつつ、お月様を東の地平線が見えるところにお迎えに。

    

    出たばかりのお月様は、何だか少し眠そうに薄雲をかぶっていました。でも、輪郭はすっかりきれいな丸い姿になっていました。

    何だか、日本画のように見えませんか?

    

     あれ、きれいに撮らせてくれたと思ったら、雲の意地悪がはじまりました。「雲さん、まだしっかりお月様の顔を撮れていないから、邪魔しないでぇ~~~」

     文句をいったら、しばらくしてどいてくれた雲さんに感謝。

      

     こうやって見ると、満月ではないのが、左の縁のギザギザでわかりますね。明日が、満月で中秋の名月です。左の真珠のように輝きを放っているアリスタルコスのことは一時期よく話題にした覚えがありますが、目立ちますねぇ。近づいてみました。この左の縁に近い所に目立っているクレータです。

        

        それにしても、他のクレータでも、白く浮き立ったように見えるのがいっぱいありますね。私が満足いくまで控えていてくれた雲たちが、私が家に帰ってしばらくしてみると、すっかり雲を隠してしまっていました。

        さあ、このお月様、明朝4:37まで沈みませんが、また寝る前には見られるでしょうか?あなたの空には今、お月様はみられそうですか?

        小さい地震がありましたが、大きくならずに無事収まりホッとしました。9月は防災関連で首都直下地震とか南海トラフとかの予想映像なんかが映りますから、地震には敏感になりますね。

        今日も無事に過ごせたことに感謝して。明日もいい1日でありますように。

 

      

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渡辺かづき先生とのレッスン205

2022-09-07 18:43:29 | ピアノ

   最近はレッスンも間が空いてしまい、今回は4週間ぶり。やはり4週間も間があくと、中だるみで、やっている練習が途中で変化してしまいます。練習をほぼコンスタントにしていたのは、練習曲にしていた藤井英一さんの教本”Jazz Standard Special 2”から "Smork Gets In your Eyes" 。。

   欲張らずに、前回A-Dまでやったので、今回はE-Gまで。最初に比べると最後はやや熱意がうすれ~~~最後にもう1回しっかり弾いていけばよかったのですが、弾いてみると、指が回らず、60点のできでした。いや、それ以下?

  「指が回りきらないところがあるんです。あまりに黒鍵使いが細かくて大変でした・・・」といつものように弁解を並べた上で、リズムの譜読みが非常に難解で、困ったところの確認へ。

   20ページの2段目の最後。弾くと・・・「違いますねぇ」やり直し3回。30ページ最下段の3小節目。「違いますねぇ」やり直し3回「3連符、相変わらず得意じゃないんですよねぇ」、「じゃぁ、まぁ、そんなで」(あまり、期待されてないという・・・トボッ)。31ページGの始め、「違いますねぇ」やり直し数回。ふ~~~~っ。また、次回のレッスンも、先を読みつつ、苦行を続けることに。

   2曲目は、”The Gate to Utopia"。前々回に、先生が「最初の民族音楽風のところだけでいいのでは」、といっていたのを、最後まで弾いて、先生が聞いていて・・・(どこか違う、拍子が違ってないかなぁ????)と頭にハテナマークいっぱいになって。

   それで、前回は、オリジナル楽譜を持参し、先生がそれをみつつ、(8番のところ、3拍子が崩れていますね。いいですか。もう単純にカウントして3つしっかり待ってくださいね)とゆっくりと左手を3ずつ打って右のメロディーを弾くという「基本演奏」をして下さり、今回は、忠実に再現。間違えずにOKになりました。ただ、もっとここは速く弾くところで、(速く弾くと・・・弾けたと思った3拍子が再び崩れるぅ)というジレンマを告白。

   いやはや。今日は、なかなか苦しみます。それで、そこそこにしてこれも切り上げて、次のれっすんでは、どうしようかしらぁ~結局、ソロ曲でなく、この曲は多人数でコーラスまでついた曲なので、再現は難しそう?次回はあきらめようかなぁ~~~。ちょっと弱気です。

   3曲目。先生の代表作"Crescent Moon"です。以前この楽譜を最初に先生から頂いた時に、一部のみ弾いて下さったものの、模範演奏を全体やアドリブまでは弾いて頂いていなかったので、前回のレッスンで(アドリブ付き全曲通しという)贅沢な演奏を録画させてもらいました。

   前回、曲の基本は弾いてみて大丈夫そうだったので、今回はアドリブにチャレンジしようと意気込んでいましたが・・・。

   前回の模範演奏のは飾りがいっぱいで難しく、印象的に頭に残っている、CD版を復元してみることに。でも、それが、実に実に、耳慣れているだけにどうにかなりそうでして、音入りのタイミングすらもめちゃ難しい。何回もゆっくりのスピードでアドリブ部分を聞き直し、さらにスローで再生。音を拾うのは、少しずつ進みましたが、リズムの掴みが難しい。変化が激しい。でも、何とも魅力がいっぱい詰まっていて、この部分は是非どうにかしてみたい!とやり始めたら夢中に。

   1週間以上つきっきりで頑張って解明していたら、掴みは分かってきて、リズムの取り方が変化するきっかけもや少し分かってきて、それにしても、テンポは基本どんなにリズムが変わっても一定なことを発見。

   うそ~っ。途中で倍速になったり、スピードが変わったようにスリリングになっているのに。どういうこと??? 先生のアドリブのなぞで頭にいっぱいに。ここのところ、アドリブが他のことをしていても響いていました。それで、どうにか形になってきたものの、中途なアドリブを持って謎解きのレッスンをお願いしてみました。

   私の解明した、一部欠損状態のアドリブを弾くと、先生「CDの、よく覚えていないんですよね」の、先生お得意の発言から、「ソロで弾こうと思っても、こういう皆で弾いたアドリブは一人ではむずかしいんですよ。周りの音と聞きあってその場で作っているから」「もちろん、テンポは基本変えないで、盛り上がってきたりで若干振れることはあっても、そこは一定に保ってます。ただ、入れている音の多さとか雰囲気が変わっていきますよ」とのこと。

   「盛り上がってくると言っても、この辺に来ると、音は減ってたりして・・・。音が高くなると盛り上がるのですか?」「音を複雑にするから盛り上がる、高くなるから盛り上がるのは違うなぁ」などなど・・・質疑応答。

   先生、このアドリブは、始める前にどの位打ち合わせているんですか? 「いや、B♭とFで繰り返して~その後、Cに行ってとか、簡単な打ち合わせだけですよ。でも、みんなで音聞きあってやっていくと作れてくる。それがジャズなんですよね。だから、面白い」。「ソロでは、僕自身だって、テンポがつい速くなったり、なかなか難しいところありますよ」

   などなど、今日は、アドリブ演奏の実技より、アドリブの話編に終始。素人にはまだまだ分からない世界です。

   そして、今日は、あまりピアノを長く弾かなかったので、ちょっと久しぶりにウェインウォンツァンさんの楽譜を取り出して、「夏の風車」を聞いていただきました。これも、あまりよいできではなく、60点?

   すると、先生はウォンウィンツァンさんが先輩というか兄弟子のようなことを前に言っていたのですが、以前私がテレビで有名な「旅のはじめに」を弾くと、「知らないなぁ~」と言っていたのに、「あぁ、これは知っている」というのでびっくり。

   「それで、だいぶ、違って弾いていたのですが、直しますか?」との先生に質問されました。

   「えっ、そんなに違っていますか。ココとココは、気づいていましたが」と弾き直そうとすると、「実は、もっともっと間違っていましたよ」と先生に笑われてしまいました。

   「え~~~~~っ、違うところ知りたいです。お願いします」。

   弾き直すと、「そこは、タイだから、この音は弾いちゃだめですよね」「ほんとうですね」。

  「ココは、一小節目と音の入れ方が、ちがっていますよね」「あっ、ここのところですか?!ほんとうだ」。

  「ここは、タイのあと、もっと早くこの音を入れないと」「!?」「そうですねぇ!」

   しっかり見ていくと、想定外にも、半分以上の音取りが間違えていました(が~ん)。何と、クイズのように引っかけがいっぱいの曲なのでしたぁ。「全然気づかずに適当に弾いていました」。 弾き直す度に、またまた同じ過ちを繰り返し(冷や汗)。いやいや、気楽にいい気になって弾いていたのがうそのように。でも、曲が変化して、面白いように変わりました。

   「全然違ってきましたね。こんな曲だったんですか」と、思わずびっくりしました。

    実は、先生、36歳頃から瞑想を始めたそうですが、この曲の頃は、ウォン・ウィンツァンと知り合い自分はシンセでユニットに加わったりしていて、この曲も弾いたりしていたのだとか。私が今日弾いたのは、アレンジした人が別にいたようですが、先生には聞き慣れた曲だったとわかりました。びっくり!偶然のことから、思わず、譜読みの間違いをしっかり直していただいて、まるで別の曲のような味わいに。

   ちょっとどんな曲か聞いてみたくなった方は、youtubeのココにウォン・ウィンツァン自身がアップして下さっていました。

   音楽って、面白いなぁ~。

因みに、ココを見たら、「SATOWA X'masコンサート」開催。ピアノソロ & ユニット“ウォン・ウィンツァンと仲間たち”:渡辺かづき、高橋全、渡辺亮、ウォン美音志。1990年代後半に出てきました。このユニットだったんですね。

 

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