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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

緊急)フリーランスや個人事業主の方(インボイス制度に反対署名しましょう!)

2023-09-22 22:44:10 | 日記

  インターネットの署名活動サイトchange.org で「《#STOPインボイス》多様な働き方とカルチャーを衰退させるインボイス制度に抗議します」という署名活動が、今 行われています。現在、もう少しで50万人の署名になりそうです。9月25日に首相に届けるそうです。

  一般の人には無関係でありそうですが、インボイス制度は、みんながピンと来ない形で行われる「消費税の増税」であるということが明らかになってきました。というのも、誰が払ってもいいから、いままで免税だった1000万円未満のフリーランスや個人事業主からも消費税分を財務省が取ることにしたのが、この制度のようだからです。ようだから~というのは、本当に分かりづらい制度で、2023年10月にはもうスタートしてしまう制度なのに、みんなよく分かっていないのが実態だからなのです。私も、だんだん理解してきて少しずつピントきてきました。

  政府が十分に説明しないのに、インボイスの面倒な手続きが簡単にできると宣伝する会社の宣伝ばかりが大声で不安を煽っている。なんともおかしいです。で、実際に分からないけれど、取引先から「インボイス制度に登録しといてね」なんて言われて、登録してしまった人もいるようです。登録すると、「消費税を払う」ということになることになるのに。でも、登録してないと契約はもう打ち切りを脅される可能性も言われているから登録する? 要するに、消費税増税するのは決まっていて、民間同士で消費税を押し付け合わせて」消費増税をじつげんするのがインボイス制度のようなのです。

  署名サイトも、趣旨説明をしていますが、説明が難しいので、恐ろしく長~~~い説明で読みづらいです。読む代わりに、

「開始27日前の緊急提言&署名提出」記者会見(2023年9月4日) #私たちはSTOPインボイスを求めます

 という動画で、説明が聞けるようになっています。これは、手っ取り早くてお薦めです。

 

 私は、このお2人の話を聞いて、分かってきました。ココか画像をクリックして、開始後24分あたりから始まるこの2人の話を聞いてみて下さい。各10分ほどで、20分で見られます。

(動画ではなく、字で読みたい方は、下の文章も特に後半はだいぶ省略していますが参考にして下さい)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「インボイス制度」と言われて、ピンとくる方はいますか……?

聞き馴染みの薄いそんな制度が、2023年10月から実施されようとしています

影響を受ける方は年間売上1000万円以下の、フリーランスや個人事業主としてこんな職業に就いている人です

 

【インボイス制度で負担が予想される職業】

※年間売上1000万円以下の人が対象

俳優、映画監督、脚本家、カメラマン、ディレクター、構成作家、編集者、アニメーター、芸人、アーティスト、小説家、漫画家、翻訳家、校正者、ライター、デザイナー、イラストレーター、スタイリスト、ヘアメイク、Webデザイナー、ITエンジニア、ミュージシャン・音楽家、コンサート・ライブスタッフ、ハンドメイド作家、大家(居住用除く)、プロスポーツ選手、スポーツトレーナー、インストラクター、ダンサー、マッサージ師、ネイリスト、コンサルタント、一人親方、個人タクシー、ウーバーイーツなどの配達パートナー、配送業者(赤帽など)、シルバー人材センターで働く高齢者、伝統工芸などの職人、農家(農協、市場以外と取引がある人)、日雇い労働者、駐車場経営者、スナックなどの飲食店・商店の事業者、ヤクルトレディ、フリマサイトや手作り通販サイトの出品者、内職、クラウドワーカー、今は存在しない新しい仕事に関わる人など(ごく簡単な見分け方は、サラリーマンか否か、です)。

この文章を書いている私はフリーランスのライター歴8年ですが、売上が1000万円以上になった年はないので、インボイス制度の影響を受けることになりそうです。

ではこのインボイス制度とは一体なんなのでしょうか。とても簡単に説明すると、インボイス制度とは「民間同士で消費税を押し付け合う制度」です。特に「多様な働き方で小さな商売をする人」に大きな負担を強いるのが特徴です。

「え?消費税って?」「買い物の度に今も払っているよ!」と思いますよね。実は、消費税を国に払っているのは消費者ではなく、事業者やお店です。

ただその中でも、「多様な働き方で小さな商売をする人」、つまり上記に挙げたような年間売上1000万円以下の零細企業やフリーランス、個人事業主といった人々はこれまで消費税を支払う必要のない免税事業者でした

インボイス制度は、この免税事業者に対して課税業者になることを迫るもので、税務署に申告の上、平均して一事業者あたり年間15万4000円以上の納税が発生すると言われています。

これは10%の消費税のもとでの計算なので、今後消費税が20%になれば30万円以上を毎年、税務署に納税しなければなりません。

その中には、平均月収約4万円のシルバー人材センターで働く高齢者や、平均年収155万円の20代アニメーター、大手ECサイトの配達請負をする平均所得2〜300万の軽貨物運送者も含まれます。

インボイス制度は、支払い能力の低い人々に対する、あまりに厳しい、酷な増税ではないでしょうか。

さらにこの制度のもとで納税を拒否すると(あとで説明しますが、これは免税事業者でい続けることを意味します)個人事業主には仕事の発注がなくなる可能性が非常に高いです。

インボイス制度をのめば消費税の納税が発生する

そんな負担には耐えられないと税務署への届け出を拒否すれば、仕事がなくなる

このような、どちらに転んでも無傷ではいられない、苦役のような選択を迫るのがインボイス制度です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下、少しむずかしいですが、インボイス制度の仕組みの説明が続きます。一応、この下に、その長~~~~~い、長~~~~~~い説明を簡略に大半をカットして、最小限を書いておきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・て・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「消費税なんて払えない。インボイスが出せなくてもいいから免税業者のままでいたい」という方もいるでしょう。その場合、発注元の会社はその人にお願いした仕事の仕入税額控除ができなくなるので、会社側が消費税を多く払わなくてはならなくなります。そうなれば、取引から排除される可能性が出てきます。これこそが、冒頭で書いた「民間同士で消費税を押し付け合う」インボイス制度の核となる部分です。

発注元にとってみれば、これまで品質やオリジナリティ、人柄など、複合的な要素によって続いてきた個人事業主との関係性の中に、「インボイスが発行できるか/否か」という税制の線引きが加わります。

仕事を頼みたい、この人の作品が欲しいと思っても、相手が適格請求書を発行できない免税事業者だとわかれば、自分の会社が損をしなければいけなくなるので、取引を躊躇するのは当然です。

インボイス制度下において免税事業者を使う場合、発注元(親会社)の対応として考えられるのは、以下の3択です。

① 免税事業者を使わない

② 免税事業者を使う場合には消費税分を値引きさせる

③ 免税事業者に課税業者となるように迫る

いずれの場合も、免税事業者の売上を大きく損ないます。

そもそも年間売上1000万円以下の個人事業主は、これまで消費税を納める必要のない「免税事業者」でした。しかし2023年10月から導入されようとしているインボイス制度は、その免税事業者に対して課税業者になることを迫り、消費税の納税と膨大な事務作業を発生させます。

また、インボイス制度は消費税を引き上げるために欠かせない制度と言われており、導入されてしまえば、ヨーロッパなみの消費税20%に向けて大きく舵を切ることにもなります。

消費税は、赤字であっても、売上が少ない駆け出しの人も払わなくてはいけない過酷な税金です。

インボイス制度は、ビジネスの新規参入を阻み、市場を硬直化させ、多様な働き方を否定する税制です。

インボイス制度は、「老後2000万円貯めろ」と言いながら、退職金も休業・失業・産休手当もない、不安定な零細業者をねらいうちにする税制です。インボイス制度は、まだ日本にはない新しい仕事の立ち上げやチャレンジをくじく税制です。

税制によって滅ぶもの、失われるものの価値を今一度、考えてください。

現場で働くフリーランス・個人事業主として、断固としてインボイス制度に抗議します。

 インボイス制度を考えるフリーランスの会

(*引用終了)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

インボイス制度少しはわかって頂けたでしょうか。私もあまりの分かりづらさに今も何でこんなインボイス制度が導入されるのか、腹立たしい思いです。でも、れいわ新選組の山本太郎氏は、早くからこのインボイス制度の怖さを指摘して街頭で人々に訴えていました。(これは、日本のアニメとか音楽とか、世界に評価されている人たちの生活を脅かし、フリーランスの人たちを「労働者として雇用される人間」にしていこうとしている政策だ)と言っていました。

選挙の結果、れいわ新選組は、議席を増やしました。しかし、自/公政権は過半数を取り、インボイスはまさに今年10月から動き出そうとしています。止めなければ! 

「私はフリーランスでも、個人事業主でもないから関係ない?」 いえいえ、誰かが税金を払う必要がある増税が始るのです。その話は、最初の動画の藤井聡京大大学院教授が分かりやすく説明してくれています。動画をみる時間のない方は、東京新聞のココから読んでみるのもよいかもしれません。 下の山本太郎も、国民全体の危機として訴えています。

 

参考)  東京新聞の下の図も、ここまで読んできてくださった方には、すこし様子が理解できるのに役立ちそうです。

   それにしても、この長期政権は、国民の生活を豊かにするよりも、防衛費を増額してアメリカの言いなりに兵器の大人買いして「軍事強化」。愛国心や道徳教育に力をいれて、国に尽くす子ども達を育て、どこへ向かおうとしているのか。やることなすこと、説明もなく推し進めてきたやり方をしっかりみれば、行き着く先は戦争をして敗北した時の日本にそっくりのように、私にはみえます。

   民主主義国家の見本であったアメリカもすっかり若さあふれる民主主義国のイメージから凋落。日本の民主主義はといえば、森友・加計問題、公文書偽造に廃棄、人事を操り忖度する官僚ばかりが出世、ウソとはぐらかしの答弁で説明責任を回避、数で押し切る国会運営、「法治」国家の体をなさない悲しい現状。

   ここで、本気で国民がひとりひとり声をあげて、「国民の生活を大事に考え、本気でSDGsで世界を纏めて平和に貢献できる日本」へと舵を真剣に切り直していかないと、悲惨な未来がまっているだけです。Go to Travelだ、マイナンバーのクーポンだ、給付金だと目先のお金に踊っている場合ではないはず。なぜなら、踊らせようとして政府が使うお金は、みな国民の税金からでている、これから払わされることになるだけなのですから。

   まずは、インボイス制度への反対署名はココから、お願いします。

 

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まど・みちおさん(「ぞうさん」の詩人)

2023-09-22 19:46:39 | 日記

  偶然、図書館で 「まど・みちお 人生処方詩集」という本が目に止り読み始めた。

    ぞうさん

   ぞうさん ぞうさん おはなが ながいのね そうよ かあさんも ながいのよ

   ぞうさん ぞうさん だれが すきなの   あのね かあさんが すきなのよ

   この本に書いてあったのではないが、この誰もが知る「ぞうさん」の歌詞について、まどさんは、「『鼻が長い』と言われれば からかわれたと思うのが普通ですが、子ゾウは『お母さんだってそうよ』『お母さん大好き』と言える。素晴らしい」と言ったそうだ。


   この本を読んでいて、まどさんの詩に込めた思いが、しっかりと伝わってきて、「ぞうさん」のうたに込められた思いや、他の詩に込められた思いが心に沁みた。

   私が好きな詩人は、谷川俊太郎さんだが、きっと谷川さんは、まどさんから大きな影響を受けて詩を書いていたのだろうと思えた。


   この本によって知った、「いいけしき」という詩が素晴らしかった。

     いいけしき

    水が よこたわっている

    水平に

    

    木が 立っている

    垂直に

    

    山が 座っている

    じつに水平に

    じつに垂直に

 

    この平安をふるさとにしているのだ

    ぼくたち

    ありとあらゆる生き物が・・・

    

    そして、この本の終わりのところで、まどさんが素晴らしい絵描きだと言うことも、絵がカラーで載っていて知った。

    まどさんは、「どこにもな形を描きたくて」抽象画を描いたようで、それを何かの形に見られたくない~と思ったようだ。「詩を書くと眠くなるのに、絵を描いているときは不思議と眠くならんのです」と笑っていたそうだ。

    まど・みちお さんには、なぜか真ん中に「・」が入っているのも、この本で気づいた。それから、これはこの本に書いてあったのではないかも知れないが、 まどさんの「まど」は「窓」のイメージだったらしい。 

    きっと、まどさんは「『窓』だなんて思ってくれないで、みんながそれぞれに理解していいんだよ~」といいそうだけれど。

    まどさんが、人の鍵がかかったような心を、まどから空に世界に解き放ってくれたように思えた。

 

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暗くなってから見た月

2023-09-19 20:20:16 | 惑星・天体ニュース

  今日は、何だかお月様がお願いを聞いてくれたような嬉しいお知らせから始まり、仕事でちょっとドッキリのことが起こり、ハラハラしながらも、長野に住む息子からシャインマスカットのプレゼントが届き。そして、月を見に行くのが少し遅れてしまいましたが、暗くなった空に、こんなに美しい月が待ってくれていました。

        

    そして、お月様にいろいろなことをお願いして・・・・家に帰ると、仕事の方も無事に解決がつき、ほっとできました。

    お月様、これからも、見守って下さい。今日も無事に1日を過ごすことができたことに感謝して。明日もいい1日になりますように。

 

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今日はこんな南国風で見た月

2023-09-18 19:58:04 | 惑星・天体ニュース

    南国に行った訳ではありませんが、三日月を撮る頃、時々この場所で写真を撮ります。

    

     この上の木の枝の曲り具合が南国風なのでしょうか? ちょっと月が友達に囲まれてうれしそう。

     でも、実は今日は、空に雲がひとつもなく、この場所に着いたときからこんな雰囲気でした。

 

  当に、快晴。月がひとりで夕空を独占していました。昨日とほぼ同じ時間に行ったのですが、もうこんな風にクッキリと見えていましたよ。

       

     まだまだ、こうやってズームすると、細い月でした。でも、レンズを通さないで見上げた空にいるこの月の存在感。明日は、さらに高い場所に姿を現して、ゆっくりと私たちを楽しませてくれるお月様ですよ。

     今日も無事に1日を過ごせたことに感謝して。

     明日もいい1日になりますように。

 

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コロナ新変異種エリス拡大中

2023-09-17 21:55:20 | 日記

    コロナの新変異種エリスがじわじわ感染を広げているそうです。秋のワクチン接種が始ったようですが、このエリスに効果があるかは不明だそう。そして、前回コロナは、今どうなっていると思いますか?で、書いたように、政府はたよりなく厚生労働省のサイトははっきり動向をみせようとしないので、分かりやすいNHKのサイトで、私は確かめました。

   

    この前、心配したように、どんどん数値が上がっているのに、今は全感染者数を報告しないでよいことにしてしまったので、実態はわかりません。上昇してきて学級閉鎖が出てるとニュースで言っていましたが、感染予防を国民に喚起して、しっかり数値を再び取った方がよいと私は思いますが・・・。

    でも、海外からの観光客が、かなり入国して溢れているとのこと。

  令和5年4月29日午前0時以降、全ての入国者について(NEW)

(1)全ての入国者に対して、「出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書」及び「ワクチンの接種証明書(3回)」のいずれも提出を求めません。

(2)中国(香港・マカオを除く)からの直行旅客便での入国者に対して臨時的な措置として現在実施している「サンプル検査」等を、他の国・地域からの入国者と同様の有症状者への入国時検査に変更します。

と、外務省のココにあり、みんな自由に入国してきている。

  またその逆に、日本人が外国に行くのも、以前は「帰ってこれるかわからない海外旅行」も、帰国時に渡航国で陰性証明書を取得する必要もなく、陽性でも陰性でも関係なく帰国できるようです。ココから

  つまり、5類になったということは、インフルエンザと同じ。他国もみなそうだから、皆でやればもう怖くない状態???

  う~~~~ん。何だか、私はまだついて行けないです。せめて、データだけは、しっかり取ってほしい。

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美しい極細月が浮かび上がった夕景

2023-09-17 20:13:50 | 惑星・天体ニュース

    気が落ち込むようなことが多い日々ですが、そんな時も静かに私たちを見守って動いているもの・・・私にとっては月です。

  今日も、夕方「そうだ、月が見えているかもしれない」と思い出すと、途端に身体に元気がみなぎり、西空の見える場所へ自転車でひと走り。ところが、行っ多時間が少し早すぎたようです。

   <17:57>

     空に雲はまったくないのに、月がどこにいるのか分かりません。この辺かな?と思える所を、細い月なので、あれこれ露出を工夫しながら、写真には写るかと数枚写真を撮ってみましたが、月は現われてきません。

     こんなに雲がないのに、どうしてダメなのかな~。スマホのアプリを出して、月の位置を確かめます。この方角であっているのに。西の太陽が沈んで明るいところの左上に、みえないかもしれない火星のそばに細い、細い月が見えるはずです・・・・。

     散歩風のおじさんが、「今日の夕空は今ひとつですねぇ」と声をかけてきました。

    「そうですねぇ~。これだけ雲がなくて晴れているので、月が見えてもいいのですけれどぉ」と応えつつ、私は月探しを続けます。

    「あっ、見えてきましたよ、月がっ!!!」「えっ、そうですかぁ~」

    <18:00>

     標識のちょっと上に月が見えてきました。おじさんは、「みえないよ」というので、「標識の上を、この位置からみるとみえますよ」と、伝えると・・・「あぁ、ほんとうだ、目がいいねぇ。確かに細いこんな風な月が、みえるね」とおじさんが、月の弧を指で描いてみせてくれました。「そうそう、細くてきれいな月でしょう」と私。

     月が薄く浮かび上がりだした上の写真で、微かに見えはじめた月の白い弧、見つけられましたか?

     月は、辺りが暗くなるごとに、くっきりと姿を現してきました。

     

    「これから、この月は昇っていくんだぁ~」とおじさんが言うので、「いえいえ、朝から太陽を追っかけていたけれど、太陽の明るさに負けて見えなかった月が、今太陽が沈んで、やっと『出番だぁ~』と姿を浮かび上がらせたところなんですよ。でも、すぐに、太陽を追いかけて、沈んでいっちゃうのです」と伝えると。「へぇ、そうなんだ」としばらく眺め、「蚊に刺されない?大丈夫」といいつつ、おじさんはいなくなりました。

    <18:07>

      太陽が最後の力を振り絞って光を放った中で、月がさらに力強く姿をみせてくれました。

      一昨日9月15日に新しい巡りが始って3日目の三日月でした。明日は、太陽からの距離が離れ、今日よりさらに高いところで、今日より太くなった月に夕方出会えるかもしれません。

      今日も無事に1日を終えられた事に感謝して。明日もいい1日になりますように。

     

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未明の細い月と金星

2023-09-13 20:28:25 | 惑星・天体ニュース

    朝、まだ夜明け前に起こされ、月が見えるかと外に出てみると・・・

   <2023年9月13日4:49>

   昨朝は、月と金星が近かったのに見損なってしまいましたが、月と金星が横に並んでいたようです。今日は、月が昇るのが随分遅れていましたが、それでも、一緒に写真に収まる位には近かったです。

     

     細い、細い月です。撮り方を少し変えると、目には見えなかった月の影の部分が現われました。よ~く見ると、ウサギさんもいるように思えませんか?

  今日は、いろいろな人に出会いましたが、自動車の点検のために行った店では久しぶりに会った営業マンと、場所には似つかわしくない人生話になって、彼の父親が獣医を開業し、四六時中 父親がいっしょにそばにいたこと。

  その父に動物病院の跡継ぎを期待され、銚子の豚にワクチンを打ちに連れていかれ、父がワクチンを打つと、自分が証明の金属をパチンと耳に打ち込む役をやらされたが、怖くて嫌がったら張り飛ばされた・・など、気弱な自分が獣医の手伝いをしたこと。動物の手術の手伝いもさせられて、血や内蔵をみるのも怖く、医者には向いてなかった。

  家の前に朝出ると動物の死骸などが置かれていたり、友人に獣医の子だろと怪我をした動物押しつけられるのに難儀したこと。動物の死骸を地面を掘って埋めるのは随分させられたこと。

  獣医は嫌で進学先をどう選ぶか考え抜き、父の進学先の強要から逃れたことなど、思いがけない苦労話を次から次へ、聞くことになった。

  そして、結論。

  1,子どもは、自分の家が特殊であると認識するのがまず難しい。

  2.自分の家庭が他の家庭と余りに違うという認識ができても、養われている子どもに、そこから逃れられる力は最初はない。

  3.自分で、社会へ視野を広げて、親の呪縛から逃れる大変さ。

     をつくづくと感じた。

   私はというと、父親が海外への貨物船の機関長で、家を不在した期間が長かったので、父親の束縛がまったくない家庭で育った。彼とは真逆の環境だったなと思った。でも、それが私には、逆に常に物足りなくて、刺激をいつも求めていた子ども時代だったと思えた。

     少し軽い感じでおちゃらけて見える彼が、苦労して自分の人生を手に入れたことを知って、話を聞いて人は話をしっかり聞いてみないと、本当のところはわからないものだと思った。

    今日も、無事に1日を過ごせたことに感謝して。

     明日もいい1日になりますように。

    

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月が金星に1歩近づいて~

2023-09-11 10:53:06 | 惑星・天体ニュース

  今朝は、自分で久しぶりに月に呼ばれたように目が覚めました。

  外に出てみると・・・

  <2023年9月11日4:20>

    月が、雲に隠れながらも姿を見せてくれていて、その下に明るい金星がいました。雲が張り出してくる前にと月のアップを撮ろうと思うのに、なかなか月の光が弱くていい写真が撮れず、かなり苦心しました。

            <9月11日4:26>

     そして、その後また少し横になって目を覚ますと、すでに日の出直前の空がバラ色に染まっているようでした。月はどうなったでしょう。     *今朝の日の出は5:20でした。

      

      分かりますか?月の白い弧が、バラ色の雲の中で、笑顔の口元のように微笑んでいました。ちょうど、真ん中あたりです。

        

     金星といた未明のお月様の表情とはまた違う美しさ。このような暁色(ぎょうしょく)の空の中のお月様を見たこと、あまり覚えがありません。しかも、雲の中にいてこの際だった姿。月って、やはりすごいなぁ~と思いました。

        そして、・・・

        

    

     太陽が刻々と昇ってきて、さすがに月は見えなくなりました。

     と、思っていたら・・・・

     

      青空が広がってきた8時近くになって、天頂近くにこんな白い姿で再登場してくれました。

      いやはや、こんな変化で楽しませてくれるお月様ですから、ついつい可能な限り追っかけてしまいたくなるのです。

 

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未明に見た今朝の月

2023-09-10 13:32:53 | 惑星・天体ニュース

    いま、今朝見た月の写真を纏めて、アップする段になって、「あれっ、最後に9月6日の夜に見てから、今日が9月10日の月!?」と何かびっくり。どうしてかと言って、そんなに月を見ないでいた気がしない! (台風で大雨注意報がでて、さすがに1回は確かに見過ごしたけど)という気持ちがして、狐につままれたような、浦島太郎のような気分がしました。

    でも、どう考えても、私が月をそんなに見過ごしたとは思えませんでした。そこで、少し整理して考えてみました。

    例の「月の見え方の変化 イメージ図」という図を使いながら見ていくことにしました。お付き合いくださいませ。

    

      9月7日朝7時21分にちょうど半月になった下弦の月。私は、その日は未明には起きられずに9月6日の夜遅くにその月が昇ってきたところを捉えました。それが、下の写真です。

      

    ちょうど、日付がかわる直前に雲の影から一瞬姿を現してくれた時刻は、9月6日23時50分。この月が9月7日の沈んで、次に出る時間は下の暦の時間で見てみると・・・

   

    台風が関東に近づいていて、7日の夜は勿論、8日は朝から大雨注意報が出て、月を沈む前にみることはできませんでした。そして、9月8日の月の出は23時25分、沈むのは、9月9日の14:53でしたが、昨日もずっと雲が残っていて見られませんでした。そして、9月9日(土)の月の出は <月の出 --:-->。 月が出ない日になっていたのです。

  下弦の月を過ぎて、月がその日の内には昇ってこないという日は、こんな表示になるのです「月の見え方の変化」という図をみると、下弦の月以降にちょうど入ったところでは、こんなことになるのです。

  9月9日14時53分に沈む前に昼間見られればよかったのですが、あいにく天気は曇り。月は見られませんでした。

  9月7~8日のお月見、9月8~9日のお月見と2回のチャンスを私は確かに逃してしまったのですが、9月10日0:20に昇ってきた月は見れたので、一瞬、3日いや4日分お月見を見損なってしまったのかな?と思わずビックリしましたが、見損なったのは2日分のお月様だったのです。

  そんなのどうでもいいと言えばいいのですが・・・確かに(苦笑)

  それでは、前置きがながくなりましたが、2回見逃した後みた、今日の未明のお月様の登場で~~~~す。

   

   待った甲斐があるきれいなお月様でしたよ。しかも、このお月様は、冬の星座の「ふたご座」の中に今朝はいて、月の左にふたご座のカストルとボルックスが輝き、さらには、月の下の方に明るい金星も輝いていました。

    

   残念ながら、ふたご座や他の星はオリジナルの写真には写って見えたのですが、このブログでは見えないようです。ただ、地平近くの金星は、肉眼でも簡単に見つかりましたし、写真でも明るく見えていますね。これは、東の空ですが、目を南の方に向けると、冬の星座と木星がにぎやかでしたよ。

   今日は、天気でまた暑くなってきました。これからの月は図で分かるように、とんでもない夜更かしさんか、未明に起きる早起きさんしか見られないお月さまとなります。まだ暗い内に目が覚めたら、月がどんどん金星に近づいていくので、金星を探してみて下さいね。12日の未明が月と金星の最接近ですよ。

    

注)この記事は、よく見直さず、1回間違えて書いた部分がありましたので、今、修正して書き直しました。最初に間違えてアップした時にご覧になった方には、申し訳ありませんでした。以後、忙しくても、ちゃんと精査しアップするように致しますので、お許しくださいませ。

 

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渡辺かづき先生とのレッスン218

2023-09-07 12:38:49 | ピアノ

   今日は、前回のレッスンから2週間しか経っていませんが、先生アレンジで前回頂いた”My Favorite Things"や、復習で自分で弾き始めた"Somewhere In The Night"を練習で弾き始めたら疑問がいっぱい出てきたので、間違った譜読みで練習し続けるとへんな癖がついてしまうので、早めにレッスンして頂くことにしました。

   1曲目は、”藤井英一のJazz Standard special 2"の中から前回とは違って新しく”You Go To My Head"を選び練習しました。

   最初「頭にくる」ってどういう事かと思いましたが、<「忘れられぬ君」は、ジョン・フレデリック・クーツ が作曲し、ヘイヴン・ガレスピー が作詞した、1938年のポピュラー音楽の歌>とネットに出ていたので、そうか「頭にくる」のではなく、「頭から離れない→忘れられない」という恋慕の歌と分かりました。確かに、頭にきている感じではなく、優しく品のいい曲です。ただし、うまく弾けばのことですが、E♭の実に黒鍵が入り乱れている譜に苦労して弾いている段階では、優しさからも品のよさからも、私の演奏は遠いですが・・・(苦笑)。

   今回は和音の横に波線のついているアルペジオを、これまでは大変だからと最後の高い音を飛ばして弾いたり、ごまかしていたのを真面目に練習していました。でも、成果を見せるつもりで弾いたのですが、結局1回目は、アルペジオどころか、和音すら抑え間違えたりで、やや拍子抜けの迷走ぶりを見せてしまいました。 そこで、2回目のトライへ。

   どうにか、ようやく調子が出て、タイなど、後の音は押さえているだけなのに弾いたりなど不注意な部分を気をつけて弾いてくることになり、譜読みもまずまず大きな問題はない確認もできました。

   今回は、全8枚の長い曲の内の3枚分を弾いたので、次回はまた3枚頑張ることに。先生が、先のページをめくりながら、「それにしても(藤井先生)よくまあ、細かい音を書き込んでいるなぁ~」とひと言。 ということは、前途多難ん~~~~のようです。

   そして、2曲目。1曲目に合わせて、先生オリジナルのE♭の曲の中から、以前すでに教えて頂いた "Somewhere In The Night"を弾き直してみました。まず、出だしの基本メロディーに間違いがないかの確認と、途中で変調してCキーになったり戻ったりするので、音間違いの確認もして頂きました。アドリブも含め、E♭の曲は黒鍵が多用されるので慣れないとどうしても指が迷って音が遅れ、途中で止ったりのひどい演奏になりましたが、次回はスムーズになるように頑張ることに。

  「Cmから入るけど、基本はE♭で弾いているので~(簡単なはずなんだけど)」と先生。素人さんの弾く大変さを先生は理解できないようでしたが・・・次はもう少しE♭のスケールを弾き慣れるようにしてみることに。

   最後は、前回頂いたサウンド・オブ・ミュージックの”My Favorite Things"。先生がコード譜から普通の譜に左手もフルに書いてくださった新譜です。 アドリブ前のところまで練習したのをご披露。

   そもそも3拍子のオリジナルのを、4拍子に編曲! それに、イントロや、アドリブも独自の味付け。弾き始めは、だれも”My Favorite Things"を弾いているとは想像できないアレンジになっています(笑)。

   先生が自嘲気味に「へそ曲がりのアレンジ?」という、3拍子を4拍子にした滅茶苦茶おもしろいけれど、難しいアレンジ。先生の模範演奏では、それが魅力となって、曲が揺れ動き、聞いていると気分が楽しくなるアレンジなんです。

   ところが、弾くとなると、左の入れ方が、最初は単純な和音で安心していると、Bからは「ターッターッター」というように、メロディーラインの(3・3・2、3・3・2)を4拍にとる基本リズムを、左でも、右に重ねて弾くように変化(ちょいムズです)。

   それが、Cでは、左でベース音のように(2・2・2・2、2・2・2・2)と言った感じにボンボンボンボンと弾きながら、右はBのリズムを弾くという弾き方に変化(ウ~難しい)。間違えそうになり緊張感いっぱいのこの箇所を、汗を掻きつつ乗り越える! 

   すると、ひと安心。後半は、左が単純な基音だけの4拍子になって、右はBのリズムをそのまま維持すればいいだけに。

  という具合。途中のBCでは、素人の私はジェットコースターを運転している気分になるアレンジです。

  先生が、「考えたら、ちょっと難しかったですか?」と心配して下さっていたようですが、「難しいけれど、ゲーム感覚でおもしろかったです」と言って弾いてみました。

  この新しい左の音の入れ方に、まだ慣れてないので、途中で止ったり苦戦しましたが、先生の予想よりは形になっていたようで、激励を戴き、次回もう少し弾き慣れてるよう練習することに。頑張れば、アドリブも行けるかな???

  ドキドキするようなジェットコースター気分の演奏もある楽しいレッスンになりました。

  やっぱり音楽は楽しいです。

コメント
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