いま、今朝見た月の写真を纏めて、アップする段になって、「あれっ、最後に9月6日の夜に見てから、今日が9月10日の月!?」と何かびっくり。どうしてかと言って、そんなに月を見ないでいた気がしない! (台風で大雨注意報がでて、さすがに1回は確かに見過ごしたけど)という気持ちがして、狐につままれたような、浦島太郎のような気分がしました。
でも、どう考えても、私が月をそんなに見過ごしたとは思えませんでした。そこで、少し整理して考えてみました。
例の「月の見え方の変化 イメージ図」という図を使いながら見ていくことにしました。お付き合いくださいませ。
9月7日朝7時21分にちょうど半月になった下弦の月。私は、その日は未明には起きられずに9月6日の夜遅くにその月が昇ってきたところを捉えました。それが、下の写真です。
ちょうど、日付がかわる直前に雲の影から一瞬姿を現してくれた時刻は、9月6日23時50分。この月が9月7日の沈んで、次に出る時間は下の暦の時間で見てみると・・・
台風が関東に近づいていて、7日の夜は勿論、8日は朝から大雨注意報が出て、月を沈む前にみることはできませんでした。そして、9月8日の月の出は23時25分、沈むのは、9月9日の14:53でしたが、昨日もずっと雲が残っていて見られませんでした。そして、9月9日(土)の月の出は <月の出 --:-->。 月が出ない日になっていたのです。
下弦の月を過ぎて、月がその日の内には昇ってこないという日は、こんな表示になるのです「月の見え方の変化」という図をみると、下弦の月以降にちょうど入ったところでは、こんなことになるのです。
9月9日14時53分に沈む前に昼間見られればよかったのですが、あいにく天気は曇り。月は見られませんでした。
9月7~8日のお月見、9月8~9日のお月見と2回のチャンスを私は確かに逃してしまったのですが、9月10日0:20に昇ってきた月は見れたので、一瞬、3日いや4日分お月見を見損なってしまったのかな?と思わずビックリしましたが、見損なったのは2日分のお月様だったのです。
そんなのどうでもいいと言えばいいのですが・・・確かに(苦笑)
それでは、前置きがながくなりましたが、2回見逃した後みた、今日の未明のお月様の登場で~~~~す。
待った甲斐があるきれいなお月様でしたよ。しかも、このお月様は、冬の星座の「ふたご座」の中に今朝はいて、月の左にふたご座のカストルとボルックスが輝き、さらには、月の下の方に明るい金星も輝いていました。
残念ながら、ふたご座や他の星はオリジナルの写真には写って見えたのですが、このブログでは見えないようです。ただ、地平近くの金星は、肉眼でも簡単に見つかりましたし、写真でも明るく見えていますね。これは、東の空ですが、目を南の方に向けると、冬の星座と木星がにぎやかでしたよ。
今日は、天気でまた暑くなってきました。これからの月は図で分かるように、とんでもない夜更かしさんか、未明に起きる早起きさんしか見られないお月さまとなります。まだ暗い内に目が覚めたら、月がどんどん金星に近づいていくので、金星を探してみて下さいね。12日の未明が月と金星の最接近ですよ。
注)この記事は、よく見直さず、1回間違えて書いた部分がありましたので、今、修正して書き直しました。最初に間違えてアップした時にご覧になった方には、申し訳ありませんでした。以後、忙しくても、ちゃんと精査しアップするように致しますので、お許しくださいませ。