売買質の立看板の手前に手押しポンプその4 2021年1月15日撮影
南区猿候橋町の電車通りに残されている手押しポンプ(駅前その4,5,6)を取り上げました。
※広島駅前付近広電電車通りには7基の手押しポンプが残っていました。
ここでは3基取り上げました。
*これらの手押しポンプは、戦後になって設置され、
(現在とは違い舗装などされていなかった時代の)道路の砂埃が舞い上がることを防ぐために水撒き用にも使用されていたと聞きます。
Bブロック市街地再開発事業側にあった(今は撤去された)手押しポンプその6です。
2007年1月21日撮影
広島駅前には戦前からいくつかの商店街があり、それらはまとめて「荒神市場」と呼んでいたそうです。
1945(昭和20)年8月6日原爆で市場は廃墟となりました。
1946年正月には自然発生的に店が並んでいたそうです。
こうした戦後の闇市から広島市民の台所として生鮮食品を中心に発展し、昭和30年代には市場ができ、それが現在は開発ビルなどになった広島駅前市場の原型となっていました。
その市場を砂埃から(衛生上からも)防ぐためにもこれらの手押しポンプが設置されたようです。
(裕編集の)駅前電車通手押しポンプ4)5)6)
2月9日(安芸区のわが家付近)天候:くもり