中区大手町のNHK広島放送センタービルで催された“どこかで?ゲンビ”でみた岡本太郎作品「坐ることを拒否する椅子」です。
※2021年3月“NHK de ミヂカにアート”と銘打って催されました。
広島市現代美術館は、2020年12月28日から約2年間休館し、改修工事を行っています。
その間、現代美術館のコレクションを広島市内・県内のいろいろな場所で紹介して、みなさんとゲンビがであう、そんな機会をつくりますということだったのです。
ところが、コロナ禍で次から次へとこのような催しが出来なくなったことは残念なことでした。
この催しには、他作家の作品も展示されていましたが、岡本太郎作品しか撮影できないということでした。
『撮影禁止でいまどきの現代美術館は何を守ろうとしているのか展示全作品を撮影可にしていただくようにといち市民が云っていた。』と館長に伝えてくれと、立ち会っておられた美術館係員の方に(わたしは)強く申し込みました。
この作品の解説は、
『・・・・それぞれに顔を持ったこれらの椅子は、座ろうとする人がいればその人をじっと見上げ、ただの椅子であることに反旗をひるがえします。
椅子自身が人と対等の(あるいは人を凌駕する)存在であることを主張するかのよう。
民族学を学んだ岡本ならではの作品と言えるでしょう。』
(裕編集の)岡本太郎作:坐ることを拒否する椅子
※2021年3月“NHK de ミヂカにアート”と銘打って催されました。
広島市現代美術館は、2020年12月28日から約2年間休館し、改修工事を行っています。
その間、現代美術館のコレクションを広島市内・県内のいろいろな場所で紹介して、みなさんとゲンビがであう、そんな機会をつくりますということだったのです。
ところが、コロナ禍で次から次へとこのような催しが出来なくなったことは残念なことでした。
この催しには、他作家の作品も展示されていましたが、岡本太郎作品しか撮影できないということでした。
『撮影禁止でいまどきの現代美術館は何を守ろうとしているのか展示全作品を撮影可にしていただくようにといち市民が云っていた。』と館長に伝えてくれと、立ち会っておられた美術館係員の方に(わたしは)強く申し込みました。
この作品の解説は、
『・・・・それぞれに顔を持ったこれらの椅子は、座ろうとする人がいればその人をじっと見上げ、ただの椅子であることに反旗をひるがえします。
椅子自身が人と対等の(あるいは人を凌駕する)存在であることを主張するかのよう。
民族学を学んだ岡本ならではの作品と言えるでしょう。』
(裕編集の)岡本太郎作:坐ることを拒否する椅子
4月29日(安芸区のわが家付近)天候:あめ
岡本太郎さんは川崎市で出生したので、そのご縁で太郎さんの作品が市に大量寄贈され美術館もあります。
坐ることを拒否する椅子も、以前は実際に座ることができたのですが経年劣化で展示のみになってきています。
保存のためを思うと仕方がないのですが、作者の意図は座ることの体感だと思うと、どうにか再現できないものだろうか、と思ってしまう作品です。
万博でみた太陽の塔それからTVでよくみた”芸術は爆発だ”で知った岡本太郎さんでした。
云われるように、拒否されても座ってみればとの作品で、お高くとまった芸術作品ではなく日常品として同じ椅子を造ってたらと天国から云われているのかもしれませんね。
コメントをいただきイサムノグチさんの“オクテトラ”を思い出しました。少し違っていますか。
http://masuda901.web.fc2.com/page5etx10.html