日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。
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唐松岳~不帰ノ嶮~白馬鑓温泉 9月19日(木)~21日(土) (2)
2013年の山
/
2013-09-25 01:08:24
いよいよ不帰ノ嶮へ進みます。
唐松岳からは3峰~2峰南峰~2峰北峰~1峰の順に進みます。
どんなコースだろう?
初めてのコースなのでやはり不安がありました。
でも普通の登山道。
3峰はどこだかわからず、小さなピークは黒部側を巻いています。
大したアップダウンもなく、2峰が見えてきました。
2峰の南峰に到着。
2峰北峰への道。
まだまだ普通の登山道。
北峰。
アップで。あそこから下るのですね~。
2峰北峰に到着~。バックは唐松岳と南峰。
○印と鎖に導かれ、左側の凹んだところから下りて行きます。
下まで降りて登山道へ。
八方池が見えました~。山の重なりがとってもきれい。
鉄の橋を渡って・・・。
斜め下に。
反対側に折れてトラバースしたら長い鎖。
まっすぐ下りて終了~。
鎖が岩に同化してちょっと分かりにくいけれど、核心部。
左の岩の割れ目から下ります。
2峰北峰全景。
鎖も岩もしっかりしているので、三点指示をしっかり守り下れば大丈夫です。
思ったよりあっけなく過ぎました。
ただ、雨などで岩が濡れている時は滑りやすく危険度はずっと増すだろうと思います。
あとは普通の登山道です。
少しの登りで1峰に到着。
1峰にて。歩いてきた2峰をバックに。
1峰を下ればキレットと言われる最低のコル。
ここから『天狗の大下り』、こちら側からの場合は大登りになる標高差300メートルの登り。
遠くから見ていた時は、うんざりするような登りだな~と思っていたのだけれど、ジグザグと登って行くのでそれほど大変には感じませんでした。
それより砂礫のざらついた道で、下りだと滑りやすくて嫌なんじゃないかな~と思った。
私はこういう道が嫌いです。
登りにして正解でした。
途中鎖2本あり。
ここは登りの場合、左手の岩をつかみながら登った方が登りやすいんじゃないかと思いました。
天狗の大登りを登り切り、振り返る。
ここからの天狗の頭までの歩きがけっこう長かった・・・。
お腹がすいたので途中でお昼にします。
一度岩にぶつけたヘルメット。ようやくお役御免になりました。
おかげで怪我なく済みました。
ところどころ紅葉のきれいな葉っぱ。
天狗の頭を越えるとまもなく天狗山荘に着きました。
ここから先に進む人もいっぱいいるけれど、次の宿泊地まで3~4時間あります。
とてもそんな体力はなし。
ここで泊まり明日は鑓温泉から猿倉へ下ります。
天狗山荘はちょうど20年前、家族で白馬岳に登った時に泊まったことがあり、
今回20年ぶりに訪れとても懐かしい。
山荘の内部はきれいにリフォームされていて明るかったです。
この日は一番奥の8人部屋に二人でした。
天狗山荘の夕食。お鍋が出ました~。
お鍋の中身。エビも鶏肉も入っていました。
唐松山荘では星を撮らなかったので今日は撮ってみます。
荷物を軽くするため、三脚は持ってこなかったので外のテーブルに固定して撮りました。
月が出て明るくて満天の星という訳にはいかず。
北斗七星。
夏の大三角。
日の出。
今日は間に合いました。今日もいい天気です。
昨夜は夕食時15~6人の登山者がいましたが、
ほとんどが早立ちをして小屋で朝食を食べたのはたった4人でした~。
何とか今日中に帰れればいいので、食事後支度をして出発です。
朝食を食べたうちの一人の男の人は、昨日唐松からキレット越えをして泊まり、今日はまた不帰を戻り八方尾根を下るという。
あの天狗の大下りがザレてイヤだけど、引き返すのもいいかも~と思った。
20年前に鑓温泉を下った時、距離が長いしザレたトラバースがあるしでこのコースの印象よくないのです。
私も~とちょっと迷ったけれど、20年ぶりに歩くのもいいかも~温泉に入れればそれもいいし~、ということで当初の予定通り鑓温泉に下ることにします。
今日も八ヶ岳、富士山、南アルプス揃い踏み~。
少し薄い雲があるけれど今日もいい天気。
ちょうど真ん中あたりの、白馬鑓ヶ岳の手前分岐から、下ります。
麓の沢や川が光って見えました。
剱岳ともお別れです。
ジグザグと鑓温泉に向い急斜面を下ります。
鑓温泉まで鎖場が5~6箇所ありました。
ここは時々滑落事故が起きているらしいです。
沢からの水か滲出しているところもあり、濡れているとこの岩の上の歩行時すごく滑りやすいです。
私も少し滑ってしまいました。
20年前は確かこんなに鎖場はなかったはず。
一箇所沢沿いに鎖場があったのは覚えているのだけれど・・・。
20年もたてば地形もコースも変わってくるかもしれない。
滑りやすそうな岩の道。
白馬
鑓温泉が見えてきました~。
鑓温泉までコースタイムを30分も短縮して下って来られました。
うぅ~ん。どうするか・・・。
温泉に入らずすぐ出発すれば、一台早いバスに間に合うかもしれない。
でも間に合わなかったら・・・。
大急ぎで時間を気にしながら歩くのもいやだし、温泉に入ってゆっくり下ろう~。
今日も暑くて汗びっしょりだし。
女性専用風呂。20年前よりしっかりした造りになっていました。
貸切でした~。
あまり浸かり過ぎると疲れが出て歩けなくなってしまうので、ほんの数分浸かりました。
ちなみに入浴料300円。
しかし鑓温泉から猿倉までまだ4時間かかるのです。
結局、せっかくさっぱりしたのにまた汗びっしょりになってしまいました~。
鑓温泉から下にはまだ雪渓が残っています。
もうズタズタで崩壊しかかっていますが、そのせいか一面ミヤマキンポウゲのお花畑に出会いました。
まだまだきれいでした。これにはびっくり~。
少し雪渓歩きがありますが、アイゼンなくても大丈夫でした。
ザレて滑りやすく、こういうところがいやらしい。
ザレた斜面のトラバース。
こういう場所は毎年少しずつ崩れているのではないだろうか。
しかし、この日は連休初日ということもあり、次々次々登山者が登ってきます。
山荘も恐ろしいことになるでしょう。
最後に鑓温泉が見える場所。
左側の雪渓の横に鑓温泉が見えます。
小日向のコルを過ぎた辺りの広場で食べていたら、チョコの匂いのするゴミ袋に蝶がきて留まりしばらく匂いをかいでいました。
ヒョウモンチョウの仲間?
ここからは白馬岳が見えました。
後は樹林帯を下ります。
大体コースタイム通りに下ることができましたが、やっぱりこのコースは長いし好きじゃない。
次に白馬界隈を歩くときは別の登山口にしよう。
不帰の嶮を歩いて、唐松岳と天狗山荘を繋げることができました。
核心部も短く、思っていたほど怖くはなかったです。
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