遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

試験操業までもう少し

2013-09-29 | 海辺の風景など



  いつも行く、漁港です。

  津波で壊滅的な打撃を受けましたが、復旧工事が進んできました。





  遠くに見えるのは、「乱れ髪」の歌詞に出てくる「塩屋崎灯台」。

  津波で防波堤が崩壊しています。

  以前は釣り人は見かけませんでしたが、近頃見かけるようになりました。

  試験操業が近々始まります。

  常磐沖の魚が戻ってきてほしいです。





  製氷工場では大きな氷柱が並んでいました。

ハマヒルガオ(浜昼顔)が見頃です

2013-05-25 | 海辺の風景など


  早朝のウオーキングで海岸まで足を延ばしました。

  目的はハマヒルガオです。

  ちょうど見頃となっていました。

  ハマヒルガオの淡い色彩を表現するには薄曇りが最適なのですが、

  今日は快晴。

  仕方が無く、自分の影を使って撮影してみました。






  大津波で群生地がだいぶ少なくなりましたが、ここは小規模ながら

  群生が再生してきました。







  昼過ぎにはしぼんでしまう1日花です。

  貴重な群生地を大切にしていきたいものです。


漁港の復旧

2013-05-18 | 海辺の風景など
  常磐沖は潮目の海として豊穣そのものでした。

  常磐ものは築地でもブランドでした。

  原発事故以来操業は完全自粛。

  調査・試験操業の結果、放射性物質が検出しやすい魚種と、

  全く、あるいはほとんど検出されない魚種がわかってきたようです。

  秋からは試験操業が始まるようです。

  ここは以前から訪れている小さな漁港。

  こちらは旧港で、遠くに見えるのは塩屋崎灯台





  防波堤も津波で倒壊しました。





  岸壁の復旧が始まっています。





  早く以前のような活気のある漁港が戻ってきてほしい・・・。

  そのためにもモニタリングをしっかり行い、消費者に安全・安心を認めてもらうことが

  最重点課題です。

  風評に惑わされず、正確な情報に基づく判断をしていただくためにも、

  丁寧な情報発信が求められています。


  

巨大津波から2年

2013-05-06 | 海辺の風景など


  2011.3.11の巨大津波から2年がたちました。

  当地方の海岸線も震災前から比較して60cm程度沈下したようです。

  護岸のためのテトラポットが大量につくられています。






  ハマユウガオの群生地も復活してきました。

  もうすぐ可憐な花が見られます。





  テトラポットの陰に見つけた、ハマエンドウの群落。





  アップで1枚。

  和みますね~~~~。




横穴墓群

2012-01-17 | 海辺の風景など



  以前ご紹介した、いわき市薄磯地区にある「餓鬼堂横穴墓群」です。




   
   一昨年の12月に撮影した画像です。






   昨年の震災後5月に撮影した画像です。

   12月の画像の右半分は擁壁で覆われています。

   この画像で見えるのは、前の画像で写っていた左端の墓群です。

   麓にあった民家は津波で破壊され、基礎だけが残っています。





   これが現在(2012.01.07)の画像です。

   前の画像の左の崖から新たな墓群が発掘されました。

   いずれの墓群も今回の津波の被害を免れています。

   今回の津波の規模を予測したような位置に墓群があります。

   先人は今回程度の津波を経験していたのでしょうか?
 







アクアマリン再開 4

2011-07-31 | 海辺の風景など


   昼時となり、昼食の場所選び・・・。

   行って見たいところが2、3あったのですが、館内のこのメニューを見て

   ここに決定。

   お勧め四品を頂くことにしました。






   まずは「地中海ピラフ」、ムール貝は冷凍物ですので味は除外、

   サフランライスは思った以上、もう少しバターが入れば・・・。






   シーフードカレーはお子様からお年寄りまでのオールマイティー。







   鯨の串揚げ、これが今回のヒット。

   
   懐かしい味わいでした。




  


   カジキのステーキ。

   もう少し脂がのっていると・・・・。


   今回は単品でのオーダーでしたが、昼食ではセットメニューがお得かも。










  




アクアマリン再開 3

2011-07-30 | 海辺の風景など




   好き嫌いが分かれるとろですが、私の大好物。


   ホヤ水で洗って刺身が最高!!!」






   アイナメ、刺身でも、煮ても焼いても美味しい魚です。








   オオカミ魚







   アップで見ると、さすがの面構え。








   高級魚の「マツカワガレイ」。

   福島県の栽培漁業センターで増殖していたのですが、津波で壊滅。

   知人が亡くなりました。

   






   
   タラバガニ。

   足は三対ですのでヤドカリの仲間です。







  水タコ、目が光っています。
 







   アンコウ。

   常磐沖のアンコウは有名でしたが、今年の冬はどうなるのでしょう? 








   紅ズワイガニ。

   これも常磐沖は好漁場でした。

   ズワイガニより安価で庶民の味方でしたが・・・。







   アクワマリンはサンマの完全養殖を成功させたことで有名です。







   再度の挑戦です。

   動きが速くて、魚体が流れていますが、雰囲気だけでも・・・・。


   明日は、レストランです。
























   


アクアマリン再開 2

2011-07-24 | 海辺の風景など



  海の魚たちです。

  最初は珊瑚礁の魚。





  名前は?





  答えは次の画像で。






  ハリセンボンとイシガキフグでした。






  アクアマリンの目玉、潮目の大水槽です。

  常磐沖は親潮と黒潮がぶつかる潮目の海、魚種、漁獲量も豊富な海ですが、

  原発事故で汚染されてしまいました。

  一日も早く復活することをねがっています。






  大水槽に魚が戻ってきました。





  この通路が潮目。





  黒潮の海にはイワシが群れをなして渦をつくっています。





  周囲ではキハダマグロがイワシを狙っています。

  以前と比較して魚種はまだまだですが、少しずつ増えていってもらいたいです。





  通路の右側が黒潮の海、左が親潮の海です。

  親潮の海以降はは次回で。  

アクアマリン再開 1

2011-07-23 | 海辺の風景など



  3月11日の大津波で大きな被害を受けた「アクアマリン」が再開しました。

  早速行ってきました。

  




  アプローチのあちこちにも傷跡が残っています。





  入り口の「シーラカンス」





  感謝のメッセージ




  順路は以前と同じで、最初は淡水魚





  ヤマメやウグイ、ニジマスなど





  次は熱帯雨林





  「タツノオトシゴ」のような






  「オオウミウマ」、ヨージウオ科だそうです。


  明日はいよいよ海水魚の世界です。

 

     


ハマヒルガオが復活

2011-07-02 | 海辺の風景など



  今朝の早朝ウオーキングで、ハマヒルガオの群落を見つけました。

  ここは新舞子海岸に近い浜辺です。

  先の大津波で、根こそぎやられたかと思っていました。

  防潮堤の外側では、以前にも見つけましたが、砂浜でも生き残っていました。

  遠くに見える、波消しブロックの積み上げも津波の影響で変形しています。

  それほど大きな津波にも耐えた株があったとは感激です。




  今日の早朝はガスがかかっていて、ハマヒルガオの撮影には最適です。

  晴れているとコントラストが強すぎて、淡いハマヒルガオの入りが飛んでしまいます。






  以前のような群落に戻ることを願っています。

  バギー車などオフロード車の乗り入れは謹んでほしいものです。


久しぶりのウオーキング

2011-06-05 | 海辺の風景など


   毎朝40分程度のウオーキングを日課としていましたが、震災以来

   ご無沙汰でした。

今朝は6時からいつものルートでのウオーキングです。

   海岸沿いの家屋はひどい状態でした。

   松の防風林の内側では壊滅的な被害は少ないようでした。

   日本の松並木100選にもなった新舞子海岸の防風林です。

   広い砂浜、防潮堤、そしてこの防風林が当地区の被害を最小限にくい止めてくれました。






   笹や、雑木は枯れ始めていますが、松は大丈夫な様子です。

   先人の施業に感謝です。




   
   砂浜に降りてみると、この辺はハマヒルガオと、ハマエンドウの群生地でしたが、

   何とか株は残っているようです。






   ハマボウフウの株を見つけました。

   当地域では絶滅したと思われた、ハマボウウフウが残っていました。






   そして、こちらにはハマエンドウとハマヒルガオノの葉が・・・・。 

   この分では来年は群生地がある程度よみがえるかも!!






   防潮堤の内側でハマヒルガオの花を見つけました。

   潮をかぶったせいか今一元気が無いですが、見つけてホットしました。


   

   

先人の知恵?

2011-05-29 | 海辺の風景など


   ここは3月11日の大震災に伴う大津波で壊滅的な被害を受けた、
   
   いわき市薄磯地区にある古墳時代の横穴群です。

撮影は昨年の11月で、その後調査の終わった古墳は埋め戻され、擁壁が築かれています。





   今回の発掘調査で、家型の横穴墓で赤い顔料で塗られた玄室がある横穴墓が発見されました。





   
   驚くのはその位置です。

   海岸から数百メートル程度の山の南斜面にありますが、その高さは海抜10数メートル以上の高さにあります。

   まるで今回の大津波を予想していたかのようですが、過去にもこの程度の津波の発生があり、

   経験的に高いところに墓群を作ったようにも思えてきます。

   付近はまだ関係者以外立ち入れませんので、後日どうなっているか行ってみたいと思います。

時化の海

2011-01-22 | 海辺の風景など



  ここは塩屋崎灯台に北側の海岸、薄磯海岸です。  


  この日は低気圧が沖合を通過し、海は大荒れです。


  波打ち際に何かが見えます。







  カモメなど海鳥が波打ち際で羽を休めていました。

  この荒海ではなすすべも無いのでしょう。

  冬は海鳥にとっても厳しい季節のようです。




  

海釣り公園

2010-12-11 | 海辺の風景など

  先日相馬市にある松川漁港に行ってきました。

  ここは福島県で最大の水揚げがある漁港です。

  近くに見えるのは相馬共同火力発電所、燃料は石炭ですが木質バイオマス燃料(間伐材のチップ)を使う計画が発表され注目を集めています。





  近頃、火力発電所の温排水を利用した釣り公園が作られました。
  
  地域的には新地町になります。

  半日で1000円は安いのかな?






  防波堤の一部を改修してデッキ状の釣り場になっています。

   



  この辺に温排水が排出されているとか、そこに集まる小魚を追って大物が集まるようです。






  
  釣り大会などの釣果がパネルに貼られていました。

  魚影も濃く、魚種も豊富そうです。






  こちらは火力発電所で使う石炭の荷揚げ装置。

  巨大な機械です。