シャケの遡上が始まっています。
イクラが美味しい季節です。
海捕りのシャケの卵巣、それもあまり成熟していない物が良いようです。
成熟した物は皮が固く、食感が悪くなります。
作成に欠かせないのはバトミントンのラケットです。
シャケの卵巣から卵(イクラ)を取り出す方法はいくつかありますが、当家では
バトミントンのラケットを使っています。
卵巣膜を開き、卵がラケットの網に当たるように、軽く擦ります。
卵は下のボールに落ち、最後の1粒まで採れます。
きれいなイクラが採れました。損傷も少なくてすみます。
海水程度(3%)の食塩水で3回程度洗います。
キラキラときれいですが、味はついていません。
消毒した保存瓶にイクラを入れます。
漬け込み液を作ります。醤油と酒半々です。
お酒に弱い方は酒を煮きって下さい。
漬け込み液を注ぎますが、量はイクラの成熟程度で異なります。
成熟したイクラほど浸透圧の関係で漬け込み液は多く必要です。
一晩冷蔵庫で漬け込み完成です。