
キーラックの材料です。
本体 ピーラー(米松の正目板)
フック チークの丸棒
埋木 パードック

材料の木取りです。
クロスカット(木目と直角に切り出す)にはテーブルソーを使います。

リッピング(木目と平行に切り出す)にはバンドソーを使います。
これは長い切断長の場合、バンドソーはキックバックが無く安全だからです。

埋木用の溝を自作のルーターテーブルを使って掘ります。
ビットは6mmのストレートビットです。

テンプレート(型)を取り付け、トリマーを使って、裏面に取り付けよう金具をはめ込む部分を彫り込みます。
ビットは4mmのストレートビットです。

バンドソーでアールを切り出します。
バンドソーのブレッドは10mmです。

テンプレートを取り付け、ルーターテーブルで倣加工(テンプレートに沿って切削すること)します。
ビットは12mmのフラッシュトリミングビットです。

埋木に使うパードック材を6.2mmの厚さに削り、6mmの溝に打ち込みます。
余分な部分を切り取り、面一(本体と同じ高さにする)にします。

フックを取り付ける穴をあけます。
フックには8mmのチークの丸棒を使いますので、穴は7.5mmとし、
上向きに5渡の傾斜をつけてあけます。

プレートの周囲にモールディング加工をします。
ビットはロマンオージビットを用いました。

全体をサンディングします、最初♯240、次に♯400で行います。
サンディング完了後、フック用のチークの丸棒を打ち込みます。

フィニッシュはオイルフィニッシュです。
オスモエキストラクリアー
オスモノーマルクリアー
各一回ずつすり込み、最後に♯400の耐水ペーパーでオイルサンディングして
完成です。