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遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

サバの味噌煮

2005-10-16 | 食品加工(魚介)分室


 秋鯖の美味しい季節です、鯖といえば定番は鯖味噌!!。

 でも生臭かったり、味が浸みていなかったりします。

 生きの良いサバが手に入ったので鯖の味噌煮を作ってみました。

 筒切りした鯖(煮魚ほど鮮度の良い物を)の内臓を取り除き、沸騰したたっぷりの湯に入れ、軽く湯通しします。これで生臭みは無くなります。



 湯から上げ、一旦冷水でさまします。



 昆布だし、酒、味噌、味醂、砂糖、ショウガで煮汁を作り沸騰させます。 



 湯通しした鯖を煮汁にいれ、中火で火を通します、少し煮込む程度にします。
 


 火の通った鯖を上げ、煮汁を煮詰めます、ここで味の最終チェックをします、
濃い口醤油を少し垂らして見て下さい、味が変わります。



 鯖を盛りつけ、煮詰めた煮汁をかけ、薬味(ショウガ、ネギ)を添えます。

 煮汁で煮込むのも美味しいのですが、このように魚の味を残し、煮汁をからませながら味わうも楽しいです。


 K様 参考になったでしょうか?

 実はリクエストを頂き、今夜のメニューに間に合うように、以前書いておいた記事を急遽アップしましたので文章を校正していません。
読みづらいところがあるかも知れませんがご容赦下さい。

放牧場にて 2

2005-10-16 | 田舎の風景など


 阿武隈山系にある放牧場に行って来ました。

 この放牧場は牛と馬が放牧されています。



 前の記事と同じで、一ヶ月に一回の健康診断です。

 牛だけが対象のようです。



 連携をとって追って行きます。



 群れにはリーダーの牛がいます、一般には年長の放牧経験豊富な牛だそうです。
 
 従って、牛を誘導するときはリーダーをうまくコントロールするのがコツで、

 ここでは8歳の和牛の雌だそうです。



 追い込み牧柵にリーダーの牛が入りましたので他の牛も一斉に入ります。



全頭(約70頭)を捕獲出来ました。



今回は乳牛(ホルスタイン)が対象ですので、和牛は隣の牧柵に移します。



 採血は尻尾の静脈から行います。

 ダニがもたらす病気(貧血症)を検査するためだそうです。



 次は「私かしら、痛そう」と思っているのか?不安げです。

 まだ、うら若き乙女です。



 放牧場にはあちこちに森が作ってあります、真夏の日差しを避けたり、風雨を避けるためです。

 牛たちはリーダーのもと、ここで危険を防ぎます。



 水飲み場と、塩なめ場です。



 牛たちの食料は放牧場の草だけです、しかし生き物ですので塩を欠かすことは出

ません、そこで塩を舐められる場所が必要です。

 そのための塩場です、茶色く見えるのが塩と必須のミネラルをレンガ状に固めた

物だそうです、牛はこれを舐めて塩分を補給します。