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Hanshin Tigers Series 2024

林のサヨナラ2ラン!(10日・甲子園)

2007-06-11 12:54:47 | Koushien Stadium
 福岡ソフトバンク・ホークスの先発は≪天敵≫左腕・杉内俊哉。これは連敗を覚悟したのだが、案の定、タイガース打線が杉内の前に沈黙……「0」行進を続け、タイガースの先発、ファームでの調整を終えたばかりのエステバン・ヤンも【3回表】(一回り)まではナイスピッチング(3者凡退×3)だったが、案の定【4回表】に掴まって、先制点を許す。やはり、メジャーリーグでリリーフ専門だったヤンには、先発は向いていないのだろうか? 

【9回表】まで「0対1」。杉内の完封ペースに見えたが、【9回表】先頭の鳥谷敬が左中間を破って、ツーベース(2塁打)で出塁! この(たった)一打で大きく(劇的に)戦局が変わる。7番ライトでスタメンの浅井良が送って、1-OUT_3塁にして、8番スタメン・マスクのベテラン野口寿浩。スクイズも考えられる、この場面で果敢に初球を打って、レフトに大飛球! 一瞬、誰もがホームランか? と思ったが(ノー・パワー)フェンス手前、走ってきたレフトのグラヴに収まって、これが犠牲フライになって、「1対1」遂に同点に追いつく!!

 そして延長【10回裏】杉内に代わった2番手の左腕・篠原貴行から、1番「スタメン」桜井広大に代わって、途中出場の赤星憲広がショートゴロに倒れた後、2番・関本健太郎が左中間、フェンス直撃のツーベース(2塁打)を放って、1-OUT_2塁、サヨナラのチャンスを拓く。
 やはり、2番には関本が欠かせない。チャンスメーカーにも成り得る、この男を2番から外すなっと言いたい。そして3番・林威助。初球から果敢に振ってファウル。2球目も同じ球(スライダー)が来たが、これを振り抜いて、打球はライトスタンドへ! 初めてのガッツポーズ(咆哮)も飛び出て、林のサヨナラ2ランで「3対1」勝利! 

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