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Hanshin Tigers Series 2024

葛城が決めたサヨナラ勝ち!(2日・甲子園)

2008-07-04 13:01:09 | Koushien Stadium
 初回に先頭の赤星憲広が3塁前にセーフティーバントを試みて、一塁は際どく「OUT」。VTRで見れば、明らかに「セーフ」だった。一塁塁審・嶋田哲也(タイガースOB)。最も意表を突かれたのは、この塁審だったのだろう。
 気を取り直して、2番・関本賢太郎が三塁線を破って、2-OUT後、4番「月刊MVP」金本知憲がライト前にクリーンヒットを放って、先制点! 
【2回裏】2-OUTから、赤星が正真正銘のヒットをレフト線に落として、19個目の盗塁を決めて、最近≪安打製造機≫と化している2番・関本がピッチャー返し、センター前に弾き返して、「2対0」! 
【3回表】先発の左腕・岩田稔が同点に追いつかれるが、【3回裏】6番(3割復帰)鳥谷敬がセンターの頭上を越すスリーベース(三塁打)を放つが、2-OUTになって、9番の岩田もセカンドゴロ。万事休すの場面だったが、セカンドの荒木雅博が「まさか!」のエラーをして、鳥谷が還って「3対2」勝ち越し! 

 このまま『JFK』リレーで逃げ切りたかったが、岩田が【5回表】で力尽きて、【6回表】から投入した左腕・江草仁貴が伏兵(デラロサ)に一発を喰らって、「3対3」。
【9回裏】先頭の林威助が初球を打って、ファーストを強襲! 一塁手(タイロン・ウッズ)が弾いて(記録は)エラーで出塁。鳥谷がバント失敗した後、取って置きの代打(昨日が誕生日)桧山進次郎がライトへ大飛球を放って「(一瞬)決まった!」と(誰もが)思ったが、フェンス手前で失速して、甲子園は広すぎる! 
 2-OUTになって、“二枚腰”の代打・葛城育郎。葛城もライトに大飛球を放って、今度はライトの頭上を越して、代走の秀太が還ってきて、「4対3」サヨナラ勝ち! この桧山、葛城の代打陣は強力!! 

杉山1軍再昇格アピール (デイリースポーツ)

藤川球児 気力一瞬 ~熱闘の46セーブ~

打たれ出したら止まらなくなる、アッチソン!(1日・甲子園)

2008-07-04 12:07:12 | Koushien Stadium
 秋田(29日)で嫌な負け方をして、仕切り直しの甲子園3連戦=vs.中日ドラゴンズ(首位攻防戦)。【2回表】に先発のスコット・アッチソンが早々に先制点を許して、益々嫌な感じだったし、ドラゴンズの先発は≪天敵≫中田賢一だったが、【3回裏】2-OUT満塁から、5番・林威助のファーストゴロを一塁手(タイロン・ウッズ)がエラーして、同点! 【4回裏】には2-OUT満塁から、3番・新井貴浩が三遊間、ショートのグラヴを弾いて、2者が還って「3対1」勝ち越し!! 

 しかし勝ち投手の権利が懸かった【5回表】アッチソンが先頭打者(荒木雅博)に四球を出してから、3連打を喰らって「3対3」同点に追いつかれる。打たれ出したら止まらなくなるアッチソン。出場選手登録を抹消された。(出てこいやっライアン・ヴォーゲルソング!)
 直ぐ勝ち越すタイガース【5回裏】1-OUT二三塁で藤本敦士のセカンドゴロ(野選)で1点、代打・葛城育郎がセンターに大飛球を打ち上げて、もう1点。一塁側ダッグアウトに戻りながら、悔しがる葛城……ホームランに出来た、センターの頭上を越えたかったのだろう。その思いは翌日、開花(結実)することになる。

【6回裏】には新井のセンターバックスクリーン目がけて飛んでいった打球がフェンス直撃のスリーベース(三塁打)になって、ホームランになると思った(センター前ヒットで出塁の)関本賢太郎が一塁から激走して、ホームイン! 更に4番・金本知憲が低いライナーで(誰もホームランになると思わなかった?)ライトスタンドに飛び込む(第14号)2ランで「8対3」! 
 5点差が開いて、本来なら≪守護神≫藤川球児を使いたくなかっただろうが、登板間隔が開いていた。セーヴの付かない【9回表】のマウンドに上がったが、これが(炎の)3連投の幕開けになった。2番手でアッチソンを救援した渡辺亮に「勝利」が付いて4勝目。 

桜井 自画自賛バースデー弾 (デイリースポーツ)

プロ野球 この4番打者がすごい! [別冊宝島] (別冊宝島 1534 カルチャー&スポーツ)