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Hanshin Tigers Series 2024

葛城が決めた、一塁線突破!(13日・甲子園)

2008-07-15 19:20:06 | Koushien Stadium
 3試合連続でカープに先制を許したタイガース(3回表)。【5回裏】先頭のアーロム・バルディリスが初球を打って、左中間を深々と破って(二塁打)、1番・赤星憲広がセンター前に弾き返して、同点! 2番・平野恵一も続いて、一二塁間を破って、3番・新井貴浩の右中間への犠牲フライで勝ち越したが、【6回裏】カープに同点に追いつかれ、またしても好投の先発・金村暁に勝ち星は付かなかった。

 勝負を決めたのは【8回裏】1-OUT後、金本知憲が四球で歩いて(今シーズン初)盗塁! 1ストライクを見送った5番・関本賢太郎に代わって、代打・桧山進次郎。「策士」岡田彰布監督が動いたが、桧山は平凡なサードゴロに倒れて、2-OUT。
 策士、策に溺れるか、になるところだったが、6番・鳥谷敬を敬遠してくれて、ここで「もう一人の」代打の≪切り札≫葛城育郎が一塁線を強烈に破って、会心のバッティング! 金本と鳥谷が還ってきて、「4対2」! 更に8番バルディリスがセンター前に弾き返して(ダメ押し)「5対2」! 

【9回表】は当然、藤川球児の登場となったが、しかし(球速)145kmすら超えない球児。変化球主体のピッチングで、どうやら球児に(少なからぬ)≪異変≫が起こっているようだ。(2-OUT目のサードゴロも、バルディリスの好守に救われた)これでは北京五輪が「不安」だろうし、シーズンオフのポスティング・システムにも影響が出るだろう。何よりも、シーズン終了までに、この調子は持ち直すのだろうか? 「不安」の兆し。 

正田復調!巻き返しに向け2回完全 (デイリースポーツ)

藤川球児 ストレートという名の魔球