メッセの欠点を見抜く男（6日・宜野座）

BBH2008 白カード アッチソン(阪神)
販売元：コナミ
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　連日放送『猛虎キャンプリポート2010』（CSスカイ・A sports＋）に第2クール（6日～9日）から遂に（信頼する）エース登場、清水次郎アナウンサー（ABC）。名調子（進行）を聴きながら、安心して視聴していたが、昨日（7日）は“生憎”（あいにく）の雨……全て室内練習場（宜野座ドーム）での練習となった。

　初日（6日）には「あの」中田良弘氏が解説で登場。タッチペンを使って、解析したのは（フリーバッティングに初登板した）「新外国人投手」ランディー・メッセンジャー投手（28歳）。
　シアトル・マリナーズ時代の昨シーズン（2009年）は、12試合（10.1イニングス）に登板して、被本塁打「3」。ホームランを打たれ易いピッチャー、という印象があったが、その理由（原因）が、中田氏の解説で分かった。

　踏み出した左足の爪先（と左膝）が左（一塁側）に向いてしまい、左肩の開きが早い。こういうピッチャーは球がシュート回転して、アウトコースを狙った球が真ん中に入って、痛打を浴びる。……だからか（納得）。
　シーズンに入っても、大事な場面で一発を喰らう、2008年シーズンのスコット・アッチソン（現ボストン・レッドソックス）のような“悪夢”を、タイガースファンは何度か見なければならないかもしれない（？）。

阪神・フォッサム、初ブルペンで“伝説投法” （SANSPO.COM）

BBH2009 黒カード アッチソン(阪神)
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杉山「不調」の原因を解析（4日・宜野座）

BBH2008 黒カード 杉山　直久(阪神)
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　喋くりの覚束ないアナウンサーの“攻勢”に堪えながら、視聴した『猛虎キャンプリポート2010』（CSスカイ・A　sports＋）第1クール（2月1日～4日）。しかし最終日に湯舟敏郎さんが解説に登場して、ブルペンでの投手陣のピッチングをペンタッチを使ってチェック。大変“参考”になった（見応えがあった）。

　ここ数年「不調」を極めている、杉山直久投手（8年目＝30歳）。素人目には何故なのか？　皆目「解からない」のだが、湯舟氏が丁寧に解説。リリースの際、胸の方向が「左」（左打者＝左打席）方向に向いてしまっている。左肩が回って、角度が変わり、体の外でボールを放してしまっている。真正面でボールを切れていないから、ボールに「力」が伝わらない（逃げている）。
　それが近年の球威「低下」の原因になっているらしい。（要するに）上半身が“横振り”になっている、と。矯正できればいいのだが……出来なければ、同じことの繰り返しになるだろう。

阪神Ｄ１二神、合格！２・１３デビュー決定 （SANSPO.COM）

BBH2 黒カード 杉山 直久(阪神)
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消える星…（阪神タイガース オリジナルDVDブック 猛虎烈伝 2009年 12/17号）

阪神タイガース オリジナルDVDブック 猛虎烈伝 2009年 12/17号 [雑誌]
販売元：講談社
発売日：2009-12-03
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　亡くなった小林繁さん（享年57）を偲ぶために購入した、この「阪神タイガースオリジナルDVDブック　猛虎烈伝」だが、併記されているのが、江本孟紀さん。小林さんが来る前（～1978年）のタイガースのエースだった人だ。……ファンには思い出深い選手の一人だ。

阪神タイガース オリジナルDVDブック 猛虎烈伝 2009年 6/18号 [雑誌]
販売元：講談社
発売日：2009-06-04
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　江本さんも1981年8月のシーズン途中、首脳陣を批判したと報道され、そのまま現役を引退。34歳の若さだった。後を追うように、小林さんが1983年に引退（31歳）。そして1988年には掛布雅之さんが33歳の若さで引退している。
　その度にタイガース・ファンは懊悩することになる。何しろ、愛するスター選手が目の前で突然いなくなるようなものだからだ。2001年には「あの」新庄剛志（当時29歳）がFA（フリーエージェント）でメジャーリーグ（ニューヨーク・メッツ）に去り、そして2009年オフ……赤星憲広（33歳）。

　江本さんのインタヴューを読むと、あの“エモボール”は単なるフォークボールだった、と述懐している。子供心にあの“魔球”と云われたボールはどういう変化球なのだろう？　と不思議に思っていたが、案外そういう正解だった。
　背番号「29」。そういえば、その継承者（当時28歳）も突然、ポスティング・システム（入札制度）を利用して、メジャー（ニューヨーク・ヤンキース）に旅立っていった。……悲劇（？）は繰り返されている。

【プロ野球】赤星「野球続けることは危険と言われた」　引退理由を説明（MSN産経ニュース）

阪神タイガース オリジナルDVDブック 猛虎烈伝 2009年 11/19号 [雑誌]
販売元：講談社
発売日：2009-11-05
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いい夢…（阪神タイガース オリジナルDVDブック 猛虎烈伝 2009年 12/17号）

阪神タイガース オリジナルDVDブック 猛虎烈伝 2009年 12/17号 [雑誌]
販売元：講談社
発売日：2009-12-03
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　熱烈な阪神タイガースのファンではあるが、こんなDVDブック（猛虎列伝）買うつもりは無かった。毎週のように刊行されるのを平然と眺めていたが、しかし小林繁さん。1月17日に亡くなられた（享年57）。……“野球少年”だった子供の頃の「HERO」だった。

伝統の一戦 阪神VS巨人70年史 [DVD]
販売元：バップ
発売日：2007-03-21
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　1979年2月、読売ジャイアンツから阪神タイガースへのトレードを宣告された時、「同情は買いたくない」とキッパリ言ってのけた。その時、未だ26歳の若さ。そして1982年のオフに「来シーズンに15勝できなければ辞める」と宣言し、翌年13勝（14敗）に終わると、宣言通りにユニフォームを脱いだ。その時、31歳。……美学を貫いた、硬骨の人だった。

　掲載されているインタヴュー。「2009年7月取材」と態々明記されている。まるで、この事態を予期していたかのように。その中でタイガースでの1年目の成功（22勝＝沢村賞＆最多勝）は「フォークボールを投げ始めたから」だと語り、精神面だけではない、技術的な裏付けがあったのだと知る。
　さらに当時は名称すらなかった＜カットボール＞も投げていたことを告白。しかし、それが……フォークを投げ始めたこと、カットボールを多投したことが、選手生命を縮めた原因だったのかもしれない。
「ああいう形で行った阪神でしたけど、いい夢を見させてもらいました」……こちらこそ、いい夢を見させてもらった。心よりご冥福をお祈りいたします。

小林繁さんが甲子園に帰ってくる！「空白の一日」コーナー設置へ （MSN産経ニュース）

阪神タイガース オリジナルDVDブック 猛虎烈伝 2009年 11/5号 [雑誌]
販売元：講談社
発売日：2009-10-22
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