貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

FCR 原因推定

2011-05-07 08:37:18 | GPz1100
開度小からアクセル急開すると、それがきっかけで1番2番のエアベントからオーバーフローする。
アクセル急開時にノック音がする。 の2点の現象がどうしても不可解なのでSS ITOを頼ってみた。
曰く、エアベントからガソリンが出るのは転倒した時の逆流くらいで通常は考えにくい。どれとは言い難いが流路のOリングなどが切れたりして詰まって悪さをしていると思われる。 まず加速ポンプの噴射状況を確認しろ。とのこと。
その上で、BITO R&Dで一般からもオーバーホールサービスを受け付けていることを教えてくれた。古くても張り付きがない状態ならオーバーホール出来るとのこと。
行き付けショップを失ったままの私にとって、これが一番ベストな方法だ。聞いてみるものだ。

その上でググってみたら、いきなり以下の記述が目に飛び込んできた。勝手に引用させて貰う。

>この穴は、フロートチャンバーから、加速ポンプダイヤフラム室内にガソリンを供給しているところですが、中に見えている真鍮製のものはワンウェイバルブです。
> これによって、加速ポンプ作動時に圧力が高まったダイヤフラム室からフロートチャンバー内にガソリンが逆流するのを防止しているのですが、ここが固着しやすいんですね。
>すると、ダイヤフラム室にガソリンが供給されなくなって全く噴射することができなくなるか、若しくは逆流することで圧力が逃げてしまって、ほんのわずかしか噴射しなくなるのです。

http://mameshiba198.blog129.fc2.com/blog-entry-151.html


・原因は加速ポンプの動作不良。全開時のノック音はガスを噴いていない。
・加速ポンプ動作で圧力が高まったダイヤフラム室からフロートチャンバー内にガソリンが逆流して、油面が暴れてオーバーフローするんじゃないか? 
・エアベントへの逆流は、加速ポンプダイヤフラムからの圧力が原因ではないか?
・エンジン止めてもダラダラとSAJから流れ出たのは、加速ポンプからの残留圧力が掛かっていたからか?

実はこのブログ記事はHITして読んではいたが、SSITOの助言を聞くまで読み流していた。
他にも同じ部位の固着を話題にしているブログがあって、真夏にエンジンコンディショナーで洗浄OHして、翌日組んだら残留成分で固着していたなんて事例が書かれていた。そういや、昨夏はキャブクリーナを使って綺麗にしてから保管したよなと・・・

まぁ、よ~判らん状態 から、1本の電話をヒントにやるべきことが見えてきた。
あとは実践有るのみ!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーバーフロー再び

2011-05-06 08:29:59 | GPz1100
隙を見つけてようやくGPzでひとっ走りしてきた。目標は隣県に足を伸ばしてみること。
大和~厚木の渋滞をくぐり抜け油温も90度以上だが問題なし。宮ヶ瀬方面の快走県道で人馬一体感を取り戻すべくアクセルをグィっとな・・・



途端にオーバーフローした! 3気筒化したので回してカブリを取るつもりで回したら余計に悪化した。
2気筒状態で停止。ダラダラダラ~とガソリンジャジャ漏れ。
2番が酷いのでプラグ交換してから、フロート室を開けたがゴミは見あたらない。正直よ~判らん。
念のためジェットを脱着して組み直したら復活した。



その後はおとなしく走行し宮ヶ瀬のふれあいで休憩。さすがに隣県は断念して引き返すことにした。車も多く厚木246までひたすらおとなしく運転。246の高架部で”ガバッと全開”をやったら、ガリガリガリッと激しいノック音。油温はまだ90度近辺でなぜ薄い?もう一度やってもノック音。オーバーフロー病なのになぜ薄い???
と思っている内にオーバーフローが始まった。

止めてエンジンを始動してみてみると、1,2番間のエアベントからガソリンがじゃかじゃか出てくる。スローエアジェットから噴くのは良く経験しているが、こんな上から出るのは初めてだ。エンジンを止めても1番のスローエアジェットからはガソリンが滴り落ちて止まらない。サイドスタンドで止めているので、1番が一番高いはずだが・・・
フロートドレンからガスを抜いたら復活した。

その後は3,000以下+じんわり開けで走行したが、無事に帰宅できた。
ガバ開けで加速ポンプを使うか、アクセル半開以上が拙いようだ。法定速度遵守には全く不足無いのだが、これではちょっと・・・。



ガバ開けでノック音=瞬間薄く加速ポンプが効いてない。中間加速も悪いのでコレはまず間違いない。ただ、巡航に戻すとオーバーフローするってのがよ~判らん。アクセルは戻ってもフロートが引っかかるのか?
最初の時、2番がひどく、2回目は1番。実はスロージェットを組み直したとき1番と2番を入れ替えてある。ひょっとしてスロージェットが悪いのか???

思い起こしてみると昨夏のトラブラー事件ではFCRは問題なかった。
修理と夏眠で2ヶ月近く外してあったので清掃して組み付けたらおかしくなったのだ。最初のトラブルの時も全開にしてシメシメと思った直後からおかしくなったはず。回したら余計に悪化するのも同じだ。一体何が拙いんだか?

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011-05-04 08:32:37 | RB1オデッセイ
それは、年に限られたチェンスしかないほぼ終日のツーリングが出来る日だった。
例によって早朝出発で家を出ようとしたとき、息子が冷えピタを貼ってうなっている事に気付いた。
で、今日の予定のGPzで奥多摩ではなく、オデッセイで小児科病院へ行ったら、おっさん自転車の特攻を食らってしまった。



転倒せず、アホが当たってきやがった位だったので、大丈夫でしたか?ケガはないですか?と紳士的に声を掛けたところ、オレが当たったのはそこじゃない!最初から凹んでた!とか いきなりぬかしやがった。
警察呼んで白黒付けたろかい?と、喉の奥まで出かかったが、5割方オレが悪い。orz orz orz

39度の息子を後部に乗せたまま現場検証する訳もなく、”互いにケガせーへんかったから、勘弁しとくわ。え~よ、はよ行けや”とおっさんを放免してしまった。



ここはボンネット側からアクセス不能。



インナーフェンダーというのかホイールハウスのカバーを外して、ドライバのおしりで患部をドツキ倒してみた。




カンカンコンコン音を立てて景気よく車をドツくなんて初めての経験だ。



10m位離れれば判らなくなった。後はプロにお願いするしかない。

思い起こせば横浜に越して以来、GWをまともに過ごしたことがない。
2005年は免停、2006年は娘の大病騒動、2008年は大ケガ、2010年は息子の大病騒動にぎっくり腰。そういや、ぎっくり腰は他にもあったはず・・・。
取り憑かれてるんじゃなかろうか?

(画像はクリックするといつものサイズになります)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横須賀巡り

2011-05-02 08:20:57 | 単車雑感
Dトラで息子とタンデムで横須賀へ行ってきた。
実家で呉の大和ミュージアムへ連れて行って貰って以来、大和がお気に入りになったので、三笠公園に戦艦三笠を見に行ってきたのだ。



館内は初めて入ったが、『坂の上の雲』は愛読書なので、小説で得た知識を現物や展示物で補強する感覚だった。艦内は英国製で士官(貴族階級)向けの西洋風で洗練された部分と水兵(労働者階級)の差が際だって大きい。後は調度品が一回り小さいのに気付いた。士官向け寝台もソファなんかも小さいのだ。
他には第七艦隊のOperation TOMODACHIが早速展示されるなど、米軍の対応の素早さが目に付いた。自衛隊の展示もあるが、第七艦隊の展示の方が目を引く。



少し移動して臨海公園で休憩した。
目を引くのは米海軍第七艦隊のミサイル駆逐艦マッキャンベル (USS McCampbell DDG-85)だ。アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の35番艦で基準排水量9200tonだ。日本初のイージス艦こんごう型のモデルシップになる。
明治時代の戦艦三笠が15,000tonで、その頃の駆逐艦は300tonほど。搭載兵器のサイズが違うとはいえ、いかに大型化したことか。



手前の潜水艦は海上自衛隊のおやしお型だ。満載排水量が4,000tonの通常動力型潜水艦で新型のそうりゅう型が配備され始めたが、まだ海自の主力潜水艦になる。ちなみに旧日本海軍の潜水空母として有名な伊400型潜水艦より小さい。



奧が米海軍第7艦隊のマッキャンベルと同じアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦で艦名不明。
手前の潜水艦は”はるしお型わかしお”だと思われる。上記のおやしお型の前級で今まで続いた涙滴型潜水艦の最終モデルとのこと。おやしお型は葉巻型だそうだ。
この記事自体Wikipediaの受け売りだが、そう言われると形が違う。3隻の内、奧の2隻は”おやしお型”だ。



分かり難いが写っているのは おおなみ(DD-111)で、海上自衛隊のたかなみ型護衛艦の2番艦にあたる。満載で6,200tonなので大きいという感覚はない。



こいつは原子力空母のジョージ・ワシントン (USS George Washington, CVN-73)の艦橋部分。一度全貌を見てみたいが、公園からはこれだけしか見えない。知っていた訳でなく、もしかしてと思って撮った画像がドンピシャだったのだ。

軍港巡りクルーズなんて奴があるらしいので、息子をダシにしてまた行ってみようかと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする