貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

DトラのLED化を進めてみる

2017-04-25 08:08:00 | Dトラッカー
Dトラは安易にセルを長回しするとすぐにへたる。
前後のライトを点灯したまま、状況によってはブレーキランプやウィンカーを点灯した状態で小さなバッテリーでセルを回せば直ぐ上がろうというモノだ

一番簡単なのはライトSWを付けることだが、これは違法行為。
モトイージ化は効果が高く満足しているが、ヘッドライトLED化のついでに他のランプもLED化してみた。
セルSWの信号を使ってB接リレーでテールランプを消せば良いが、純正の真似では面白くない。

Google先生に自作方法を尋ねて回路構成など準備を進めてて、思い立ってAmazonを調べたら完成品が自作とあまり変わらないことが判明した。回路を考えて自作する方が楽しいので数日考えたが、ハンダ付けは苦手なので一番安い1390円のテールランプとウインカー4個セット1900円を手配してみた。



で、これが安かろう悪かろうで、なかなかどうして遊べたのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GPz1100にもLEDバルブ装着

2017-04-18 08:08:00 | GPz1100
Dトラに引き続いてGPzもLEDヘッドライト化した
草津忘年会帰路に露呈したヘッドライト行灯化だが、車検は無事に通ったモノのバルブやハーネスの経年劣化で暗くなっていたところに同走者がHID、LEDと高光量のヘッドライトだったので際だって暗く感じだのだと思う。
勝手知ったる県道を先導したが、ドカモタードの明るいLEDのお陰で直近足元がよく分かる様な有様だった。

LEDバルブは消費電力が少なくバッ直リレーは不要ではなかろうか?と改造を躊躇っていたが、Dトラの結果から車検時はハロゲンに戻すし、その際に光量不足で落ちたら面倒だと思い直してバッ直リレーを付けることにした。
ライト本体は時代遅れなカットレンズ仕様だがCIBIEに換装済みで白内障もあまり進行していないのでそのまま使う。
マルチリフレクターのキラキラお目々はGPzにはなんとなく似合わない気がするのだ。



Dトラと違ってカウルの中が広いのでリレーはカウル内の好きなところに配置出来るが、リレー交換がカウル脱着を伴うので面倒になる。Dトラと同様にシート下にリレーを配置すればメンテは楽だが、5線を這わせるので嵩張ってしまう。一長一短だがDトラの実績からリレーがそう簡単に壊れる訳でも無さそうなので、素直にヘッドライト付近にリレーを置くことにした。
Dトラの時にも感じたがリレーへの接続はギボシ端子が最初から付いていてお手軽だが、リレー2個がまとまると8線分のギボシ端子を接続することになり、まるで美しくない仕上がりになる。集線すれば6極コネクター1個で済むのでそのうち改善したい。

Dトラと異なりGPzのライト用コネクタは3線だった。
Dトラはハイビームとハイビームインジケータが直列に配線される4線だが、GPzはメインハーネス側で分岐している様だ。Dトラと同じだろうと思って準備した4極コネクタが無駄になったが、逆にDトラで使わなかった死蔵品のヘッドライト専用カプラーを使ってバッ直リレーの回路が割り込めるようにした。



A2はカウルを脱着せずにバルブ交換できるし、そこでバッ直回路のバイパスも出来るので出先でトラブルがあっても簡単に元に戻せる。



まずは光軸確認がてら純正配線、ハロゲンのまま壁ドンしてみた。改めて綺麗なカットラインだと思ったし、純正より配光が良く明るいので逸品だと感じていたのだが、進化の流れには逆らえない。

ISO400固定 絞り優先AE F4.0 SS 1/13



リレー経由の光量アップを確認した所、見た目で違いが分かる程度には明るくなった。
差を数値化するために絞り優先AE、ISO固定で撮影したので画像には差が無いが、SSは少し速くなりデータにも表れた。実際の車検はエンジンをかけて測定するのでもっと供給電圧が上がって明るくなるし、車検対策としてはこれで十分だ。もうこれで予備検の検査員から本番の受験の際は少しアイドルあげて下さいね!と言われずに済むだろう。

ISO400固定 絞り優先AE F4.0 SS 1/20


LEDは更にSSが速くなって露出時間は1/3になった。
白過ぎるので実際に走るとそんなに明るく感じるモノでは無いが、1~2年もすれば色温度を下げつつ光量が確保されたものが出てくるはずだ。
配光はDトラと同じ様に右寄りで、LEDチップの配置か製品のバラツキが原因と思われる。ここは安かろう悪かろうだと思って割り切るしかないが念のため光軸は下げて、ライトの向きも左に調整しておいた。カットラインは出ているが形が何かおかしい。

ISO400固定 絞り優先AE F4.0 SS 1/30


ハイビームはスポット的な配光になった。
まだ試走してないので不明だが、Dトラでは広がりが足らずに若干物足りない様に感じている。
消費電流が少ないのを生かして我がオデッセイの様にローハイ同時点灯に改造しても良いが、廃熱が追いつかずに壊れるに違いない。

ISO400固定 絞り優先AE F4.0 SS 1/40
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

LED装着時に行ったこと

2017-04-13 08:08:08 | Dトラッカー

Dトラも15年選手になってリフレクターやレンズの白内障がかなり進行していたのでLED装着に先だって治療を行った。



治療といってもパーツクリーナと柔らかい布でレンズとリフレクターに焼き付いた埃をぬぐい取るだけだが、下手に力任せにこすり上げるとリフレクターのメッキが剥がれるので、根気よくさすってあげないとダメだ。



右半分だけ拭き上げたときの差はこんな感じになる。画像で見た以上にはっきり違いがあり、リフレクターの反射がはっきり分かるようになってくる。



全て拭き終えるとお目々ぱっちりになった。体感光量150%アップだwww

次はローの立ち消え、ハイ不点灯対策だ。
これはバッ直リレーが一番臭くハイ、ロー用のリレーを入れ替えたら、モトイージ起動不良のハイ点灯が起き始めたのでロー側のリレー不調があっさり確定だと思った。ロー側リレーを手持ち新品に変えたら起動不良が収まったので一件落着のつもりだった。立ち消えもこれで説明がつく。

ただ、ハイロー切り替え時の不点灯は残っていてハイ側のリレーも新品に交換したが解消に至らず。
SWの操作が早いと起きやすくゆっくり変えると起きない傾向があり、押し下げながらゆっくり切り替えるとハイ、ロー同時点灯するポイントが有ってローに切り替わる。素早く操作するとハイ、ロー共に瞬断して自己保持出来ない様だ。

よって次はSWとモトイージ回路関連が怪しい。
モトイージの回路はバイパス出来るように配線したのを思い出しバイパスしてみた。するとどんな操作でもハイロー切り替えで消えることなく完璧である。元々使っていたリレーに戻しても全く問題無いので、バッ直リレーは無罪だった。

モトイージ用のリレーは手持ちが無く交換出来ないのでハンダ割れが無いかをチェックしたが問題無し。

ハンドルSWは裏蓋を開け、中のSW基板の取り付けねじを緩めてから、パーツクリーナを大量投入して埃と接点グリスの混成物を洗い流した。本来はバラして部品を清掃してから導電性グリスを薄く塗って組み上げるのだがバネが飛んでったりと面倒なのだ。
乾燥したらSWを操作しながら接点復活材を接点めがけてスプレーしSWの手応えが戻ればOK。飛び散った接点復活材を拭き取って終わり。で、問題は解決した。

要はSWの中間付近にゴミでも溜まって抵抗が多い部分が出来たのが原因だった。早く軽く操作したときに瞬断して自己保持しなかったという事らしい。立ち消えは原因不明だが、LEDは電圧変動に強そうなので大丈夫だと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DトラにLEDバルブ装着

2017-04-10 08:12:00 | Dトラッカー
四輪用中華LEDヘッドライトバルブを楽天で購入した。
HIDのグレアに悩まされたことも有り車検対応のキーワードから色んな商品を調べてみたが、価格も構造も玉石混淆で山の様にヒットしてくる。
5000円以下で安かったのは三角形に3ヶ大きなLEDチップを配置してローが先端2ヶ、ハイは後ろの1ヶを加えて3点点灯すると思われるものである。このタイプを装着したブログを読んだりしたが、配光がいまいちで却下。



ハイパワーを謳うモノでバルブ先端に放熱FANを付けて有るモノもあった。
冬期のヘッドライト着雪対策だと思うがそんな走行条件が想定外だし、レンズケース内に放熱するのはいかがなモノか?と思うのでこれも却下。



ハロゲン球のフィラメント位置相当に小さなLEDチップを連続配置し、ロー用はハロゲン球と同じような遮光板を付けているモノも結構有った。PHILIPSやIPFなどの車検対応品がこのタイプで、PHILIPS製チップ採用を謳っているモノが多い。
車検に通るかどうかは別にして理屈は通っているし、ネットでも評判が良いようだ。



PHILIPSタイプ、ファンレス、放熱用ヒートシンクが小さめを選んでポチッとしてみた。お値段は送料、税込み4900円だった。
ファンは必ず壊れるモノだしDトラはライト裏のスペースが無いのでヒートシンクが大きい奴は装着できない。



数日して届いたLEDバルブはなかなか小洒落た化粧ケースに入っていた。
説明書も誤字脱字やテニオハの間違いも無く日本語として読めるしフォントに違和感がなく、今までのネット通販中華製品とは一線を画している。
保証を謳う割に製造場所やメーカー名、客先窓口など重要事項が書かれていないという落ちもあるが、説明書は日本で作成・印刷したと思われる。



ハロゲンバルブと比較してみたが、確かにうたい文句通りLEDチップが配置され、ローの遮光板も効果が有りそうだ。これならグレア問題からおさらば出来そうで期待出来る。
1点気になったのは基板の厚みで、正面両側面から発光するので基板の厚み分だけ真正面の配光が弱いんじゃないかと思った。



で、早速DトラにLEDバルブを装着してみた。
心配だったヒートシンクの干渉も無くバルブ交換自体は簡単なものだ。他にも色々手を加えたが、まずはLEDバルブ点灯状況はこちら。

LEDロービーム


LEDハイビーム


HIDグレア対策直後の画像はこちらで、LED、HID共にF4.0、ISO400固定のF値優先プログラムAEでSS 1secである。

HIDロービーム


HIDハイビーム


画像でも分かるように結論はHID>LED>ハロゲンだ。
LEDはぱっと見で白くワイドに照らすので明るく感じるが、実際試乗してみると光軸が下過ぎるのと相まってやや光量が足りない。HIDはグレアが多くて問題だらけだったが、それでも照らしているところの明るさは上だ。LEDの真ん中先端がやや暗いのは予想通りだった。

照射範囲はハロゲンに近くなりロービームのカットラインも明確になった。

ロービーム


ハイビーム


以下の画像はハロゲンバルブのカットライン。撮影条件は同じだが、ハロゲンはSS 1/4、LEDはSS1/40と圧倒的な差があるので、ハロゲンが明るく写っている。

高効率ハロゲンバルブ



LEDの右側が散乱気味なのが問題で本来は左右逆であるべきだが、LEDバルブを取り付ける際台座を固定した後バルブ本体を締め込む方向にねじって取り付けるのだが、その締め込みが甘くバルブが若干斜めっていたのが原因だった。ただ右のグレアが多い傾向は変わらず車検は無理だろう。多分外れなのだと思うが、車検は無いのでこれで構わない。
高価なPHILLIPSやIPFの本物を買えば外れを引くことは無いと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017初乗り

2017-04-01 08:00:00 | Dトラッカー
これも少し前の備忘録。

しばらく単車に乗ってない事に気づいたら、急に乗りたくなって今シーズンの初乗りと相なった。
ただ、状況が状況なので定番の箱根や宮ヶ瀬ダム周辺にへ行く訳にも行かず、少しでも花粉が少ないと思われる鎌倉江ノ島界隈の海沿いをチョロっと流す。

当日の朝は冷え込んでいたものの出発する頃には春らしい日差しが差し始め、さぁ乗るぞという気になってくる。
3ヶ月間エンジンをかけていなかったが、最初にキャブのフロートから古いガソリンを捨て、コックをPRIの位置に変えタンクキャップを1回開け、チョークを引いてスロットルオフで長めのクランキング3回で無事に再始動した。
掛かったらスロットルを微妙に開けアイドリングが上がってきたらチョークとコックを戻し2000rpm位でアイドリングを維持して頃合いを見てスロットルから手を離す。いつもと変わらない始動の儀式で調子は変わってない。
ネットでは始動性が悪いと言われるキャブ仕様だが、単にこういった手順を踏まない人が多いだけなのだと思う。

横須賀線沿いの鎌倉街道はいつも通りの渋滞風景だったが、通勤とおぼしき二種原付の後ろですり抜けていったら意外とスルスルっと鶴岡八幡宮まで到達出来た。こういうのは走り慣れている奴の後ろについて行くのが良いのだ。
七里が浜から江ノ島までも渋滞が続くが、ここはツーリングライダーと観光客ばかりなので控えめにすり抜けを交えながら流す。ここまで来れば江ノ島までわずか10分足らずだが、今回はチョイと流すのが目的なのでちょうどよい頃合いだった。

江島神社は何回かお参りしたが、その先に行ったことが無かったので島の反対側まで歩くことにした。島の歩道は急勾配の階段を上ったり降りたりの繰り返しが続き、距離の割にそれなりの運動量になるので、頂上の江島神社まではエスカーなるエスカレータが設置されていたりする。
たまたま小学低学年の団体さんに追いついてしまい、ピーチクパーチク大騒ぎしながら歩く様が微笑ましくしばらくペースを落としてついて行ったが、さすがに遅すぎるので抜いて先に進んでいったらウインタージャケットの胸元から背中にかけてがっつり汗をかいてしまった。
程なくたどり着いた島の反対側は素晴らしく、富士山こそ隠れているモノの伊豆半島から藤沢までの相模湾沿岸が一望できた。波も穏やかで春の日差しでキラキラするのを眺めながらつかの間ボーッとしてから戻ってきた。

さて、Dトラの様子だが、HIDの立ち消えがけっこう深刻で気づいたら消灯していることが何度もあった。
HIDユニットは昨秋に全交換したので残る犯人はモトイージーもどきの自作リレーかもしれない。
リレー接点が荒れ振動で瞬断を起こし立ち消えしている可能性がある。昔使ったCIBIEのリレーも何年か経ったら壊れてたから、耐久性という面では難があるかも知れない。
ただ、ハイビーム不点灯も再発したし、元々グレアなどで照射範囲に問題が有るのでこのHIDを使い続ける気が無くなってきた。
密林で調べたら遮光用金具でカットラインを出し車検対応を謳うLEDバルブが4~5000円くらいで出ているので換装してみようと思う。四輪用は2個セットなので良かったらGPzにも導入出来る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする