昨夏に行って良かったので再び涼みに行った。
今回は上野原から奥多摩周遊、柳沢峠を経て大弛峠、下山せずクリスタルラインを走破して韮崎へ至るルートで昨夏の反省を踏まえたものだ。
酷暑なので国道と盆地、平地は極力回避したい。
自宅から1時間ほど走って青野原7-11で休憩したが、大盛況でお茶とマスクを買うのに20分も掛かってしまった。この辺りで30℃有ってすでに暑い。
上野原は酷暑状態で甲武トンネル内は涼しくてようやく一息つけたが、奥多摩周遊は旧車会に引っかかって涼感が得られなかった。四輪なら抜いていけるが、バイクの集団はどうも気が引けてしまう。
道の駅たばやまで早めの昼飯として冷やしタヌキを食した。ほうとうを食べたいところだが、時節柄個人でやっているお店に入るのはどうかと思ってしまった。
柳沢峠もクルマが多く上りはダラダラと走ることになった。茶屋で富士山が見えたのと下りはマイペースだったので面白かったが、右コーナー怖い病は直っていない。大きく曲がりこむコーナーは身体が固くなって気持ち良く走れないのだ。
下りきると酷暑の甲府盆地が待ち受けていたが、大弛峠へ登り始めて険道に変わった辺りで空気が変わってきて快適になった。相変わらず荒れてはいるが通行量が少なく走りやすい道だと思う。
頂上では登山客に混じって木陰で一休憩したが、いつ来ても心地よく次はアンダーカウルを外して反対側の林道から登ろうと思っている。
次は初見のクリスタルラインで複数の舗装林道をつないで信州峠の麓へ抜けるが、これがハードな険道で大弛峠の往復が余計だったかも知れない。
対向車も殆ど無く人気の無い舗装林道で、路面は荒れ放題だし熊が出てもおかしくない雰囲気が漂っていた。
木賊峠付近の工事現場は大規模なもので、通行止め期間はまだ結構続きそうだ。
お盆休みで良かったと思う次第だ。
現場を抜け尾根筋へ上り詰めると北斜面は皆伐が進んでスキー場のように開けていた。
気持ちが良いので休憩していたら、チョットしたアトラクションが発生しヘルプに行ったお陰で濃厚接触疑いになってしまった。
こんなところで立ちゴケすんなよと・・・
残りの半分も走りきって塩山ダムまで下って休憩した。ダムカードが欲しいところだが、施設が閉ざされていて適わず・・・
定番の道の駅にらさきで一服したが、ここは酷暑で休憩にならん!という休憩だった。やはり甲府盆地は暑すぎる。
小仏渋滞が談合坂まで伸びていたので大月まで中央道で秋山街道ルートで帰るつもりだったが、笹子トンネルも渋滞していたので勝沼で降りた。トンネルですり抜け出来なかったら詰むからだが、下道は酷暑の甲府盆地な訳でどっちも同じだったかも知れない。
R20の笹子トンネルは順調に流れて涼しかったが、トンネルを出ても気温がかなり下がったままで、酷暑と猛暑の境は笹子峠に有ったようだ。
後は秋山街道を走って帰るだけ。
先週の渋峠より今回の大弛峠の方が200kmも短いが、荒れた舗装林道の距離の差は大きく今回の方が疲れた。
復視問題は走行中はメガネを使わない、左コーナーの進行方向は顔の正面で見る、休憩毎になるべく眼を休ませる、等の対策でなんとか保った。症状はあるものの2週連続で最後まで持ったのでソロなら問題無い様だ。
走行距離:438km