貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

スイングアームの顛末

2008-07-28 00:02:03 | GPz1100
メンテスタンド完成後に後輪を外して折れたボルトの撤去を試みたのだが、工具が使いにくい場所でもあり、叩いても何しても外れる気配がない。電気ドリルで揉み取ってしまう作戦も、ドリルの刃が届かず回転精度も悪いので無理なのだ。
諦めて、スイングアームを外してバイク屋にお願いした。



別冊MC誌に近所のバイク屋が紹介されていたので相談してみたところ、店主が代替わりしたようで受けて貰えなかった。
そこから別の店を紹介して頂きスイングアームを持ち込んだのだが、アルミと鉄の固着は非常にタチが悪いのだと。おまけに作業性の悪い場所でもあり、無理かもしれないと・・・
逆タップを使って抜くらしいが、旋盤で無ければとのこと。
心当たりを当たって貰えるそうなので、ダメ元でお願いしてきた。

家に戻って更に点検を続けたところ、案の定、Rサスリンク部のベアリングとカラーがお亡くなりになっており、カラーは錆びて囓りが出ていた。
ここは空冷GPzシリーズの持病であり、750時代から何回交換したことか・・・。
後継のGPz900Rではさほど非道くないようなので、初物に付きものの不具合だろう。

今回はベアリング交換出来る工具が揃っていないし、そもそもカラーが欠品で入手不可。
錆を綺麗に落とし、グリスを充填して再使用するしか手が無い。
GPz仲間の伝手を頼って、互換性がある新品カラーが入手出来るまで、このまま辛抱するしかないようだ。

他は、リヤサスの別体ユニットを接続するホースのカバーが経年劣化でボロボロになっていたので、配線用スパイラルチューブで保護しておいた位。
リヤサス自体はバンプラバが終わっている以外、見た目の損傷がないのでRサスの動きが悪く感じていたのはリンクが主因かも知れない。

2週間ほどでボルトの撤去が上手く行ったとの連絡があり、スイングアームを引き取ってきた。手間賃9,000円也。



この店はヤマハ専業なので部品発注などには使えないのだが、近所なので今後も無理難題をお願いすることもあろうかと・・・。
店主のアドバイスは、クロモリのボルトにスレッドコンパ塗布の組み合わせで使ってくれとのこと。
一体、どうやってそんな物を手に入れたらよいのかと。
ホムセン巡りを敢行したが当然無く、ネジ屋さんでホムセン物よりメッキの質が高そうな鉄ボルトを手に入れたが、所詮一般工業規格のM8は13mmなのが・・・

さらに組み上げ中、納得が行かない点が有ったので作業中断。
最速GPz屋さんに相談して納得したが、まだ復活の日は来ない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メンテジャッキ 自作

2008-07-24 23:59:41 | DIY
知人からメンテスタンドを貸して頂ける話もあったのだが、この先も使うことが多々有るので、3週間ほど前にメンテジャッキを自作した。

部材は、一番シンプルなパンタジャッキ 2台と、3mm厚程度のLアングル 1800mm。
後は、金具類や手持ちの2x4材など。
ジャッキが1,480円×2、Lアングルが1,380円、その他諸々で5,000円弱だろうか。
市販品を探せば6,000円位から有るので、微妙な線だ。

材料調達は大船コーナンで行い、Lアングルは高速カッターを借りて500mm×2、400mm×2に切り分けた。
ここは工作室の使用が無料なので、高速カッターやスライド丸鋸の出番になると頼もしい。
それ以外に上から吊るための足場パイプとロープは調達済みだ。

仮配置の写真は以下の通り。


設計図など無く、全て現物合わせである。
500mmのLアングルをジャッキ上の支持レールとし、400mmのLアングルをジャッキ台のサポートとして使うので、まず転倒することは無いはずだ。

製作は、まずジャッキ台の2x4材を現物合わせでカットし、サポート用Lアングルの厚み分逃げをトリマで掘り込む。もっとも、わざわざ掘り込まなくても3mm厚のゴム板を貼れば済む話である。


サポート用Lアングルを平金具とシンプソン金具用コーススレッドで固定し、ジャッキ台は完成。

次にパンタジャッキの足に4ヶ所穴を空け、ジャッキ台に金具用コーススレッドで固定する。
ボルト・ナットで補強しようと思ったが、荷重は上からだし壊れるとしたら引き抜き方向なのでなのでコレで十分だろう。
フレーム支持用Lアングルをボルトで固定し、その上にフレーム支持の1x4材+合板と2x4材を固定した。
GPz1100とDトラ専用だが、フレーム支持の木材を替えれば、汎用的に使える。

2時間ほどで完成し、早速GPzを持ち上げてみたが十分安定しており、上から吊る必要もないくらい。



これで前後足回りの整備を心おきなく出来る。
ちなみに、7/24の岩手での地震はこちらでは震度3ほどとはいえ結構長く揺れていたのだが、無事だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またしても

2008-07-01 23:37:23 | GPz1100
またしても、やってもた。
今度は単車。

単車小屋の関係でほとんど乗っていなかったGPz1100だが、根が生える前に整備を行ってた。


洗車と各部の点検、キャブをバラして点検清掃、バッテリーの充電といつもの復活儀式を粛々とこなし、再始動も試乗も問題無く、仕上げにチェーンの調整を行っていたときのこと。
アジャスターボルトが錆びで固着して、ほとんど動かない!

CRCをかけながら、少しずつ緩めたり締め込んだりしていたら、案の定ボルトが折れてしまった。



これでは自走すら不可能。 自ら根を生やしてしまった・・・orz

ボルトの撤去を試みて駄目なら、スイングアームを降ろしてバイク屋にでも持ち込むしかない。いずれにしろ、パンタジャッキ2台じゃ作業不可。
上から吊るために足場パイプとロープは調達、メンテジャッキは誰かから借りるか? 自作するか???

まさか、サスやスイング周り関係のボルトが固着してたり、ベアリングがお亡くなりになってたりしてドツボに嵌っていくのではないだろうな・・・
憂鬱だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする