貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

照明増設

2009-10-30 08:59:20 | 単車小屋
久しぶりにガレージに手を入れた。
日が暮れるのが早くなったので、60W相当のクリップライト一つでは限界を感じ、小屋裏収納用に購入して放置してあった18Wの蛍光灯が有るのを思い出して付けることにした。小屋裏には引っかけシーリング用の照明器具を付けてあるので、余っていたのだ。
取り付け場所をしばし悩んだが、付くようにしか付かないということで、画像のように取り付けた。



結果、クリップライトが手元専用に動かせる様になったので、木工や細かい作業なら支障がない程度に明るくなった。早くやっとけば良かったと・・・
ただ、単車の整備には心許ない。手元や車体が影になるので作業が面倒なのだ。



四方から60Wクラスで照らすのが良いのだが、付ける場所が無いのがネック。
鋼管パイプを渡して単車を吊るポイントと長尺材料の収納場所にするという基本的なアイデアは悪くないと思うが、照明が難点である。

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ままごとキッチン修理

2009-10-28 08:01:16 | DIY
これは先週からの作業の続き。
前夜の宴で二日酔いの頭を抱えながら朝帰りすると、娘が開口一番
『パパだけ遊んでばかりでずるい。そんな暇があるならキッチンの扉を早く直せ!』
との厳命が下り、久しぶりに丸鋸を握ることにした。




こうなると直すというより作り直し。
パイン集成材は加工性が良く質感も気に入っているが、木目方向にもろく簡単に折れるのが難点だ。粘りがない。

前は一枚板から窓部分をくり抜いたが、この加工が難しく前作から組み立て式に変更している。
長辺短辺共に長さが揃っていないと台形になるので、共切りで部材間の精度を追い込んでおく。



ダボ加工して仮組みし、その状態で面取り、窓固定の切り欠き、飾りトリミングなどをトリマーで施していき、最後にサンダーで表面を慣らすところまで一気に仕上げる。ダボ加工すると1mm程度ずれて段差が出来るのが今後の課題。



塗装はワコトオイルで2度塗り。むら無く自然な良い艶が出るのでお気に入りの塗料だ。
パイン材は使い込むと飴色に味が深まっていくので、同じ塗料と材料とは思えない違いが出る。



一週間換装させた後、木工用ボンドで組み上げし半日ほど乾燥、アクリル板の窓を木ねじで取り付てその他の部材は壊れた扉から移植して扉の完成。

修理完了後はこうなった。
色目の違いは年月と共に無くなっていくだろう。

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スタータリレーの修理

2009-10-26 08:00:40 | GPz1100
GPzのスタータリレーは何故かバッテリーと共にお亡くなりになる。

最近、セルボタンを離してもセルが回り続ける異常が何度か出ており、数ヶ月置いた後の再始動時に起きることが多い。正直、いつ壊れるか?と気が重い。

そこで、2005年頃にバッテリーと共に交換したスタータリレーをバラしてみた。
その前のバッテリー交換時に同時交換したはずで、4~5年使用というところ。
走行距離はたかが知れているので、新品同様に綺麗な代物だ。



きちんとかしめられているので、頑丈なニッパを使って大胆に破壊活動を行う。四苦八苦すること小一時間で、電磁石と接点の部分に分離できた。
防水処置が徹底されており、端子部にはOリングが装着されていた。
そのお陰で内部は新品同様に美しい。



電磁石の部分は、画像の通り一見これ以上手が出せそうにない。
Oリングがここにも入っているので、まだバラせるのだろうが。



動作状況を確認してみた。
12Vを直結すると、磁力できちんと真ん中の棒が引っ込む。ここは問題が無さそうだ。
ちなみに12Vを離した瞬間にバネの力で真ん中の棒が飛んでいくので、指で押さえておくこと。



リレーの仕掛けは以下の通り。
非通電時は電磁石側の棒が下側のバネに押されて中央の端子を押し上げ、接点は離れる。
通電時に下側の棒が電磁石に引き寄せられると、中央の端子が背後のバネに押されて、両側の端子とつながりセルへ通電する。
動きか、接点の荒れが問題のようだ。



予想通り接点の面が荒れていたが、この程度で?と思いながら、1000番の耐水ペーパで磨いてみた。



組み上げで通電してみたが、セル側は通電しない・・・
駄目な物は駄目なのか???

スイッチ部分を指で押しながら導通チェックしてみた。
すると、導通が出たり出なかったりしてスイッチの動きが極端に悪い。
端子のナットを緩めるとスムーズに動くようになったが、これでは拙い。

スイッチ部分を良く良く見ると電磁石側の棒と接触する白い樹脂の部分にやけに大きなバリが出ている。ホットボンドか接着剤のカスかと思っていたが、どうやらコイツが接点の間に入り込んで接触不良になっているらしい。
ナットを緩めるとガタが出た分うまく逃げて導通するようだ。



画像は左側のバリを取ったところ。
バリを取って組み上げるとリレー動作もOKとなった。

推定原因だが、電磁石は数秒で暖かくなるくらい発熱するので、長い時間通電すると樹脂が熱で柔らかくなって変形するのではないか?
バッテリ電圧が低下したり、数ヶ月ぶりの再始動は電磁石の作動時間がやたら長くなる。バッテリーが力尽きかけてから、車からジャンプして景気よくセルを回し続けたのが致命的だったのだと思われる。

水槽のCO2供給制御に使う電磁石を使ったリレーは80度以上に発熱しても正常動作し続けるが、スタータリレーは耐えられないようだ。



左側が今回修理品で、右側が10年以上前に交換したもの。こいつは長持ちした記憶がある。さすがに汚いが、引き続きバラしてみる。



中の部品が若干違った。電磁石も違うようで接点稼働用の棒が短い。通電すると最初は動かなかったが、指で押してアシストしたらカチカチと動くようになった。

問題の接点はこんな感じ。
同じように荒れているが、樹脂が溶け出す事態にはなっていない。
こうあるべきだ。



接点の荒れを耐水ペーパで取って、通電させるとカチカチ小気味良く動作して復活した。
最初動かなかったのが気になるが、こちらも使えるようになった。

修理完了した2個。
そう簡単に壊れる部品ではないので、一生持つのではないか?
類似品が幾らでもあるので、純正欠品になっても一向に困らない部品ではあるが、予備がこれだけあれば心強い。



最後に写真を撮っていて気付いたが、実は型番が違う。
互換後継品だと思うが、劣化コピー品が供給されるのは勘弁して欲しい。
天下の日立製なのだが!
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姉歯系?

2009-10-21 22:33:31 | 雑感
久しぶりに名古屋に出張してビジホに投宿したところデジャブに襲われた。
何がって、ここ数年姫路で定宿にしているビジホと内部造作が全く同じなのだ。

部屋内の設備配置に始まって、ドア、鍵のシステム、机やそこに用意された機器や什器、照明器具やコンセントの位置まで同じ。間違いなくベッドも同じだろう。
東横インはどこに泊まってもほぼ同じなのだが、ココも同じである。

違うのは経営母体の会社名と配色位のもの。経営母体の会社は同業他社(競合はほぼない)の関係で、ほにゃららINという命名まで同じだ。

定宿の方は、一世を風靡した姉歯設計の建築物で某経営コンサルタントが関係した物件らしい。耐震補強で開業がかなり遅れた経緯があるが、今日泊まったビジホもコンサルタントが同じなのだろう。

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デサルフェータ(最終)

2009-10-15 08:05:03 | 単車雑感
経過は以下の通り。

9/13 補水、補充電(2A-6Hr)
9/19 開放電圧 12.11V 比重1.16 デサルフェータ装着
9/22 開放電圧 11.99V 比重 1.19~1.21
-> 補充電(2A-8Hr) 開放電圧 12.52V 比重 1.20
9/26 開放電圧 12.20V
10/3 開放電圧 12.14V 比重 1.21
-> 補充電(2A-10Hr) 開放電圧 12.43V 比重 1.23~1.26(一晩放置後)

10/11 開放電圧 12.38V 比重 1.23~1.26
-> 補充電(2A-8Hr) 開放電圧 12.56V (10/13走行前)

10/12 3時間走行後 12.81V
10/14 開放電圧12.55V

比重も開放電圧もやや低めだが、実用には全く問題無し。
チョイ乗り前にチョンボして連続10回くらいはセル始動を試みたが、へこたれずに再始動できた。
容量もほぼ回復したと見て良い。

デサルフェータはもう1個購入し、単車用はギボシ端子に付け替えたので、次週からDトラに回す予定だ。
更に、DトラのMFバッテリー充電用に大橋産業 BAL1734 フロート充電機能付きバッテリーチャージャ (コイツも安価で\3,000程度)を買う予定なので、サルフェーション除去とフロート充電で、バッテリーは本来の寿命まで使えると思う。
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GPzに乗ってみる

2009-10-13 08:30:00 | GPz1100
バッテリ回復記念にGPzを動かしてみた。

充電後1週間放置して比重1.25前後、12.38Vまで回復しており、サルフェーションはほぼ取れたのではないかと思う。宗平技研のデサルフェータ DSC-003は3,000円と安価かつ数mAの低消費電力でお勧め出来る。

念のため、もう1回補充電しているうちに、乗りゃええやんかという気になったのだ。

燃料ポンプの配線つなぎ忘れでかなり無駄にセル回してしまったが、最初からオデッセイからジャンプしていたので、なんとか再始動。
ワンウェイクラッチのへたりが酷く、いつ壊れるかヒヤヒヤものだ。



ホッとして各部点検すると、燃料ホースのワンタッチカプラからガソリン漏れが・・・
これはアルミ削り出しで結構高いのだが、これで2度目のガソリン漏れ。
もう嫌になったので、ワンタッチカプラは使わずに直結にしてしまった。



行った先は馬鹿の一つ覚えのごとく宮ヶ瀬ダム。
昼過ぎから出かけても車が多くて全く思うように走れないが、それでもちょっと走るには丁度良い。バイクは30台以上来ていたが、当然のことながらGPzの姿は無し。



家に帰ってから給油しに行くと、180kmで11.5Lほど入ってしまった。
天使の分け前が少し多いのではないか。
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Dトラ 続 データ比較(ニードル関係)

2009-10-09 09:12:54 | Dトラッカー
引き続き、ニードル関係の部品番号を洗い出してみた。
元祖闘う4ストのKLX250SRのレーサ版KLX250Rは、キャブがCVK32へ絞られているので調べていない。
KLX250SRの品番はKLX250ESと統合されたようで、規制後KLXは規制後Dトラと共通だ。

KLX300R
部品番号 価格 適合型式  品名          コメント
13098-1985 \1,103 KLX300-A1 ホルダ ニ-ドル ジエツト
16017-1368 \1,764 KLX250-D1 ジエツト(ニ-ドル) (KLX250R共通)
43028-1081 \8,190 KLX250-F3 ダイアフラム バルブ  (アルミ KLX250ES共通)
92144-1538 \861 KLX250M7F スプリング (Dトラ規制後 共通)

KLX250SR
部品番号 価格 適合型式  品名          コメント
13091-1888 \1,103 KLX250-F3 ホルダ ニ-ドル ジエツト (KLX250ES共通)
16017-1010 \1,764 KLX250-F3 ジエツト(ニ-ドル) (KLX250ES共通)
43028-1081 \8,190 KLX250-F3 ダイアフラム バルブ (アルミ KLX250ES共通)
92144-1538 \861 KLX250M7F スプリング (Dトラ規制後共通)

Dトラ(規制前)
部品番号 価格 適合型式  品名          コメント
13280-1104 \1,103 KLX250M7F ホルダ ニ-ドル ジエツト(Dトラ規制後共通)
16017-1010 \1,764 KLX250-F3 ジエツト (ニ-ドル)   (KLX250ES共通)
16126-1339 \8,190 KLX250M7F バルブ(ダイアフラム) (プラ Dトラ規制後共通)
92144-1538 \861 KLX250M7F スプリング (Dトラ規制後 共通)

Dトラ(規制後)
部品番号 価格 適合型式  品名          コメント
13280-1104 \1,103 KLX250M7F ホルダ ニ-ドル ジエツト
16017-1439 \1,764 KLX250M7F ジエツト(ニ-ドル)
16126-1339 \8,190 KLX250M7F バルブ (ダイアフラム) (プラ)
92144-1538 \861 KLX250M7F スプリング

Dトラ化に際してバルブ(ダイヤフラム)がアルミからプラに変わって明らかに軽くなっているとのこと。
スプリングはKLXシリーズ全車種共通なので、単純にレスポンスが上がる方向だ。
一方でニードルが細長いものに変わり、MJが絞られた。理由は不明。
同時発売のKLX無印は、KLX250SR/ESのままである。

結論としては、ニードルが長1、短数種類、ニードルホルダ、ニードルジェットが各3種類有る。
純正CVKでもセッティング範囲はそれなりに広いということだけか。
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Dトラ データ比較

2009-10-07 08:08:40 | Dトラッカー
規制後Dトラの改造目安とすべき、純正データを整理した。
ここのサイトに掲載されているデータを流用して、自分用('03Dトラ)に改めたもの。

http://www.geocities.co.jp/MotorCity-Pit/2395/databook.html

KLXとDトラでは細部が結構違う。

1.キャブレター形式 :
250R : ケイヒンCVK32
 250SR/規制前Dトラ : ケイヒンCVK34
 規制後Dトラ    : ケイヒンCVK34 (TPS付き)
 300R        : ケイヒンCVK34 (エアカットバルブ付き)

W650のキャブは、同じCVK34ながら加速ポンプ付き、エアカットバルブ付き。
4連CVK36はバラして流用出来るので、W650の奴が我がDトラ用に使えないか少し気になる今日この頃。
TRX850純正のBDST38(加速ポンプ付き)は好印象だった記憶がある。
もっともFCRが欲しい訳だが。

2.メインジェット(MJ)  
 250SR/ES   : #132 (規制前KLX無印も同じ)
 規制前Dトラ : #120
 規制後Dトラ : #118 (規制後KLX無印も同じ)
 300R   : #128

Dトラのみメインが絞られている。
#135~#140に落ち着きそうだが、タコメータ無しでは詰めれなかった。

3.ニードル (JN)
 250SR : N1RX クリップ位置固定
 Dトラ : N5AV クリップ位置固定 (規制前後 共通)
 300R  : N1TC 5段階調整 標準3段目

現在使用中のN1TC同様にN1RXがN5AVに比べ太くて短い画像がアップされていると思えば、N1TCのクリップ3段目とN3RAが同じセット長という情報も有る。記号から仕様が読めない。 謎。

4.ニードル ジェット(NJ)
 250SR  : 不明
 規制前Dトラ : 不明 (KLX250SR/ESと共通)
 規制後Dトラ : #6
300R : 不明 (KLX250Rと共通)

どっかSMを見れるとこ無いかな? と言う感じ。

5.パイロット(スロー)ジェット (SJ)
 KLXシリーズ共通 :#35

アフター対策で#38に変更するのが定番。

6.パイロット(スロー)エアジェット(PAJ)
 250SR : #145
 Dトラ : #145 (規制前後 共通)
 300R  : ???

7.パイロットスクリュー戻し回転 (PS)
 250SR  : 2 3/8回転
 規制前Dトラ : 1 7/8回転
規制後Dトラ : 1 5/8回転
 300R  : 2回転

意外なことに規制前後に限ればほとんど薄くなっていない。
ちなみにパーツリストで部品を拾うとパイロット(エア)スクリューだが、サービスマニュアルにはパイロットスクリューと記載される。
効き方は戻し(緩める)と濃くなるから、パイロットスクリューで問題無いと思うが、正確にはミクスチャーではないか?

8.点火時期
 250SR     BTDC 5゜ /1,300rpm~40゜/5,000rpm レブリミット 11,000rpm
 規制前Dトラ BTDC 10゜/1,300rpm~35゜/5,000rpm レブリミット 11,000rpm (KLX250ESと同じ)
 規制後Dトラ BTDC 10°/1,300rpm~25°/5,000rpm K-TRIC有り レブリミット 10,000rpm

規制前イグナイタはヤフオクでも人気商品で、10,000~20,000超の高値がつく。
TPSを外して結構満足したので、その内こんな裏技を試してみる予定。

http://moto.boy.jp/rac2.html

9.スペック
 250SR/規制前Dトラ  30ps/8,500 rpm 2.6kgf・m/7,500rpm
 規制後Dトラ(KLX)   29ps/9,000 rpm 2.6kgf・m/7,000rpm

数字上わずか1psのダウンだが、出力(ps)=トルクkgf・m×回転数rpm/716 の公式に当てはめてみると、高回転時の出力には結構な差が有る。シャシダイ計測では規制後が20~21ps前後、規制前は24ps前後とのこと。
我がDトラは規制前のレベルに少しは近づいただろうか?

10.その他

フロントフォーク オイル量 油面高さ(調整範囲)
  250SR : 540+-4cc  97+-2mm(85-115mm)
  Dトラ : 519+-4cc  114+-2mm  

KLXよりDトラの方が奥で柔らかい味付けにされているのが驚き。
跳んだり跳ねたりを視野に入れているのだろうか?
油面高さの調整代が85~114mmであることが判ったのが収穫。
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キャブセッティング その5

2009-10-05 08:04:50 | Dトラッカー
全面的にキャブを弄ると言う暴挙に出てみた。
まぁ大きな問題は起きないと、高をくくってみたのだ。

MJは#135から#138へ、SJを#35から#38へ変更し、SJが濃くなった分パイロットスクリューを2 3/8から1 3/4に戻して少し絞っておいた。さらにジェットニードルとニードルホルダーをKLX300R純正品に換装した。

上段がDトラ純正パーツ、下段がKLX300R用で、ニードル関係は一通りKLX300Rと同じになる。



ニードルホルダーをよく見ると300R用には穴が一つ余計に開いているのが判る。
空いている位置も上の方に移っているので、アクセル半開以上で流量が増えると思われる。
ジェットニードルは見た目に違いは判らない。



ニードルの新旧比較をもう1回やってみた。
N1TCの方がストレート径が1~2番手くらい太く、セット長が短い。
N5AVは300R用N1TC 1段目の更に3段くらい上のクリップ位置になる感じだ。
N5AVのセット長をN1TCに合わせるよう工夫すれば、ストレート径違いも試せるはず。
N1TCで使用するニードルの上に乗せるカラーがクリップ位置を大幅に変えるのに使える。

ちなみにN1TCのクリップ位置は5段階の調整が可能。上下3段階とする記事をネットでたまに見かけるが誤りである。



一通り装着して吸気側からメインボアを覗いてみる。最初は交換前。



交換後は輝きが増した。(笑)
300R用の方が長く突き出るように見えるが、多分これは錯覚。
差は穴の太さだけと思うが、ストレート径が違うので相殺されるのではないか?



何度となくバラすキャブセッティングだが、時間を計ってみたら外すのと組み立ては各々30分程度だった。
結構時間を食うと思っていたが、写真を撮ったりする時間や何となく掃除をしてしまったりする時間も相当積み重なっているようだ。

肝心のフィーリングはこんな感じ。(常に前回との比較)

             高 中 低
1) MJ132 + N5AVワッシャ2枚 △ △ ○ 高回転以外はそこそこ・・・
2) MJ132 + N1TC 3段     × △ △ 全域薄い、下はまぁまぁ。
3) MJ135 + N1TC 3段     △ ○ ○ 1)に比べて下が薄いが良し。
ここまでが以前で、 SJ #35、PS戻し 2 3/8回転 NJ #6 / NJホルダ '03Dトラ


ここから SJ #38、PS戻し 1 3/4回転 NJ 300R / NJホルダ 300R
4) MJ138 + N1TC 3段     ○ △ ○ 7,000以上の力感がかなり上がった。苦しげな感じも解消し上はGood。 低速も問題ないが、中間はやや濃すぎるように感じる。

このままもう1段MJを濃くして様子をみるか、ニードル系を調整して一区切り付けるか???
アフターファイヤはまだ起きる。



CVKのセッティングパーツも増えてきた。
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続々 デサルフェータ

2009-10-04 10:30:00 | GPz1100
実は重症だったGPz1100の湯浅YB16L-B(19A-10時間率)で使用中のデサルフェータの経過報告。
比重を見る限り効果は出ているので、サルフェーション除去は成功していると思う。もう1台ポチっておいた。



9/13 補水、補充電(2A-6Hr)
9/19 開放電圧 12.11V 比重1.16 デサルフェータ装着
9/22 開放電圧 11.99V 比重 1.19~1.21
-> 補充電(2A-8Hr) 開放電圧 12.52V 比重 1.20
9/26 開放電圧 12.20V
10/3 開放電圧 12.14V 比重 1.21
-> 補充電(2A-10Hr) 開放電圧 12.43V 比重 1.23~1.26(一晩放置後)

オデッセイとDトラの場合、1週間程度の放置でオデッセイで12.5V、Dトラで12.4V程度の開放電圧になる。この2台は闇電流があるので、有る程度下がっていくのは仕方が無い。

比重が低いのは1セルだけで、他は1.25近辺でおおむね揃っている。
開放電圧が速く下がるのは、このセルに足を引っ張られているのかも・・・
もう1週間様子を見るが、回復したと見て良いと思う。
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