家族サービスで花見に行ってきたので、土曜は少しだけ進捗。
日曜は夕方から雨が降ったので、合わせて1日分の作業だった。
まず、框材を固定したコーススレッドの穴を埋木で隠す。
埋木は100均で購入したφ15mm×910mmの丸棒である。
最近は、ちょっとした工作材料も100均で売っていることが多いので、マメに目を通して置くべきか。
丁番はステンの一番頑丈そうな奴を3丁ガケにした。
2枚が上下に分かれるタイプで、ドア側が上、柱側が下になりフラッシュ丁番と同じように閉じると金具1枚分の厚みになるため、扉、柱への彫り込みは不要である。
これが結果的に大正解で、柱、扉側別々に丁番を固定しておき、心棒に通すだけで扉が吊れる。
扉の取り付けは、WEBでの苦労談や雑誌を読む限り、誰か手助けが要るかと思っていたのだが、あっさり付いてしまった。
次に小扉。こちらは苦労した。
丁番位置を勘違いするなどの遠回りをしたあげく、扉を吊ってみたところ・・・
左右の扉で上下10mm位の誤差。さすがにみっともないので、やり直しである。
左右の扉間も隙間が10mm前後と大きい。
鍵の受け側をトリマで掘り込んで、鍵が掛かるようにしてみた。
フリーハンドで掘り込んだので、穴はいびつだが金具を付ければ気にならない。
運悪く巨大な節に掛かったので、将来的に節が抜けて使い物にならなくなる可能性が有るが、今更どうにもならないので目をつぶることにした。
鍵をかけてみると、こんな感じ。ラッチが辛うじて掛かる程度でこれも拙い。
これは完全に扉設計のミスで、丁番と扉の合わせ目の隙間を合計20mmとして見込んでいたのだが、丁番の厚みは5mm程度だったので、扉の合わせ目に全てのしわ寄せが行ってしまった物。
10~13mm程度の隙間が空いてしまった。
扉自体の製作誤差は2mm大きい程度で、材料の反り、捻れで隙間も一定ではないのだが、隙間を10~15mmで設計すれば良かったのだろう。
仕方がないので、丁番に2X4の端材から切り出したシムを噛ませて、位置の調整を行った。
今度は概ね成功。丁番側の隙間が大きくなったが、仕方が無い。
戸当たりは手持ちの2X3材と2X4材を半分に割いた物を使った。
小扉は丸棒ラッチを上下に取り付けて固定し、手持ちの掛け金でバイク用の南京錠を取り付けて鍵とした。
さらに親扉はドアクローザ(リョービ ドアマン)を奢り、勝手に閉まるように施工。
扉の金具類だけ2万円近い出費になった。
これで我が単車小屋にも扉が付いたので、単車置き場から昇格して単車用ガレージと呼べる状態となったと思う。
軒下保管だったチャリ2台、三輪車なども収納し、足の踏み場も無いのだが・・・。
扉の下側隙間はゴム板を貼って塞ぎ、仕上げの再塗装が終われば扉は完成だ。