結局、昭栄のX-12を買った。
長い間、新井ばかり使ってきたので、昭栄が新鮮に感じるというのが最大の理由だ。
あと、Pin Lockシールドを前提にして、シールド機構から変えてきたというのもポイントが高い。RR3に比べて雨中の煩わしさがどれだけ解消されているのか、結構期待していたりする。
早速純正のソフトスモークミラーシールドに交換してある。
噂通り、昭栄はシールド交換は無理矢理感が無くて洗練されていた。RX-7 RR3も簡単さでは負けてないが、壊れそうな感触でチョット乱暴なのだ。SZ-Mなど何か変だなと思ったら、アームが割れていて、シールドが飛んでいきそうになったことがある。
店頭や画像では余り気にならなかった後頭部だ。
改めて格好悪いが、被って見える訳で無し、他人のを気にした事もなかったので、ピンぼけ写真でヨシとしておく・・・
退役するRX-7 RR3と並べてみた。頭の形が丸っこいのが昭栄らしさだったりする。並べると意外に下ぶくれではないが、シールド周りは明らかに幅広だ。
被り比べて走ってみると・・・
左右の視野角はRX-7RR3が若干良くて、ピンロックシールドの段差が気になった。
ただし、実用上の差は無く、比べてみてRX-7 RR3の眉毛ベンチが上下の視野角を妨げていたことに改めて気付いた位だ。シールドは想像以上に明るい。RR3のライトスモークベースのミラーシールドは夜が駄目だったが、雨でなければ使えると思う。
また、評判通り全く曇らないので、シールド全閉で信号待ちが出来る。
RX-7 RR3はすぐに曇ってくるのでデミストポジションのまま頻繁に開け閉めするが、X-12は全閉のままでよい。その代わり、シールド開閉時のクリック感が強くて少し操作がしにくいと感じた。夏は頻繁に開閉するので、この段差がうっとうしいかもしれない。
ベンチレーションは予想通りX-12の圧勝だった。
ちゃんと額から頭が冷えていき、頭頂部と合わさって後頭部まで流れていくのが判る。まだ冬には早いこの時期でも、ベンチを閉めた方が暖かいという有る意味当たり前の結果が得られた。最新のRR5との比較ではないのでフェアではないが、額から真っ直ぐ空気を入れた方が素直で良いはずだ。
もう一つの売りである静粛性は、劇的に静かだとは思わなかった。
被り比べるとRX-7RR3の方が明らかに五月蠅いが、どちらもフルヘル固有の籠もりというか閉塞感があって、それが無いジェットのSZ-Mの方が好みなのだ。イヤホンで音楽を聴きながらライディングが出来ない性分だが、それが好きな方はX-12に軍配を上げると思う。
結論として、10年以上の間に色々進化していて良いことずくめだが、実はそうでもないようにも感じた。
それは、RFからラパイドに変えた20年ほど前の記憶が徐々に蘇ってきたからだ。あご下のチンカーテンなど見た瞬間にあぁ懐かしいと思ったくらいで、ラパイドに移植して使った記憶がある。それ以外にもベンチの効きの良さとか、口元空間の広さとか、昔から引き継がれた違いがそのまま残っていて、その差が正常進化しているように感じた。明らかに新しいのはピンロックシールドと後頭部の庇だけだろう。
とすれば、新井では経験が無いが、昭栄は馴染むまでは頭が痛くなった気がする。
マメに使ってスポンジに馴染んで貰わなくてはならない。
長い間、新井ばかり使ってきたので、昭栄が新鮮に感じるというのが最大の理由だ。
あと、Pin Lockシールドを前提にして、シールド機構から変えてきたというのもポイントが高い。RR3に比べて雨中の煩わしさがどれだけ解消されているのか、結構期待していたりする。
早速純正のソフトスモークミラーシールドに交換してある。
噂通り、昭栄はシールド交換は無理矢理感が無くて洗練されていた。RX-7 RR3も簡単さでは負けてないが、壊れそうな感触でチョット乱暴なのだ。SZ-Mなど何か変だなと思ったら、アームが割れていて、シールドが飛んでいきそうになったことがある。
店頭や画像では余り気にならなかった後頭部だ。
改めて格好悪いが、被って見える訳で無し、他人のを気にした事もなかったので、ピンぼけ写真でヨシとしておく・・・
退役するRX-7 RR3と並べてみた。頭の形が丸っこいのが昭栄らしさだったりする。並べると意外に下ぶくれではないが、シールド周りは明らかに幅広だ。
被り比べて走ってみると・・・
左右の視野角はRX-7RR3が若干良くて、ピンロックシールドの段差が気になった。
ただし、実用上の差は無く、比べてみてRX-7 RR3の眉毛ベンチが上下の視野角を妨げていたことに改めて気付いた位だ。シールドは想像以上に明るい。RR3のライトスモークベースのミラーシールドは夜が駄目だったが、雨でなければ使えると思う。
また、評判通り全く曇らないので、シールド全閉で信号待ちが出来る。
RX-7 RR3はすぐに曇ってくるのでデミストポジションのまま頻繁に開け閉めするが、X-12は全閉のままでよい。その代わり、シールド開閉時のクリック感が強くて少し操作がしにくいと感じた。夏は頻繁に開閉するので、この段差がうっとうしいかもしれない。
ベンチレーションは予想通りX-12の圧勝だった。
ちゃんと額から頭が冷えていき、頭頂部と合わさって後頭部まで流れていくのが判る。まだ冬には早いこの時期でも、ベンチを閉めた方が暖かいという有る意味当たり前の結果が得られた。最新のRR5との比較ではないのでフェアではないが、額から真っ直ぐ空気を入れた方が素直で良いはずだ。
もう一つの売りである静粛性は、劇的に静かだとは思わなかった。
被り比べるとRX-7RR3の方が明らかに五月蠅いが、どちらもフルヘル固有の籠もりというか閉塞感があって、それが無いジェットのSZ-Mの方が好みなのだ。イヤホンで音楽を聴きながらライディングが出来ない性分だが、それが好きな方はX-12に軍配を上げると思う。
結論として、10年以上の間に色々進化していて良いことずくめだが、実はそうでもないようにも感じた。
それは、RFからラパイドに変えた20年ほど前の記憶が徐々に蘇ってきたからだ。あご下のチンカーテンなど見た瞬間にあぁ懐かしいと思ったくらいで、ラパイドに移植して使った記憶がある。それ以外にもベンチの効きの良さとか、口元空間の広さとか、昔から引き継がれた違いがそのまま残っていて、その差が正常進化しているように感じた。明らかに新しいのはピンロックシールドと後頭部の庇だけだろう。
とすれば、新井では経験が無いが、昭栄は馴染むまでは頭が痛くなった気がする。
マメに使ってスポンジに馴染んで貰わなくてはならない。