貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

乗り納めと新年のご挨拶

2025-01-01 08:08:08 | ER-6f
昨年の乗り納めは伊豆だった。伊豆は冬のとっておきで最初の選択肢である。
横浜の最高気温が10℃前後と冷え込んだ日で朝起きたときはまだ0℃近辺だったが、カラッカラに乾燥した日が続いているので凍結の心配はほぼない。
8時過ぎの遅めの出発だったが、国府津PAには暇な物好きが沢山いて盛夏より多いくらいだった。



箱根新道から伊豆スカイラインは塩カリが撒かれた濡れた様な路面が続いていて思う様に走るわけにはいかないが、クルマが格段に少ないのでマイペースで淡々と走って行ける。これがオフシーズンの良いところだ。



修善寺から天城越え下田に至る混雑区間もそこそこ流れて、12時には下田へ到着して前回と同じ定食屋さんで昼食にした。



ここから石廊崎から松崎までが本命区間だ。



さすがにこの時期は寒々しい風景が続くが、それでもリズミカルにコーナーをクリアする度に海とその地形が姿を変えていく。若い頃のように走る事は出来なくなったが、ここを楽しく走っている間は単車を降りることはないのだろう。



石廊崎では強風で数回ヒヤリとさせられた。ER-6fは歴代でも最弱と思うほど横風に弱く、断崖の上でガードロープに向かわされたときはさすがに減速して車体を曲げ直してやり過ごさなければならなかった。



仁科峠も強風区間なので西伊豆スカイラインを南端から走るのは諦め、土肥、船原峠から少しだけ走って達磨山、大仁のルートで帰路についた。
午前中は雲が多く富士山が望めなかったが、午後はすっきりして雲見で小さかった富士山がどんどん大きくなっていき、徐々に夕映えに染まっていくという絶好のツーリング日和になったのは乗り納めを強行した甲斐があったというモノだ。



日が暮れた箱根峠は0℃、しかも芦ノ湖大観ICを過ぎた辺りから渋滞という混雑ぶりだったが、グリヒと電熱ベストにものを言わせて切り抜けてきた。クラッチとブレーキ操作の指先対策には電熱グローブしかないのだろう。



さて、昨年は気が休まる暇が無く、落ち着いて単車に乗ることが出来なかった。乗り納めも隙を見て飛び出しただけで、プランなどないツーリングばかりだった。
今年も忙しさの点では状況は変わらないが、突発では無いので何か出来ることはあるだろう。そろそろ次期FXの選定と導入があっても良いと思い始めている。



335km 23.0km/l
コメント
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