今時のツアラーになるべくスマホナビに再トライした。
前も退役したXperiaULをタンクポーチに入れてモバイルバッテリー給電で使ったが、Wifiテザリングで母艦のZ3の電力消耗が馬鹿にならなかったのと見難くて色々面倒で使わなくなったのだ。
今回はホルダーに裸マウントし、Bluetoothテザリングで様子を見てダメなら0円SIMを使うつもり。ナビは殆ど使わず現在地周辺の混雑具合を見るのがメインになるだろう。
ホルダーは色々迷って評価の高いRAMマウントをポチる寸前まで行ったが、まずはお試しなので中華の安い奴にした。ミラー穴を使うタイプでGPzと共用出来る。
少しステーが長すぎるようで収まりが良くないが、自分が乗る分にはこの角度で見ることはない。
一旦取り外していたUSB電源も取り付け車体側は準備完了した。
テストランは道志の道の駅。案内不要だが座間周辺の246渋滞を回避するのに早速役立った。長すぎるステーのお陰で見やすいし測位も問題なかったのでこれは使えるような気がする。
気になるXZ2の電力消耗は5時間で20%程度で日帰りツーリングでも十分だった。
ナビより驚いたのは6fの特性がガラッと変わったこと。まず過敏過ぎる低速レスポンスが影を潜め扱いやすくなった。これはチェーンパツパツの是正効果だと思う。サスも良く動くし有るべき姿に戻ったようだ。
次に回した時の振動と荒々しさが増したが、パワー自体は落ちた様に感じる。ガスケット交換でDFIは脱着するので組間違いで燃調が狂っているかも知れない。
何せスイングアームまで傷だらけにされた修理なので、すべて疑ってかかった方が良い。
チェーンが片伸びしてた。
ホイール磨きの際に張り過ぎだろと舌打ちしながら調整し直したが、チェーンは新品と言われていたので片伸びしているとは思いもよらなかった。
張り調整した後はリヤサスの動きが明らかに良くなったので、納車時からチェーンが張り過ぎだったのは間違いない。
修理から戻ってきてチェーンをオイルメンテに変えようと掃除に取りかかったら再びパツパツだった。クラッチカバーに傷がついていたのはエンジン下ろした方がやりやすかったんじゃないかと諦めもしたが、スプロケやスイングアームが何故か傷だらけで、何をやられていたのかもはや意味不明な有り様。
修理前
修理後
再びの保証修理だったので気を利かせて初期伸び微調整でもしたつもりなのだろうと思い直し、灯油で新品グリスを落としていたら、なんとパツパツの程度にムラがあった 。orz
実はチェーン交換してなかったんじゃないかと思ったが、店頭販売時の画像と納車後を見比べるとチェーン引きの位置が全然違うのでチェーンは変わっているらしい。
店頭展示時
購入後
チェーンを細かく見てもシールに切れや変形は無くローラーも当たりがついている程度で全体的に動きもムラは無いと、チェーン自体のコンディションは悪くない。
ローラーの動きはちと渋いが新品グリスがまだ残っているのでこんなモノだろう。2~3回オイルメンテを繰り返すとローラーもスルスル回るようになるはず。
初期伸びは有ることだが、それが片伸びなんて聞いた事が無い。
念入りに調整したら調整範囲には収まったので様子を見るが、これが変わらないなら交換だろう。勿体無いことだ・・・
花粉がピークを迎えたこの時期、室内に引きこもりたいのを我慢してマフラーを磨いてみた。
目に付くところ以外すべて茶色に染まったマフラー。
前途多難を予感させたが、強い味方の100均サンポールが有る。
まず脱脂を兼ねてマジックリンで汚れを洗い流す事にした。
すると何という事でしょう。
サイレンサーが銀色に輝き始めたではありませんか?
マジックリンが堆積した油泥を軽々と溶かし、焦げとりスポンジとスチールウールで掻き取る事が出来た。
本物のマジックリン恐るべし。年末の換気扇掃除の方がよほど手こずる。
期待の100均サンポールはサイレンサーの軽いステン焼けとかピッチなら刷毛で塗ってる内にどんどん落ちて子気味良い。
焼き付け仕上げのエキパイには歯が立たないが、それでも効いているらしく焦げとりスポンジでこそげ落とす事が出来た。
仕上げは中和のマジックリンに加えて投入したのは磨研クレンザージフw
弱アルカリ性で中和しつつ更に研磨を続けて気が済んだw
日用品でここまで綺麗になれば十分だ。
磨きの工程は台所用品では効率が悪く、エキパイはサイザルバフ、ラビングコンパで良い感じに仕上がった。どうせステン焼けするので削り目が落ちれば十分だ。
サイレンサーと言うか触媒もサイザルバフとラビングコンパで仕上げ、目に付く面は更に青棒、ピカール仕上げで鏡面の手前まで持って行った。鏡面は似合わないんじゃないかと思うのだ。
ビフォーアフターをやってみる。
触媒はこうなった。
これまでは性能と機能向上が著しく最新ハイエンド機に価値が有ったが、最近は新機種を見ても食指が動かないどころか興味を失いつつ有ったのが実情だった。やりたいことに困ってない。
ところがタッチ切れが再発し、電池もへたり修理期限切れが迫ってきたし、端末/回線分離で端末代金が上がることは避けがたい。ならばハイエンドが安く買える今のうちに変えておこうと思い立った次第だ。
以前と同じように回線/端末分離はウヤムヤになるだろうが、当時と違ってハイエンドでなくても問題無いので高いモノが叩き売られる事はもう無いと思う。
次機種はあまり悩むこと無くXperia XZ2と嫁さん用XZ2 Compactにした。
不人気な事から現行XZ3とCPUやRAM/ROMのスペックが同じにも関わらず格安で、手数料不要なオンラインショップで購入した。
機種変更の作業も以前に比べて簡単で1台辺り概ね2時間ほどで移行できた。
問題はバイクの管理アプリ moto.Noteのデータ移行が出来なかったこと。Android 9に復元機能が対応していないようで、新規登録が出来るだけだった。
Xperia Z3はタッチ切れを修理しバイクや車用ナビとして余生を送る事になっているので昔の記録は参照出来るが、あまりに残念すぎる結果で将来を見越して大手のサービスに移行したい。
ER-6fを引き取りに行ってきた。
シリンダーヘッドのベースガスケットだと目星を付けたので保証修理に出したが、当たりだったようだ。
アイドリングではオイル漏れが確認出来ず再現に手間取ったらしいが、約束の2週間で仕上がったなら十分な対応だ。
ヘッドを降ろすならバルブ摺り合わせもやっておきたいが、3万kmならまだ行ける。
修理の仕上げはこんな感じだった。
ベースガスケットとヘッドカバーパッキンは見せて貰ったので交換されているはず。
反対側から見ても乾燥しているので大丈夫だと思いたいが・・・
何より綺麗に掃除して滲みがすぐに分かるようにするモノだと思うのだ。
細かい作業忘れがあったり、今一スッキリ感が無いままバイク小屋に納めた。
2日経っても滲みは無いので美麗化の作業に戻る事にした。
ER-6fで初めてメンテスタンドを使うようになったのでインプレ。
GPzやDトラは自作メンテジャッキで十分だったが、6fはアンダーフレームが無いので中華激安品のフロント兼用を1台、2台目はV字フック仕様で手に入れた。どう見ても同じ製造元の同じ製品だが、アジャストボルトは2台目の方が良かったりするのが謎だ。
送料込み5,000円/台を切っているのでJ-Tripの1/3、Astroの2/3の出費で済んだ。
リヤのかけ方はネットに画像や動画が溢れていてそれを見れば十分だが、要は車体の垂直を維持した状態でセットして上げる事がキモだと思う。ER-6fは慣れたがGPzはまだ抵抗がある。
V字受けは支点の関係で重く、高く上がるのが欠点で重いリヤホイールを持ち上げて脱着する羽目になる。
L字受けは上げるときに左右がズレやすいが、それに注意すれば軽く低いのでホイールの脱着は楽だ。
一方クリヤランスが狭いのでチェーンケースは外す必要がある。
結局フックボルトまで装着したがL字受けで十分だと思う。
安定性に欠けると言われるが、車体を支えているので乗せてしまえばズラす事すら至難の業で、日常メンテならV字受けは不要だろう。
下ろす方が苦手でハンドルでグイッと押して下ろすのは無理だった。
スタンドが前にズレないよう足で押さえたら片方だけ外れて厄介なことになったが、あれがGPzだったら倒していたに違いない。V字受けなら出来るかと思ったがやはり同じ事になって途方に暮れかけた。
フロントスタンドは組み立てを間違って悩んだ。
中華激安品はWEB上に完成画像が乗ってるだけで取説が無く、J-tripやAstroなどの紹介画像をじっくり見てネックの角度が逆なことに気づいて一件落着した。
分かってしまえば簡単に上がるし安定しているので安心して作業が出来る。
ただ、三つ叉に心棒を突っ込んで押し上げているだけなので衝撃が禁物な事と外すときにフェンダーにネック部分が落下するのは要注意だ。
あと、スタンドが工具やタイヤを外す際に干渉するのも地味に邪魔。
もちろんフロントは三つ叉周りの作業が出来ないし、リヤはサスやスイングアームが弄れない。
こうした作業は自作ジャッキで下から上げなければならない訳で、ER-6fのジャッキポイントを近所に新しく出来たKawasaki PLAZA店にお邪魔して聞いてみたが首をひねるばかりだったwww