ネタが熟成したが四連休の最終日に伊豆を回ってきた。
天候不順も有ったが、GW並みとも言われた高速の渋滞に当初考えていた遠征は止めて近場で我慢することにしたのだ。
7時過ぎに出発し、平塚辺りで思ったほど交通量が無いことに安心したら、よそ見をして追突しかかってしまった。
集中してなかったことを当地の御大に叱咤されたような気がしてちと恥ずかしい。
全体的に交通量は少ないモノの西湘パーキングはかなり人出が戻っていた。
箱根新道、K20、伊豆スカイラインも同じ様に空いていて好きなペースで走れるのが気持ちよい。
何カ所か有る富士山スポットで年賀状写真を目論んだが、湿気が多いせいかイマイチな雰囲気だった。台風が寒気を引き込んでいる影響か冷たい風が強く、メッシュ+インナージャケットでは落ち着いて休憩もできない。
伊豆スカイラインでお札を忘れたことに気づく。キャッシュレス時代だからとそのまま続行したが、昼飯に旨い魚介をとの目論見が潰えてしまった。
亀石PAで気になっていた空模様をチェックしたら南端の下田、石廊崎方面は雨が掛かっていた。冷川ICからK59、R414で南下して下田入りする予定だったが、K59で西伊豆スカイラインに向かえばギリギリ交わせそうでルート変更した。
筏場のわさび田は再訪したかった場所で単車を降りてゆっくり散策してみた。
下流は日よけをしてあるが、最上流部は日照時間が短いせいか日よけが無く、わさびの緑が美しい。
湯ヶ島温泉郷の7-11でブランチにした。R414はクルマが途切れることが無く、当初ルートのままだと退屈な時間になったはずだ。
途中、結構な規模の廃工場を見かけた。中外鉱業で調べてみたら、昭和の時代にこの辺りで算出された金・銀の精錬を行っていて持越鉱山というらしい。
風早峠まで上り詰めると、冷たい風がきつくて大変だった。西伊豆スカイラインはいつ来ても天候不順で雰囲気ほど気持ちよく走れない。何度もしつこく通えばベストな状況が来るだろうが、これだけ外れ続けるのもなかなか無い。
収穫としてはタイヤとリンクベアリング交換で路面の縦溝でタイヤが前後バラバラに逃げる挙動が無くなったこと。以前はなぜこんな速度で挙動が乱れるんだ?というほどグリップしなかったが、今回は縦溝嫌だな~程度で走り抜けることができた。
今回は戸田へ降りて大瀬崎経由にした。戸田港で黒猫を愛でながら休憩をしばし・・・
井田の海水浴場へ立ち寄ってみたが、コロナ禍も有ってダイバーしかいないようだ。スノーケリングでも愉しいはずだが、ここまで来るならタンクを背負う方がよい。
大瀬崎も寂れていた。この時期はダイバーだらけのハズだが、まだまだ人出は戻っていないのだ。
愉しく走れたのはここまで。
小雨に追い立てられ、熱海峠は雨雲に覆われていて熱函経由を諦めて箱根峠越えで帰ったが、R136周辺は大渋滞ですり抜けもままならないほど混んでいて、箱根も大観山のICから下は停止するほどの渋滞でGW並の人出だった。
県道やら西伊豆はあれだけ人が居なかったのに、みんなどこへ行ったんだろうか?と不思議になるツーリングだった。
涼しくなったし、次はGPzでいくだろう。関東圏ツーリングプラン解禁や山王林道復旧という耳よりなニュースがある。
総走行距離:293km、燃費:23.2km/l