貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

河口湖自動車博物館・飛行館 続編

2024-08-21 08:08:08 | 雑感
次は自動車編。
自動車の歴史を辿るようなにコレクションが整然と並べられていて、戦前の海外車両が多くどれも綺麗にレストアしてあって、とても状態が良い。多くはランニングコンディションなのだろう。
まずは言わずと知れたベンツの初号機、もちろんT型フォードもあった。



古いモノはホーとかへーになってしまうので、さりげなく置かれたバイクの写真なんかを載せておく。
別冊MC誌の愛読者として誌面で知った車両ばかりだ。
最初は陸王
祖父がバイク乗りで亡父がバイクの思い出を語る時によく出てきたという縁がある。
若い頃にいつかはハーレーと思って試乗したことがあるが、30年たってもその気がしない。



次はビンセントブラックシャドウ。
1948年に世界最速の量販車として200km超えを達成したバイク。やはり世界最速という響きが良い。




BMW R51/3
戦後に発売された水平対向2気筒の原点だ。成れの果てのR100RSに試乗したことはあるが、これまた若すぎてピンとこなかった。



トライアンフボンネビル
バーチカルツインでまだ日本車が目標としていた頃の名車だ。画像をあげた中で唯一一緒に走ったことがあるが、弾けるようなとても良い排気音を奏でる。



トライアンフトライデント
CB750Fourに対抗して出した3気筒750モデル。オイルが滲んでいるのは実動車の証だ。



CR110とCR72
第1期F1に先んじて二輪で世界をとった頃の市販レーサーでドリーム50の原型だ。



自動車博物館なのでクルマを・・・
プラモを作ったやつからピックアップしておく

ハコスカGTR
高橋国光のマシンだそうだ。市販車と一線を画すど迫力、GT-Rといえばこれがドリフトしているのだ。



フェラーリ365GT/Bデイトナ
スーパーカーブームの頃、BBと並んで紹介されてたFRにV12を乗っけたフェラーリ。



フェラーリ512BB
南港で開かれたスーパーカーショーを見に行ったな。



カウンタックLP500S
スーパーカーと言ったらコレ。



そして、コレを見るのも目的の一つだったタイレルP34



ティレルではない。



番外編その1
スバルの黒歴史となるF1エンジン 水平対向12気筒で予備予選8回連続落ちで撤退。。。



番外編その2
売り物だが117クーペ。評価はハンドメイドな前期型が高いが、好みは後期型角ヘッドランプの2L DOHCモデル。
後継のピアッツアを見たとき、どうしてこうなったんだと思った人も多かったと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

河口湖自動車博物館・飛行館

2024-08-19 08:08:08 | 雑感
終戦記念日の日、河口湖自動車博物館・飛行館へ行ってきた。
家族がそろう8/16の予定だったが、台風襲来で前倒したので息子は別行動。



往路は渋滞もなく順調に河口湖畔のほうとう屋へ安着。
初見の観光客向けの店だが、真夏のほうとうも旨いぞと娘を洗脳した甲斐はあった。出汁の旨みがカボチャで消されていないのが良い。



ここから別行動で飛行館を訪れた。
出迎えてくれたたのは、そこかしこに置かれた一線を退いた自衛隊機たち。



普段は復元作業場になっているのでは?という狭いスペースに、これでもかとコレクションが詰め込まれたカオスな空間が広がっていた。
入口正面に隼二型



天井に隼一型



左手に零戦二一型



右手に零戦五二型



正面 壁側にレストア中の彩雲の機体



一式陸攻のレストア済み機体と桜花



いずれも南洋の戦場に放棄されていたモノをレストアしたもので、途方もない作業が行われたことが容易に見て取れる。
外板は大半が新生だろうが、沈頭鋲で滑らかに仕上げられていた。





実働する唯一という栄12型空冷星形複列14気筒の下にはオイル受けが用意されているところが生々しい。



当時の工業力の低さを表す例としても知られる彗星のアツタ液冷V型12気筒もあった。クランクシャフトが上、シリンダーが下向きの倒立配置で幅が狭くバランスが良さそうだ。



他にもこれでもかと言うほどの展示があったが、これが個人のコレクションというのがすごいことだ。
オーナーはCIBIEの広報活動としてハラダレーシングの代表を勤められた方で、中嶋悟を筆頭にビックリするほどなじみのある名前がぞろぞろ出てくる。
我がGPzもCIBIEに換装してあってお世話になっていると言えるのだろう。眼福だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シンテッポウユリ

2024-08-10 08:08:08 | 生き物たち
我が家の空きプランターから白い百合が勝手に生えて咲くようになった。
最近アチコチで見かける野良ユリだが、きれいだし何か縁を感じて抜かずに放置していたら今夏も立派な花を咲かせた。



このユリは何ユリだろうと思って調べたら、シンテッポウユリでタカサゴユリとテッポウユリの交雑種とのこと。
テッポウユリは真っ白い花だが、一回り小ぶりで4-6月に咲き、主に球根の分球で殖える。日本固有種だが九州南部から南西諸島に自生するだけで神奈川はおろか本州には自生しない。画像は拾いものだ。


タカサゴユリは台湾原産、日本には大正時代から園芸品種として持ち込まれ、見た目の特徴としてはテッポウユリより大ぶりな花だがピンクの筋が入り、真夏に咲き、種で殖え成長が早い。画像は自宅近所で見つけたものだが、野良だと思うのでタカサゴユリの特徴がよく出た交雑種だろう。



シンテッポウユリはテッポウユリの白さと、種で殖え1年で咲くというタカサゴユリの繁殖力を求めて改良した園芸品種だ。
発表は1928年というから100年以上の歴史を持ち、今も改良が続いているそうだ。

これらのユリは園芸品種として流通しているが、シンテッポウユリとタカサゴユリは種で増えるので野生化しやすく交雑しやすいので野良ユリは交雑種だと考えれば良い。繁殖力が高い上に雑草として処分されにくい事から、全国各地で勢力を拡大していて広島の実家でも年々数を増やしている。

環境省の「生態系被害防止外来種リスト」で「その他の総合対策外来種」に指定されていることもあり、増やしたり移植することは原則御法度だ。
対策は花が落ちて莢が出来たら熟して種が出来る前に摘み取れば良く、ユリはネコにとって猛毒なので切り花は家に持ち込めない。
連作障害が有って何年かすれば咲かなくなるだろうが、しばらくは楽しませて貰えそうだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Ninja650ミーティング

2024-08-08 08:08:08 | ER-6f
先月末の話だが、KCBMで出会ったER-6f乗りからNinja650全国ミーティングへお誘いが有り行ってみた。


出発は9:40と遅めで外気温35.6℃と熱中症危険領域、支度で汗をかき停車する度にファンはぶん回りもはや苦行だ。
おまけに近所の下道が大渋滞し、出発早々通勤モードを発動してネットに晒されるリスクまで負ったが、R134や西湘BPは意外なほど空いていて一息つけた。
国府津PAは立ち寄るバイクの台数が真冬並みに少なく、この気温でバイクに乗るのはよほどの物好きという雰囲気が漂っていた。


ミーティングは集まってバイパラでランチ食って談笑して解散というもの。
同時に開催されたハーレーのミーティングが軽く100台以上集まったのに対し、僅か10数台だがレア車だけ有ってよく集まったなと思った。皆さんきれいに乗っていて、箱やナビは付けてもカスタムとは無縁な人がほとんどなのは時代の流れなのか、車種固有の事情なのか・・・。



解散後にA型3台を並べて記念写真を撮っていたら、遅れてC型が2台も現れE型含めER勢が7台も並ぶという光景に発展した。



貴重なひとときにはなったが、見かけることすら無い以上同車種が揃って一緒に走る機会も絶対無いので、僅かな時間でも集団走行のスケジュールを組んだらもっと良いのでは?と思った。まぁ、今時のミーティングはこういうモノなのだろう。
帰路は椿ラインを下ったが真鶴道路の渋滞に突入し路側の雑草にすり抜けが阻まれ大失敗。この季節は標高の高い快走路かつすり抜け可能なルートに限る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする