電装が色々問題だった。
まず、充電電圧が不足していてアイドル13.2V、走行中12.8Vという低さだった。2年ほど前にデジテンが壊れ、いつからダメか分からないが前から違和感は感じていた。
たまに起きる失火も気になるし、サイドスタンドや油量警告も頻繁につく。
レギュレーターかジェネレーターが疑わしいが、先にスプロケカバーを開けたところ、汚泥で完全にコーティングされた配線がお目見えした。
ジェネレーター出力の3線が断線か千切れかけてることを最初に疑ったのだが、一応接続は問題はない模様。というか、良く燃えなかったなぁと・・・
掃除するのにパーツクリーナーを大量消費する事になった。
サイドスタンドや油量警告もここが絡んでいる可能性が高い。
ジェネレーター出力配線は被覆が痛んでいるので取り急ぎ融着テープで補強して確認したが、電圧は復活せず。
そこで車載している予備レギュレーターに交換したらアイドル13.5V~に復旧した。
試走したが13.2V辺りまで下がる時が有って充電が不安な数値だった。予備レギュレーターはEN400などのミドルツイン用だったはずで常用する気にはならない。
配線も一回り細いようだ。GPz純正は2sq、EN400用は1.25sqではないか。
確認したらGPz750/1100はAC50VだがER-6fはAC42Vと発電量が少ない。配線やコネクタがかなり熱くなるので非常用にもならないだろう。ER-6f用の予備にしておく。
取りあえずジェネレーター出力のコネクタを作り替えた。被覆がカチコチで中が腐ってたらジェネレーターから配線を新調する覚悟だったが、幸いなことに芯線は綺麗なものだった。ケーブル残長の関係でギボシのオスメスが逆になってしまった。
長年使ってきたサイドスタンドセンサーは掃除で復活したがゴムブーツに亀裂が入っていて再使用は断念した。
ここは汚泥でセンサーの棒が渋くなるのが定番の不調で定期的に点検してれば便利な装備だ。
後はヤフオク!で落としたZR-7用のレギュレーターを待つ。
MOSFET化を考えたが中華のバッタもんが出回っているらしいし、新品3000円程度の中華レギュレーターも目立っていた。
ここは下手したら燃えるので中華は眼中になく、古くて寿命が短くても純正品の一択だ。