貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

自宅PCのバージョンアップ 性能比較

2023-12-15 08:08:08 | デジモノ
課題は色々残っているが、取りあえずアップデート後の性能比較をしてみた。



まずはWD_BLACK SN770 NVMeの性能だが、WEBの紹介記事通りの性能で申し分が無い結果だった。ケーブル接続不要なのも良いところでトラブルリスクが減る。
3台のストレージそれぞれ10倍ずつの性能差だが、速度差が体感出来るのはHDDだけでSATA、NVMe間ではあまり差は感じない。
動作温度がSATA SSDに比べてかなり高く58℃にまで達したことも有り、寿命が心配なのでヒートシンクを大きいものに変えるつもりだ。

内蔵GPU UHD730を使える様にしたので外付けGPU GTX1050TIの性能比較もやってみたが、試験方法に問題があったものの結果は分かった。



定番のベンチマークCrystalMarkの結果、左がUHD730出力、右がGTX1050TIだ。
試験結果、D2D 2Dグラフィックで顕著な違いがあったが、OGL 3Dグラフィックでは大きな差は無い。世代が新しいせいかUHD730は以外と頑張るものだと深く考えずゲームベンチに移ったが・・・。



ドラクエ10のベンチマークでは性能差が大きく出た。UHD730でもゲームは可能だろうが10年前のゲームでこの性能評価は厳しい。
一方でFF14、FF15のベンチマークでは何度実行してもUHD730出力の方が僅かにスコアが高かった。

何故?と思って2画面モニタ(GTX1050TI出力)が余計な負荷か?と思ってモニタ1台でベンチをやり直したが大差無い。
UHD730は実は優秀では?と勘違いしかかったが試験方法が間違っていて、UEFI設定で両GPUを共存させたのでGPU単独の性能比較は単純には出来ないというだけのことだった。



FFベンチを実行してタスクマネージャのパフォーマンスを見るとUHD730、GTX1050TI双方に負荷が掛かり、3Dグラフィックなどの処理は主にGTX1050TIが分担する事が分かった。分散処理するのでUHD730の方が僅かでも結果が良くなるようだ。一方でドラクエベンチはUHD730が頑張っていて、GTX1050TIはほぼ動いていないので大差がついたということだ。
この結果から見て、UHD730単独のFF15ベンチはあまりに辛い結果になることが予想され、両者には大きな性能差が有る事は間違いない。



内蔵GPUと外付けGPUの共存は諸説有って、内蔵GPUはメインメモリを共用するのでパフォーマンスに影響が出るので不要、無効化とする意見と、内蔵GPUが持っているQSV機能を重要視して共存有りきとする意見に別れるようだ。動画編集は内蔵GPUの方が優秀とのことで、要するに目的に応じて使えば良い。
とすると、元々Core i5 12400BOXを購入したのは内蔵GPUが目当てで、パフォーマンスよりHW追加の故障リスクや省電力性を優先したためだ。その流れでなら、故障リスクは増えたが映像出力が冗長化されたので高可用性が上がっているとなる。
そもそもマザボの映像出力端子故障が発端なので念入りに対策したと言う事だwww
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HLA適合血小板献血に行ってきた

2023-12-11 08:08:08 | 健康ネタ
半年振りにメール依頼が来て献血してきた。

我が血小板と適合する他人は数百人から数万人に1人しかおらず、その人が輸血を必要とする確率など極めて低いので、1回切りだと残念な結果だったのか?と思うし、続けてくるときは同じ患者さんが頑張っているのだと感じる。
候補日を幾つか指定されるので都合がつかないことも多々あるが、久し振りに来たのでホッとした感じだ。

何時もの横浜東口クロスポート献血ルームだったが、通常の予約より対応が丁寧で待たされないということが要請を受けた人への特典だったが、今回は結構待たされた。

来春から新しい献血ルームがスカイビルで開所することに伴って閉鎖になる事が決まっていて、おそらく最後になるのだろう。横浜へ来てからここで貰える「クリーンデンタルF」で歯磨き粉を買わずに済ませてきたが、新しい横浜スカイ献血ルームでも提供されるのだろうか?
是非とも各献血ルームに「クリーンデンタルF」を常備してもらいたいものだ。
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自宅PCのバージョンアップ Windows11アップデート

2023-12-08 08:08:08 | デジモノ
Windows11のアップデートも予想通り手間取った。
Windows7->10とクリーンインストール無し、CPUから中身一式変わった状態で使い続けているのですんなり行く訳が無い。
Windows UpdateにWin11が配信されてなかったので、公式サイトから”インストールアシスタント”を使用してアップデートを試みた。実行するとダウンロードが始まって何やら動いているなと思ったら、こんなメッセージが・・・



ググると、レジストリの状態がUSBメディア起動になっている事が原因でレジストリエディタで修正して再チャレンジ。



次はインストールが進んでいき、最新アップデートのチェックが行われていた辺りで固まってこんなエラーコードが・・・



"0xc0000005" はWindows実行中にも出るメモリアクセス違反で、原因が幾つも考えられるる奴。
Windowsメモリ診断は問題無し。システムファイルチェッカーで修復したら大量の修復ログが残されていたが、アップデート中なので因果関係は不明だ。
再起動してドライバ更新漏れが無いか確認したら、Windows UpdateにWin11pro 23H2が配信されていた。

ダメ元でWindows UpdateからWin11のアップデートを実行したが、進捗が分からないのでタスクマネージャで監視していたところ、バックグラウンドプロセスでアクロニス関係のプロセスがかなりの数で動作していることが判明した。アクロニスにマルウエア対策機能が有り、それが悪さをしている可能性を否定出来ないので保護監視の機能は停止させた。
OSアップデートはセーフモードなど必要最低限の実行環境で行うべきだが、そうなっていないのがトラブル原因の一つだ。



今度は順調に進んでいき、1時間足らずでWin11アップデートは成功した。
Windows Updateと”インストールアシスタント”では進捗表示の粒度が大きく異なっていて、Windows Updateは何をやってるのか良く分からないのが大きな欠点だが、その進捗表示がバグる事も有るのでSimple is Bestというところか。

Windows11で最初に実行したのはライセンス認証状態の確認、タスクバーの左寄せ、アクロニスのアンインストールだった。バックアップはアクロニスのブータブルメディア起動で取るので、Windows上に残す必要は無い。
Windows回復ドライブを作成したりインストールメディアを作成したりして、今回のバージョンアップ作業は峠を越えた。
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自宅PCのバージョンアップ SSD増設とMBR/GPT変換

2023-12-06 08:08:08 | デジモノ
SSD増設とWin11適合は以下の手順で行った。
自身への備忘録として作業記録をまとめたが、Windowsライセンス再認証は最新情報を確認してから実施して頂きたく。

理由はパーツ交換やBIOSアップデートを行うとMSアカウントによるデジタルライセンス再認証が出来ず、プロダクトキーを求められるケースがあること。
更に2023年9月にWin7/8からWin10アップグレードの道が塞がれたので、Win7/8のプロダクトキーは弾かれて認証されなくなる。こうなると7/8アップグレード組はWindows買い直ししか無くなってしまう。今回作業と同様にWin10のSSDをクローン換装しただけで認証が外れた例も有るようで、いつも上手く行く保証はない。
特にマザボ交換あるいBIOSアップデートは、高確率で別PCとして認識され再認証が必要になるので要注意だ。なお、Win10/11の正規プロダクトキーを持っていれば関係無い。

WD仕様Acronis True Imageをダウンロード、インストールし、ブータブルDVDを作成。
ダウンロードリンクが分かりにくいのは添付版だからだろうか・・・


Windows上でNVMe SSDをUSB接続して動作確認。 
認識されるとGPT/MBRを選択する必要があり、GPTフォーマットのみでボリュームは切らないでおく。

アクロニスブータブルDVDで立ち上げ、SATA SSDからUSB接続のNVMe SSDにクローンコピー開始。 
残り1時間~1時間30分くらいの表示がループし続け、3時間経過して何かおかしい?とキャンセルした。データは殆ど復元されていなかったようで、何かがおかしい。
NVMe SSDをPCに実装して動作確認、再びWindows Disk管理からGPTでフォーマットし直した。SATA HDDの電源ケーブルは外してポカよけとしておく。
 
Windows上からアクロニスによるクローニングに再チャレンジした。
クローン設定が終わるとMBRのままになるとのメッセージが出て、何度か設定変更をトライしたが変わらず。
調べたらWindows実行中はGPTに変換できないので、再起動でアクロニスのWindows PE起動となりクローン処理を継続する旨の記事が散見された。ただ、ダウンロードしたWD仕様Acronis True Imageにはその機能が無いようで、ブータブルDVD起動=Windows PEで上述の通りバグっていたのもMBR/GPT変換の問題だろう。
MBR前提でクローンを実行したら8時間以上の表示が出て目を剥いたが、今度は順調に残り時間が減っていき、結局3時間程度でクローン完了した。



UEFIメニューからNVMe SSDを指定してBootを実行、特に異常無く起動しNVMe SSDの増設とクローン換装は成功した。



SATA SSDの電源ケーブルも外してポカよけしてからNVMe SSDをMBRからGPTに変換する。まず、Windows DISK管理からNVMe SSD上のDドライブを消してパーティションを3個に変更した。



Windows回復USBからBootし、コマンドプロンプトからMBR2GPTを使用してGPTに変換した。
ドライブレターの復元に失敗したので修復から直せとのメッセージが出て処置に悩んだが、結局放置。多分、DやFドライブが無いからだろう。
シャットダウン後、UEFI設定を変更しなかったので、CSM有効、セキュアブート無効のままで作業を続けた。



NVMe SSDから起動して、Windowsのデジタル認証を確認するなどしていたらなんとWindows11に適合していることを発見。セキュアブート有効への設定変更は何だったのか?と思ったが取りあえず後回し。



先に両SSDのボリュームサイズが小さい問題を解消したが、Windows Disk管理とDISKPARTコマンドを組みあわせて変更出来る。
WEBをググるとパーティション変更用ツールの宣伝ばかりヒットするが、よくよく見ると無償版は機能制限付きで有料版を買わないとダメなやつばかり。
実際に必要な操作はわずかでコマンドはコピペすれば入力ミスも無い。Windows Disk管理を並べて実行すれば操作結果が逐次分かるのでツールを買う必要が無い作業だ。だから無償だったのに何故有償化してしまうのだろう???

SATA SSDのDドライブは、フォーマットし直してデータ復元することにした。ボリュームは空き領域が後ろにあるときだけ拡張可能だ。
Windows Disk管理で旧Cドライブなど削除出来るものを削除し、回復パーティションは管理者コンソールからDISKPARTを使用して削除する。全領域未割り当てになったらWindows Disk管理でSATA SSDをGPTに変換、ボリュームを確保してドライブレターも元のDに設定、バックアップデータを戻して完成。

起動用NVMe SSDの見直しは、回復パーティションを削除し、Cドライブを拡張して最後端に回復パーティションを再作成する。 
 手順はざっと以下の通り。

 Windows回復機能の停止
 回復パーティションは管理者権限コンソールでDISKPARTコマンドで削除。
 Cドライブを拡張
 Cドライブを1GB縮小し、回復パーティション用空き領域を確保
 回復パーティションとしての各設定を施す。
 Windows回復機能を再開
 再起動してWindows回復コンソールが立ち上がるか動作確認



先人達とGoogle先生に多謝。このサイトの手順そのままである。

Windows10のCドライブを拡張するために回復パーティションを再作成する - 雑木林

Windows10のCドライブを拡張するために回復パーティションを再作成する - 雑木林

Windows環境において何らかのトラブルが発生してOSが起動不可になった際に、 回復環境(回復パーティション)を使ってトラブルシュートやOSの初期化を行うことが稀にありま...

雑木林

 


全てが終わったらアクロニスでWindows10最終形のバックアップを取っておいた。作業前、作業後の2世代管理が基本だ。

別手順も有って・・・
NVMe SSDをPCに実装し、Disk管理からGPTフォーマット。
SATA SSDを離線し、Windows回復USBからWin10のクリーンインストールを実施。
インストール完了後、Win10の初期設定を行わずCドライブをアクロニスでレストア。
SATA SSDの処置は同じ。
正直どちらでやるか迷ったが、インストールやレストアよりコマンド操作の方が楽で簡単だと思う。
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自宅PCのバージョンアップ メニュー検討

2023-12-04 08:08:08 | デジモノ
自宅PCは老朽パーツ以外もOfficeバッタモン問題とかWindows11不適合など積み残しが有る。





年賀状作成の季節が到来しOffice問題に決着を付ける時が来たが、Office365のサブスク契約はオーバーコスト、WEB版は個人データをクラウドに上げることに抵抗が有って使いたくない事には変わりない。PCを使う度にぼやいていて、ようやく買い切りの正規Office Personal 2021を購入する許可が下りたので手を着けた。

現状でOffice2021をインストールしてもWindows10のサポート切れが2025年10月で、2年後にはOSアップデートが必要になる見込み。Office正規版なら問題無いだろうが万が一ライセンス認証問題が再発するのがイヤで、先にWin11にアップグレードしておく。Win12は2024年秋頃リリースと噂されてるが、Win11なら様子見する時間は稼げるはずだ。



Win11不適合は起動SSDがMBRであることが原因でGPTフォーマットに変換しセキュアブート対応する必要がある。
MS純正ツールのMBR2GPTでデータを削除せずにGPTにフォーマット変換できるが、変換出来るパーティション数の上限が3で、我が起動用SSDはCとDにボリュームを分けた関係でパーティションが4つ有ったので諦めたというのが前回の経緯だ。



どうせボリュームの切り直しを行うのであれば、SSDも安くなったので一つのSSDをCとDでボリュームを分ける必要は無い。最新のM.2 NVMe SSDをkクローンコピーで追加してCドライブ、今までの起動用SATA SSDはデータ用Dドライブ、最古参のSATA HDDは内部バックアップ用で使うことにする。
クローン増設にしたのはNVMe SSDのGPT変換に失敗してもSATA SSDに手を付けなければいつでも戻せるから。
この環境でWindows11にアップグレードし、Office Personal 2021をインストールすれば一応完成。年老いた電源装置にはもう少し頑張って貰う。



ブラックフライデーでWD Black SN770 PCIe Gen4 M.2-2280 NVMe 1TB SSDとヒートシンク、クローン化で使うUSBアダプタを購入した。SSDはキオクシアを買うつもりだったが、WDのSSDならアクロニスが添付されるのが決め手になった。
作業前に手持ちのアクロニスでSATA SSDをバックアップし、更にCとDドライブで必須なデータは個別にバックアップしておいた。
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