お肌の学校

敏感肌、トラブル肌と向き合って32年!シェルクルール化粧品 淳子先生の「お肌の学校」ブログです!

季節のトラブルーアレルギーと目ー

2024-03-24 11:00:00 | Weblog
台風並みの春の嵐が吹き荒れています!しばらくは要注意ですね!
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  Skin Care School   週刊発行  

淳 子 先 生 の お 肌 の 学 校
    
□ 3月 22日 vol.1080
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3月のCONTENT
 1日発行済み≫季節のお手入れ
 8日発行済み≫お肌の悩みQ&A
15日発行済み≫豆知識
22日発行  ≫季節のトラブル 
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季節のトラブルーアレルギーと目ー

今日はまさに春の嵐!3~5月頃まで南北の空気がぶつかり合い、低気圧が急速に発達して起こるんですね!今日は雨は降っていませんが、すごい強風が夕方になっても収まりません。朝、犬の散歩をしていると折れた小枝がたくさん落ちていました。帽子は飛んでしまうし、なかなか大変でした。強風は夕方まで続き、電車が遅れるのではとヒヤヒヤしましたがなんとか帰る事ができました。

このところいつも心配なので注意はしていますが、この寒暖差は要注意です。この寒暖差から寒暖差疲労と言われる症状が出ます。ちなみに3月の寒暖差は平均7℃以上あります。3月前半は12℃差もあったようですので、寒暖差疲労も起こしますよね。この寒暖差疲労は『春バテ』とも言います。『春バテ』は身体的にはギックリ腰や腰の痛みにもつながります。これは筋肉の収縮が寒さで硬くなってしまい、腰に負担が掛かってしまい起きるようです。その他には目眩・肩こり・頭痛・便秘・下痢などを身体的に感じたら『春バテ』ですよ。

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春はアレルギーの季節でもあり、肌も結構辛い時期ですね。その肌の部位でも、アレルギーと強い風による乾燥で春にダメージを1番受けるのは『目』ではないでしょうか?『目』そのものよりも目周りのトラブルが気になりますよね。今日は目と目周りの若返りを狙って『目』の勉強をしてみましょう。

花粉の季節は特に目が痒いと感じている方も多いと思います。痒みは痛みより辛いと言われていますから、かなりのストレスかと思います。目が痒いのかというとそうではなく、目頭や目のふちが痒い場合がほとんどです。でも、ひどい花粉症の方の「目玉が痒い」と我慢の限界の発言を聞いた事があります。花粉症の為に痒くて擦ってしまったり刺激を与えてしまうと炎症が起こる事がありますよね。専門ではありませんが、例えばウィルスや細菌が原因の結膜炎には季節性やハウスダストなどアレルギー性もありますから、花粉症によるものも発症しますので辛いですよね。内部の原因も痒みになりますが花粉症で見てみると目・鼻の中・口の中・耳の中など外界の異物が侵入してくるところ全部に花粉が付着して、くしゃみや涙・鼻水・痒みになります。口の中では咳や声枯れがありますね。この症状は花粉症の方でないとあまり感じないようです。私は花粉症ではないのでほぼ何も感じません。ただ、口の中は侵入しているので、声が不思議な感じになります。花粉が少しベタッとしているという感じから、うがいしていますと割と戻ります。お白湯を飲むだけでも違います。なぜか私的には冷たい物でない方がスッキリする感じがします。

東洋医学的に『目』を見てみましょう。『目』は血液と神経の状態が見受けられる部位と言われています。顔全体にも外界に一番晒されていますが、顔(頭部)全体で考えると目は脳と共にエネルギーを最も使う器官と考えて良いと思います。情報をキャッチする部分で、脳に情報を伝達する器官です。目からの情報は全体の8割とも言われます。
目の構造の話をすると長くなりますので簡単にお話しすると目は血液の質が非常に関係していると言われ、血液との関係を考えますと血液を作る「血の貯蔵庫」と言われる肝臓との関わりが深くなります。肝臓は身体全体から集まった血液の老廃物をきれいにして栄養を与える働きがあります。この臓器が疲れたりトラブルを起こすと目の栄養状態が悪くなり、疲れ目や視力低下やドライアイなどの症状が出て目周りのくまやシワの原因にもなります。目が肝臓との関係があるという事はまず身体全体の健康がとても大切になります。『目』だけを考えているだけでなく、血液をサラサラにして解毒機能を高める事によって貧血や低血圧・睡眠に働きかけ健康な身体に結びつきます。

そしてお肌にもとても大切な訳です。東洋医学的には肝はストレスを受け止める臓器と言われているのですが、精神的なストレスは肝を昂らせ胃腸にトラブルが出やすくなります。分かりにくいので説明は避けますが五行説によります。特に春は肝の繁盛シーズンで、この時期のストレスは自律神経のバランスをかなり不安定にさせてしまいます。目と目周りの老化対策の為には睡眠がとても大切です。夜更かしな自分への反省を含めて書きますが、遅くても12時頃には寝てください。そして7時間は最低寝て頂く事が大切です。深夜2時から7時間寝ても良いんじゃないかと現代人は思いがちですが、ホルモン・神経・代謝などを踏まえて12時~3時までにノンレム睡眠を1時間摂れるとかなりの回復になります。そしてこの時期、お酒をたくさん飲んだり夜更かししたり、ストレスが溜まった状態になりますと花粉症の症状が悪化して強く感じたり、スギ花粉症を発症する方も出てきます。どうも冷たい飲み物をたくさん摂る方は胃腸を冷やしてしまう為、症状が強く出る傾向があると思いますので注意してください。

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それではケアになりますが、まず自宅には空気清浄機があった方が良いですね。洋服にも付きますし、マスクにも花粉は付くので注意してください。目周りを擦ってしまうと色素沈着やシワの原因となりますので、痒みを発症させないようにしていきましょう。
目のクマのよく言われる種類は、
・青くま…血行不良や栄養不足、睡眠不足、目の疲れ
・黒くま…たるみによる影によって発生
・茶ぐま…色素沈着によるもの
と呼ばれています。
目周りは自分の肌の約半分の厚みと考えて頂き、大切にして頂きたいところです。その方の皮膚年齢を判断する基準も目周りがとてもポイントで、その次にフェイスラインとなります。
茶ぐまは代謝の弱い部分に出るので回復がとても大変です。赤みのある炎症よりも茶ぐまは良くなりませんので擦らないようにしましょう。赤い炎症も繰り返すと茶ぐまになりますから注意して下さい。その他アレルギー以外では青くま・紫くまは女性の身体の血液浄化が上手くいかず、頭痛などストレスが原因のトラブルから出やすくなります。そこで目と元々の肝を養生する食べ物を覚えて下さい。根菜・緑黄色野菜・肉の赤身など、しっかり食べ物に気を使いましょう。特に春はイライラしたら深呼吸などして巡りを良くして下さい。そして外からはいつもお話する桃肌爽という油性クリームを夜、アイクリームの上からつけたり日中は紫外線を避けてマメにつけるのもおすすめです。桃肌爽は0歳のお子様から使えますのでヒリヒリしたり、カサカサしたら活用をおすすめします。こういうお話をするとついつい長くなってしまいますが、今回のポイントは『目』と血液の関係、ストレスとの関係、それらがアレルギーにも関係しますので、ご理解よろしくお願いいたします。

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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、
後天的なトラブルは必ず改善しますので、
いいリズムを習慣化するようがんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など
詳しい情報をいただければ、それだけ適切なアドバイスが
できるかと思います。
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