私的図書館

本好き人の365日

志村けんさん追悼

2020-03-30 16:36:13 | 日々の出来事

コメディアンの志村けんさんが、新型コロナウイルス が原因で亡くなったとのニュースを見ました。

70歳という年齢も影響していたのかも知れませんが、それにしても入院から亡くなるまでの期間が早すぎる。

このウイルスによる日本での感染者数は二千五百人を超え、東京オリンピックの延期が決まってから、どんどんその数が増えています。

世界では72万人が感染、死者も3万4千人を超えました。

 

それにしても残念です。

テレビの土曜午後8時に放送されていた「8時だョ!全員集合」

小学生の頃は夢中で見ていました。

私も家族も大笑いさせてもらった番組です。

生放送のためハプニングも多く、停電で真っ暗の中での放送とか、今でも印象に残っています。

良くも悪くも子供たちに多くの影響を与え、たくさんの笑いを提供してくれた番組でした。

番組終了後も多くの笑いを作り続け、楽しませてくれた志村けんさん。

私の人生の中でも特注すべきコメディアンです。

面白かったなぁ

 

心よりご冥福をお祈りいたします。

 

新型コロナウイルス の恐ろしさ、影響の大きさはわかっていたつもりでしたが、改めて思い知りました。

これが感染症の恐怖なんですよね。

治療方法が確定できない人類の天敵。

自衛に努めます。

 


あれから9年

2020-03-11 20:44:37 | 日々の出来事

あれから9年ですね。

新型コロナウイルスの感染拡大で政府主催の追悼式は中止になり、被災地での自治体による追悼式も縮小されたとのニュースを見ました。

マスクも品切れ、なぜかトイレットペーパーも品薄で、オイルショック並みの影響が出ていますよね。

買い占めや転売の横行。政府はマスクの不正転売を罰則付きで禁止する政令を閣議決定、3月11日に公布され、15日から施行されます。こういう非常時に人間の脆さが浮き彫りになります。

政府が震災発生直後の平成23年7月に策定した「東日本大震災からの復興の基本方針」で、復興期間は平成32年度までの10年間と定められました。

平成32年度。西暦でいうと2020年。つまり今年(令和2年)がその最後の一年にあたります。

 

東日本大震災で被災し、岩手、宮城、福島3県でプレハブの応急仮設住宅に入居する避難者は、今年1月末現在計709人。

1月末現在の入居者は岩手578人、宮城18人、福島113人。

宮城では全世帯で転居のめどが立ち、遅くとも4月ごろにはゼロになるそうで、岩手と福島も年度末には大幅に減少する見通しが立っています。盛岡市では建設が遅れていた最後の災害公営住宅が、9年経ってようやく2020年度中に完成する見込みだとか。

政府は未曽有の大災害により被災した地域の復旧・復興に向けて総力を挙げて取り組んできたといいますが、2020年の今年7月に東京オリンピックを開催するために3兆円を超える予算を使い、多くの施設や設備を建設、改修。復興期間と重なる形で準備をしてきました。

オリンピックが無ければもう少し早く仮設住宅を無くせたのでは、と思ってしまいます。

 

2020年3月。つまり今月には公務員宿舎などの応急仮設住宅に身を寄せた住民の退去期限が来ます。

主に東京電力福島第一原発事故で避難指示を受け「避難指示区域」として強制的に避難をさせられた富岡町、浪江町、飯舘村の住民の方々です。

避難指示が一部解除になり、町に戻れると政府はいいますが、放射能は今も漏れ続けています。それにすでに9年が経ち生活基盤も変わってしまっているはずです。どのように生活を再建しろというのか、本当に難しい問題だと思います。

 

福島第一原発の廃炉工程は、一部で遅延が出ており、最難関となる溶け落ちた燃料の取り出しを2021年からはじめ、最長40年で廃炉を完了させる計画です。

 

2020年3月6日に公開された日本映画『Fukushima 50』(フクシマ50)では、福島第一原子力発電所事故発生時に発電所に留まって対応業務に従事した約50名の作業員たちの姿が描かれました。監督は若松節朗。原作は門田隆将さんのノンフィクション『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』

映画にとやかく言いたくはありませんが、かなり事実を脚色した内容で、評価は賛否両論分かれています。

制作もあの「KADOKAWA」ですしね。

出演した俳優の佐藤浩市さんは「時期尚早と言わないまでも、ちょっと早いかな、被災者の方たちの傷や痛みが癒える前に、その生々しさがまだ残ってるうちに映画をやるのは、ちょっとどうなるのかなと。それと、どちらに転んでも、どちらかのプロパガンダになってしまうかもしれない非常に危険な題材ではありました」とインタビューで語ってみえましたが、まさにその危惧した通りになってしまった気がします。

まだ、何も終わっていないんですからね。

 

この映画も今の政権に忖度してるんじゃないの?

 

と考えてしまうのは今の国会があまりにひどいから。

本当の意味で復興が実現するには、まず原発事故をどうにかしないと。

オリンピックには賛成ですよ、どこか他の国でやってもらう分には。

いま、この現状で東京でオリンピックなんてやってる場合?

 

 


映像研には手を出すな!

2020-02-09 09:32:52 | 本と日常

NHKで1月から放送されだしたアニメ「映像研には手を出すな!」が面白い。

女子高生3人組がアニメを作るために映像研究会を立ち上げ部室を確保し何だかんだあってアニメを作って行く。

主人公の一人がアニメを作る人を意識した作品が「未来少年コナン」でその映像がそのまま使えるあたりさすがNHK。

原作は大童澄瞳さんの漫画。アニメの監督は湯浅政明さん。

元アニメーターとしてはわかりすぎる苦労やネタが山盛りで楽しめるし、学園物としても楽しいし、何よりダンジョンみたいな高校、展開されるオタク全開の会話、アニメ制作過程で突入する作品世界のただならぬこだわり、まるで満漢全席のよう楽しめる要素がてんこ盛り!

加えて音楽もイイ!

2020年も面白いアニメに出会えてホント幸せ〜

原作漫画も買っちゃおうかな?

 

著者 : 大童澄瞳
小学館
発売日 : 2017-01-12

 

あと久しぶりにバイクも欲しくなっちゃって。

HONDAからマイナーチェンジがこの3月に発売される「Rebel 250」(レブル250)

車検のいらない250cc以下で足つきのいい私の好きなアメリカン(見た目はアメリカンだけど実際はロードスポーツに分類)

欲しいけれど、問題は駐車場。

賃貸住まいだとバイクの置き場所ってホント困る。

だからレンタルバイクで我慢していたのだけれど、このレブルは自分用のカスタムもしたいし、街乗りにも使いたい。

ガレージ持ってる人がホントうらやましい〜

今はYouTubeでレブルに乗っている人の動画を見て日々もんもんとしている感じ(笑)

 

 

先週買った本は2冊。

サトクリフの復刊新装版。

 

ほるぷ出版
発売日 : 2020-01-17

 

ほるぷ出版
発売日 : 2020-01-17

 

この他に2月から3月にかけてこの2冊を含め全部で6作品が復刊される予定なので全部揃えないと。

 

『ケルトとローマの息子』灰島かり訳 2月刊行予定
『ケルト神話 黄金の騎士フィン・マックール』金原瑞人・久慈美貴訳 2月刊行予定
『夜明けの風』灰島かり訳 3月刊行予定
『ヴァイキングの誓い』金原瑞人・久慈美貴訳 3月刊行予定

 

物欲は止まる所を知らず、されど懐には限りあり。

あぁ、世は無情だなぁ


第162回芥川賞・直木賞発表

2020-01-19 18:22:39 | 本と日常

第162回芥川賞・直木賞が選ばれましたね。

芥川賞は古川真人さん(31)の『背高泡立草』(すばる10月号)

直木賞は川越宗一さん(41)の『熱源』(文芸春秋)

が、それぞれ選ばれました。

 

古川さんは前回に続き4回目の候補入りでの受賞。川越さんはデビュー2作目での受賞です。

 

今回芥川賞の候補には、木村友祐さんの『幼な子の聖戦』(すばる 11月号)も入っていました。

前回芥川賞候補に選ばれながらも、古典でもない小説を参考文献として取り上げ、創作者としての矜持を選考委員から散々なじられた古市憲寿氏が、作品『百の夜は跳ねて』で参考文献にしたのが、この木村友祐さんの別の作品『天空の絵描きたち』です。

ある意味、古市騒動のおかげで発見された作家さんみたいになっていて気の毒といえば気の毒ですね。

 

受賞作はそれぞれ福岡や長崎の島が舞台だったり、北海道のさらに北に浮かぶ島、樺太(サハリン)が舞台だったりするみたい。

本屋さんにまたたくさん並ぶと思うので、チラッとのぞいてみたいと思います。

 


Sogni d'oro.(ソンニ・ドーロ)=良い夢を

2020-01-11 06:19:34 | 本と日常

明けましておめでとうございます。

 

初夢はみました?

 

私のはよくわからなくて(ま、夢ってだいたいそんなものですが)

友達に頼まれてパーティの余興で演奏するためにバンドかなにかの仲間で車に乗っている(バンドなんか組んだことありません)

ついてみると子供の頃の通学路にすんげぇいかつい男たちがたくさんいて銃なんかもって対立していて、警察もわんさか。

通学路のよく知る隣同士の建物は、日本のヤクザとイタリアンマフィアで、両家は対立していて一触即発、真新しい家具を積んだトラックに花を抱えた花屋も近づけない。

車を停めようにもどちらにもニラまれて押し返され右往左往。

そのうち仲間(自分)の1人が車の屋根をたたいてリズムを取りながら即興で歌い出す(サンルーフかなんか)

仲間が次々と入れ替わり(ぜんぶ中身は自分)即興でやけに明るいブラジルあたりのリズムの歌をつなぎながら歌って男たちの注意をひく。

その間に、急いで家具を運び込んだり、花屋が花を抱えて家に入ったり(ミュージカル?)

中学時代の友達がヤクザの中にいて協力してくれたり、かと思えばドラムの音が銃声に勘違いされたり、つかみかかろうとする男たちを車でかわしたり。

即興のイタリア語もあやしくなってきて、ごまかしたり、踊ったり、コーラスが入ったりでもうめちゃくちゃ。

そのうちパートが変わり、ウェディングドレス姿の友達(ヤクザの娘)の独唱、語りが入り、結婚式の両親への手紙みたいになって大人たちがうるうる。

そこへ両家の女たちが大鍋の料理を持って男たちをかきわけ登場。どかんどかんと料理をテーブルに並べ、両家が合流。結婚披露宴が始まり、演奏再開。

めっちゃ盛り上がる中ドレス姿の友達が笑顔で泣いている・・・というところで目が覚めました。

 

何の映画だ??

 

YouTube見ながら寝落ちしたのがいけなかったか・・

ロミオとジュリエットみたいだったけれど、元ネタなんだろう?

職場の人間関係や仕事上の対立をイメージしてる?

イタリア語全然しゃべれないけれど、イメージでマンマミーアとか言いながら歌ってたな。

今年はもう少し落ち着いた年にしたいんだけど・・

 

お正月は友達と遊んだり、家でゴロゴロしたりで少し太りました。ヤバイ!

本屋さんにも行って来て、買ったのはこの2冊。

 

著者 : 高畑勲
岩波書店
発売日 : 2019-07-03

 

著者 : 永野護
KADOKAWA
発売日 : 2019-12-09

 

本屋さんで小学生くらいの女の子がお父さんと「鬼滅の刃」(集英社)のコミックを買いに来ていたのですが、最新18巻のうちところどころ売り切れで(1巻から5巻くらいまでが無いのが致命的)残念そうにしていました。

そんなに人気!?