私的図書館

本好き人の365日

「リンゴの花が咲きました」

2004-04-30 23:06:00 | 日々の出来事
うちの軒先でツバメが巣作りを始めました♪

水の入った田んぼでは、毎晩カエルの大合唱が聞こえてきます。

もうすぐ五月ですもんね。

我が家にツバメが巣を作るのは久しぶりです。
家を改築してからは初めてのご訪問になるので、家族総出で見守っています。

玄関のすぐ上なので、なるべく静かに引き戸を開け閉めしたり、夜でも明りをつけないようにしたり。

これだけ人間が気を使っているというのに、今年のツバメの夫婦は巣作りがヘタ。

土が少ないのか、草が弱いのか、ドロがうまく固定しなくて、なかなか巣の形になりません。

ああ、なんとか他のお家に負けないような巣を作ってくれないかな~
このままじゃ、卵が落っこちちゃうよ。

ぜひ、ツバメの子のあの大きな口を、甥っ子達に見せてやりたいんですよ。
迫力ですもんね☆

僕がわかるたった一つのこと

2004-04-30 00:02:00 | 日々の出来事
他人(ひと)とわかり合うって、なんて大変なんだろう。

こちらがよかれと思い、相手も好意でしてくれたことなのに、結果的にお互いを傷つけてしまう。

「あなたのためを思ってしたのに」

「君によけいな負担をかけたくないんだ」

自分の中のケチなプライドが邪魔をして素直になれない。

相手の手助けを、負担と感じてしまうのは、僕に負い目があるからだ。

自分は好意を受けるのにふさわしい人間なんかじゃないと、心のどこかで思っている。

バカな話だ。

僕達は、同じ大地に立つ一本の樹じゃないか。

同じ根を張り、同じ空気を吸う。

周りを見渡せば、たくさんの葉っぱのように、人々が手をつなぎ、笑い合っている。

どうして自分にだけできないなんて思うんだ。

手を伸ばすだけだ。

それだけでいい。

素直に「ありがとう」と言えばいいんだ。

わかっているのに不安になる。

そんな僕の態度が相手を不安にさせる。

自信のなさがなさけなくって、やりきれないと、悲しみをたたえた相手の瞳が僕に訴える。

こんな気分は嫌だ。

早く抜け出したい。

ちょっと疲れているだけだ。

すぐにいつもの僕に戻るから。

相手の気持ちを見失って初めてその大切さに気づく。

「ここ何日かぎくしゃくしてたね」

と、笑顔で言えるように気分を切り替えなくっちゃ。

わかろうとするからこんがらがる。

大切なのは、”今”彼女が笑っているということ。

それだけでいい。

それだけで。