小説家、氷室冴子さんが、6月6日、東京都内の病院で亡くなられたとのニュースを読みました。
51歳。
肺がんだったそうです。
氷室冴子さんの作品というと、コバルト文庫の『なんて素敵にジャパネスク』や、スタジオジブリで映画化された『海がきこえる』などが有名ですが、私は『レディ・アンをさがして』が好きだったし、エッセイ『マイ・ディア―親愛なる物語』にいたっては、今も常に手元に置いて、何度も何度も読み返していました。
ここで本の紹介をさせて頂く時、いつもこの『マイ・ディア―親愛なる物語』の中で氷室さんが語るように、楽しく、魅力的に作品を紹介できたらいいなぁ、とお手本にさせてもらっていたんです。
『リンバロストの乙女』も、『昔気質の一少女』も、『八人のいとこ』も、この本で出会いました。
『赤毛のアン』で、マシュウに向けた温かい目。
モンゴメリとオルコットを比較している、ちょっと辛辣なコメント。
家庭小説を愛するがゆえに、その作品たちを大切に思っているがゆえに、突っ走ってしまう気持ちと登場人物たちに対する友人のような厳しい目が、とってもとっても氷室さんの性格が出ていて楽しかった☆
『マイ・ディア―親愛なる物語』
この本と出会わなかったら、私の人生は違うものになっていたでしょう。
氷室冴子さん。
ほんとうにほんとうに、ありがとうございました。
心より、
心よりご冥福をお祈り致します。
これからも、おすすめの本を読み続けていきます。
どうか、安らかに、
願わくば笑顔で、
お休み下さい。
51歳。
肺がんだったそうです。
氷室冴子さんの作品というと、コバルト文庫の『なんて素敵にジャパネスク』や、スタジオジブリで映画化された『海がきこえる』などが有名ですが、私は『レディ・アンをさがして』が好きだったし、エッセイ『マイ・ディア―親愛なる物語』にいたっては、今も常に手元に置いて、何度も何度も読み返していました。
ここで本の紹介をさせて頂く時、いつもこの『マイ・ディア―親愛なる物語』の中で氷室さんが語るように、楽しく、魅力的に作品を紹介できたらいいなぁ、とお手本にさせてもらっていたんです。
『リンバロストの乙女』も、『昔気質の一少女』も、『八人のいとこ』も、この本で出会いました。
『赤毛のアン』で、マシュウに向けた温かい目。
モンゴメリとオルコットを比較している、ちょっと辛辣なコメント。
家庭小説を愛するがゆえに、その作品たちを大切に思っているがゆえに、突っ走ってしまう気持ちと登場人物たちに対する友人のような厳しい目が、とってもとっても氷室さんの性格が出ていて楽しかった☆
『マイ・ディア―親愛なる物語』
この本と出会わなかったら、私の人生は違うものになっていたでしょう。
氷室冴子さん。
ほんとうにほんとうに、ありがとうございました。
心より、
心よりご冥福をお祈り致します。
これからも、おすすめの本を読み続けていきます。
どうか、安らかに、
願わくば笑顔で、
お休み下さい。