私的図書館

本好き人の365日

お役所仕事

2010-04-21 11:46:00 | 本と日常
お役所というのはニガ手です。

どうしてあんなぶっきら棒な人ばっかりなんでしょう?

そんな人ばっかりじゃないのかな?
人運が悪い?

ちょっと用事があって電話で問い合わせをしたのですが、受付だという女性はこちらの名前、住所、用件を聞いた上で、担当者は今忙しいのでこちらから電話をかけ直しますとの返事。

ま、ここまではいいのですが、こちらもヒマじゃないので「だいたいどのくらい待てばいいですか?」と聞くと「あなたの用件が何分かかるかわからないように、今の方の用件も何分かかるかわかりません」とのこと。

う、まあ、そう言われればそうなので、しかたなく電話で対応してくれた受付の人の名前を聞いて待つことにしたのですが…

受付嬢「私の名前ですか? …加藤(仮名)です」

私「加藤何さんですか?」

受付嬢「………それって、下の名前も必要なんですか?」

私「……………。」

私の名前は下の名前どころかどんな漢字なのかも詳しく聞いたくせに…

すでに彼女の対応にちょっとカチンときていたのは事実ですが、もうちょっと言い方ないの?

それから電話を持つこと1時間。

ようやく担当者という人と話せることになったのですが、その人は「たらい回しみたいで申し訳ないんですけど、ここでは無理なので、○○というところがありますから、そちらに問い合わせたらいかがですか」

私「……………。」

会話は2分ほど。

まったく別の相談窓口を紹介されました。

受付で名乗った名前も住所も用件も、懸命にわかりやすく説明した漢字も、電話の前で待った1時間も、あれはいったい何だったの?

用件だけ聞いて、名前なんてひらがなでもカタカナでもよかったじゃん!

担当者が「これは私の担当だな」と判断してから詳しく漢字でも何でも必要なら下の名前でも聞いたらいいんじゃないの?

ねえ、加藤さん(仮名)!!

あなたが下の名前を聞かれて不快に思ったように、あなたにこちらの事情を色々聞かれて、結局それがすべて無駄になってしまった私にも感情というものがあるんですよ!

私の方が訊きたい「それって必要なんですか?」

お役所ってどうしてこんなに非効率なんでしょうね?

ちょっと立腹してしまいました。

私もまだまだ心が狭いな。

その日、買い物ついでに近くの本屋さんにふらっと立ち寄ったのですが、目立つところに張られていたのは村上春樹さんの『1Q84 BOOK3』のポスター。

売り切れだろうとは予測しながらも、一応店員さんに訊ねると、「BOOK3」どころか「BOOK1」も「BOOK2」も売り切れなんだとか。

小さな田舎の本屋さんなのに、買う人がいるんですね。

立ち読みできるのはもう少し先になりそうです。