連日、津波被害の激しい現場を通ってボランティアの依頼されている場所に向かいます。
今日はたまたまガレキの中に汚れたウサギのぬいぐるみを見つけました。
持ち主の子どもが無事に避難できたと信じたい‥
流されて傾いた2階の窓から勉強机と教科書が見えている家もあります。
まだ手づかずのままです。
最優先で道路の確保と電力の復旧工事が進められていますが、あと何ヶ月かかるのか‥
あまりに被害が広すぎます。
しかし、諦めるわけにはいきません。私たちはできることをするだけです。
今日、思いもよらず被災者の方が声をかけてくださり、ヘドロとガレキで埋まってしまった用水路の泥出し作業をしていた私たちに、とり肉と大根、人参などの入った汁をごちそうしてくださいました。
泥だらけだし申し訳ないと断ったのに、かまわないからとお家に呼んでくださり、なんと20名分も!
これがすっごく美味しかった。
20人で一日かかっても、用水路の泥出しは10メートルが限界。
瓦や洋服、貝や魚網に強烈な臭いのヘドロなど、それらすべてをスコップだけでかき出すのです。
それなのに、それだけでもありがたいと、水も使わせてくれました。
これもすごくありがたかった。
今回初めて地元の方のお話が聞けました。
わずかなことしかできませんが、こういうことがあるとやっぱり嬉しいです。
明日からも頑張ろうという気になります。
さあ、そのためにも、今夜も早く休まないと。
明日も頑張ります☆