写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

少し昔 近江八幡掘割の桜

2018年04月26日 | 写真日記
    [花筏の掘割]

もう桜の季節は過ぎましたが、少し昔の写真を見ていると近江八幡へ行ったときの写真が出てきました。
2009年4月に写真仲間と行ったときのもので、時代劇のドラマ「鬼平犯科帳」や若者向けの映画「るろうに剣心」のロケ地として良く知られた江戸の風情が色濃く残る桜の名所です。
行った日は天候もよく、掘割の桜も丁度見ごろで堀には花筏が水面を彩っていました。

    [八幡掘り岸辺の倉庫群]

八幡堀は天正13年(1585年)に豊臣秀次(秀吉の甥)が八幡山に城を築き開町したことに始まり、秀次は琵琶湖を往来する船を八幡掘りで城下内に寄港させ「人、物、情報」さらに楽市楽座制を実施して城下を大いに活気づけたといわれます。
この堀も高度成長期には御多分に漏れず汚染水とヘドロの堀となり埋め立てて開発という計画が具体化されていましたが、地元の方たちの懸命な保存運動で行政を動かし1970年代後半から2000年にかけて官民共同の努力で現在の美しい掘割としての全国でも有数の美しく懐かしい風情の観光スポットとして多くの方達を迎えるようになったということです。
秀次の時代からこの町のにぎわいの象徴でもあった倉庫群と桜を見続けてきた掘割の水面にレンズを向けた撮影でした。

今日は9年前の近江八幡で撮った写真を二枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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