写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

未明の空から贈り物

2019年10月21日 | 写真日記
    [月暈(つきがさ・げつうん)]

今朝は「しんぶん赤旗」の地域配達担当ということで、いつものように我が家の長寿猫のビー子に起こされ午前3時半ごろに家をでてご近所の家の合間の狭い路地の上を見るとなんだかぼんやりとした月が出ていました。
責任を持つ地域の読者宅に日刊赤旗を配達しながら空が開けた場所で月の写真を撮ろうと空を見ると月の周りに大きな輪が見えます。
車に積んでいたカメラの標準レンズでは入りきらないような大きさで円形に広がったものに向かってシャッターを切りました。

    [私の記憶にない月でした]

慌てて広角レンズにして地上からの距離も分かるように撮った写真です。
これまでも月の周りをかたどったような翌日の雨を予感させるような傘を被った月を見ることはありましたが・・・。
まさかこれほどのスケールのものをこの目で見るとは思ってもいなかったので少し興奮してシャッターを切っていました。
この現象は「大気中に浮遊する氷晶によって月の光が反射または屈折して生じる光の環。半径約二二度、環は通常、外側の方が明るい。白色に見えるが光のつよい場合は、内側が赤みがかって見え、外側はうすい黄色に見える」(精選版日本国語大辞典)という事だそうです。

    [下弦の月]

最初に我が家の前の狭い空に浮かんでいた下弦の月です。
まさかこのまわりに上の二枚の写真のような月の暈が広がっていたとは。
まだ世間が寝静まっているときにしていた「しんぶん赤旗」配達のご褒美をいただいたのだと喜んだ朝でした。

今日の未明の空に私も初めて見る大きな「月暈(つきがさ・げつうん)」という珍しい現象が、未明の月の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー

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