写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

ひと昔前 金沢茶屋街の冬

2025年01月27日 | 写真日記
    [雪の茶屋街]

金沢屈指の観光スポット、最も金沢らしい情緒を感じるというひがし茶屋街。
まだ北陸新幹線もなかった時代ですが、朝から観光客も訪れて散策中に突然に激しく雪が降り始め傘を持たない人たちは慌てて狭い軒下に・・・。
「弁当忘れても傘忘れるな」といわれる金沢の天候異変、きっとこの出来事も観光地での楽しい思い出になるのでしょうね。

    [壁に柄の長いスコップ]

私が金沢へ来た頃「これは何だ?」と不思議に思ったものの一つがこのスコップです。
いまでは珍しくなりましたが軒の雪や氷柱を落とすために備え付けてあるようです。
また玄関脇に大きな石を置いているお宅もありますが、これは下駄などの履物についた雪を落とすためのもののようです。

    [主計(かぞえ)町から見る浅野川大橋]

金沢は前田藩公認だった廓として〈にし・ひがし・かぞえまち〉が今も茶屋街として建物も街も残り芸妓さんもそれぞれに仕事として続けています。
女川と呼ばれる浅野川の左右に位置して「ひがし茶屋街」と「かぞえ町」があります。
この写真はかぞえ町から浅野川大橋を撮ったもので、右側の道路に面して茶屋街となっています。

*冬の金沢は路面に雪のない時も、突然雪が降りだすと短時間で雪が積もり長靴でないと歩行がむつかしくなります。
少なくとも傘はお忘れないように観光を楽しんでください。

記録的に雪の少ない今冬の金沢市内、少しは金沢の冬らしい写真を過去の一月のストック写真から三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新しました。

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