
昨日6月21日は毎週一度の原発ゼロ行動の日。全国各地で原発ゼロを目指す行動が繰り広げられましたが、金沢駅前でも写真のように大飯原発稼動停止、志賀原発の廃炉を目指す行動が取り組まれました。行動場所が金沢駅前になってからグループが力を入れてきたのは原発ゼロへのアピールと市民との話し合いです。市民は抗議する相手ではないという意識で語りかけることに力を注いでいるようです。最近フェースブックでも原発に関するシールアンケートの結果が公開されましたが、それによると2012年11月~2013年6月までの間に「原発についてどうおもいますか?」のアンケートに答えた人1283人。「いらない」854人、「必要」235人、「わからない」194人。という結果だったそうです。
当然のことながらアンケートに応えてもらうための事前の語りかけや、その後からの応えてくれた方との話し合い、そしてアンケートはしなかったけれども話しあいには応じてくれた多くの人々がこの結果としての数字以外にもたくさんいます。そんなふうに考えてみると「どいね☆げんぱつ」の皆さんがし遂げてきた、そしてこの先もやり遂げようとしていることの凄さがびんびんと感じられます。こんなふうに全国で原発ゼロの動きが地味にではあっても広がり続けていることが財界と結託した政府や自民党などの推進勢力の思惑を止め続ける力になっているのでしょうね。

昨夜は金沢駅前では初披露の「どいね音頭」も場を盛りあげました。
明日は東京都議選の投票日であると同時に「沖縄慰霊の日」でもあります。いつかこのブログで書いたような気がしますが私の父方の叔父は中国戦線から沖縄へ移り、陸軍参謀本部のあった首里城防衛のための特攻作戦として爆雷を背負った人間爆弾として米軍戦車隊の前に飛びこみ「戦死」したとされています。その慰霊式には安倍首相も出席し挨拶が予定されているとのことです。世界一危険な軍用機といわれ米国本土でさえ敬遠されているオスプレイを沖縄に押しつける総理大臣が県民に何を語るというのでしょうか。骨さえ戻ってこない私たちのような遺族のことは一顧だにせずアメリカと日本の財界の要求を沖縄県民や国民に押し付けるだけの彼に語るべき言葉があるとは思えません。今日の赤旗主張は「首相は県民に何をかたるのか」と慰霊の日について書いています。
同じ赤旗によると東京都議選は各区で日本共産党候補の追い上げでが混戦、激戦が続いているようです。都民の暮らしと平和のためにも都民目線で活動し発言する共産党候補押し上げに有権者のさらなる奮起を願います。

