写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

雪の白山山麓(ストック写真から)

2019年01月09日 | 写真日記
    [新雪にシュプール]

1月としては珍しく晴れあがった朝、雪景色を撮りたいとカメラを持って白山山麓に一人撮影会に行きました。
平成の大合併の影響で白山山麓のいくつかのスキー場で営業停止しているところがいくつかあります。
この日は新雪の積もった人影のないゲレンデに幾筋かのシュプールが光って素敵な模様を創り出していました。
営業していたころにはたくさんの人たちの声が飛び交っていたのですが・・・。
平成の大合併がもたらした光と影、私の見たところでは時がたつにつれ圧倒的に影の部分が露呈してきたように思います。

    [川面の綿帽子]

白山を源とする手取川の支流、砂防ダムの水面で見た川面の岩に載った雪がまるで子供がかぶる「綿帽子」のように見えました。
空の青を映し出す水面と雪のコントラストに思わずレンズを向けてしまいました。

    [峡谷と砂防ダムと青い橋]

この日はこの川の岸辺の道を遡り雪景色を堪能した一人撮影会になりました。
「ときにはこんな日もアリ」かなと思う一日でした。

今日は一年前の晴れた白山山麓のストック写真から三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
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犀川河畔を歩く

2019年01月08日 | 写真日記
    [美しき川は・・・]

   美しき川は流れたり
   そのほとりに我はすみぬ
   ・・・
   ・・・
   ・・・
   いまもその川のながれ
   美しき微風ととも
   蒼き波たたへたり
      (室生犀星「犀川」より)

このところ日課となっている連れ合いとのリハビリ散歩として犀川の畔まで行ってきました。
曇りがちでしたがちょうど晴れ間の広がった時に雪景色の医王山系の峰々が広がっていました。
写真の奥の山が医王山、その手前がキゴ山、白く流れ落ちるように見える白い帯状が医王山スキー場です。
例年ならば犀川河畔も雪景色のはずなのですが、今年は雪が少なくて金沢の市街地は積雪ゼロ。
美しい川の向こうに雪の医王山山系の峰を眺めることのできたしばしの間の散歩となりました。

    [河畔を歩く大型犬二匹]

束の間の晴れ間でしたが河川敷を散歩する方の姿が増え、犬の散歩の方も姿を見せました。
そんな中に手入れの行き届いた大型犬二匹を連れた女性を見かけました。
普通はこれだけの大型犬だと女性が散歩させるのは難しいのに・・・。
遠目ですが見たところ秋田犬と甲斐犬でしょうか、女性の意向を先取りするように目指す方向にきびきびと歩いていきました。
子どものころからあこがれていたすてきな大型犬を見せていただいた散歩になりました。

    [蝋梅が残り葉のなかで]

散歩からの帰り道でいつもは裸木の枝先で黄色い花を見せる早春の花「蝋梅」が秋の残り葉の中で咲いているのを見つけました。
なんとも不思議な花景色でした。

今日は犀川河畔で撮った写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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凍てついた朝 氷紋と鯉

2019年01月07日 | 写真日記
    [夜明けの星のように]

冷え込んだ朝の「しんぶん赤旗」の地域配達を終えて少し明るくなった金沢市民に親しまれる卯辰山公園を訪ねました。
クルマで来てここから散歩に出る人たちのための恰好の駐車場、花咲くシーズン以外は静かな花菖蒲園の凍った小さな池にレンズを向けました。
ファインダーいっぱいに氷紋の広がる小宇宙が広がっていました。

    [空飛ぶ蝶のように]

静かな冷気の中で叢雲の空を背景に飛ぶ蝶の姿も凍った池に浮かび上がってきました。

    [氷下を避ける鯉たち]

小さな池に流れ込む水で凍らなかった部分に鯉たちが集まってきていました。
まだ薄明るいときなので少し映像がブレていますが・・・、
なんでもない寒い朝でしたがカメラが見せてくれた世界になんだか感動した朝でした。

今日は冷え込んだ朝の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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故郷讃岐の山と池と空

2019年01月06日 | 写真日記
    [故郷の山 三木富士]

世間のお正月休みは今日ですっかり終わり、今夜あたりは帰郷の時の故郷の話題で賑やかなことでしょうね。
私は帰郷できなかったのですが4年前に帰郷した時の写真を見ています。
写真は生家からよく見える三木富士と言われる美しい山容の「白山(しらやま)」です。
麓には加賀の白山ひめ神社の分社である白山神社という歴史ある社もあります。
203メートルという山頂に二つの祠が青い夜明けの空を背景に朝陽を受けていました。

    [故郷の溜池]

私がいま住んでいる石川県は年間降水率一番という雨の多いところですが、故郷の香川県は年間日照率が一番という雨の少ない晴れ間の多いところです。
古くからお百姓さんの間で農業用水を巡る「水争い」と言われる争いもあった地方で、水を確保するための溜池が多い地方です。
写真で光って見えるのは溜池で、県内いたるところに溜池があり三木富士の山頂から眺めると周りにはいくつもの溜池が見えます。
かつてこの地の農民が水不足を克服するための苦労の跡ともいえます。
私の故郷の讃岐地方は戦前農民運動が激しかったところで1928年の16回衆議院選挙では当時の無産政党「労働農民党」の委員長大山郁夫を立候補させたところでもあり、ここ三木町はその農民運動の中心地のひとつでもあったと聞いています。

    [故郷の空]

赤く燃える故郷の朝の空です。
撮影場所は三木富士の登山路の途中から空にレンズを向けました。
いつものように晴れた夜明けの空は朝焼けの色で満ち満ちていました。

今日は4年前のお正月に故郷で撮った空と山と溜池の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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河北潟で見かけた珍しい水鳥

2019年01月05日 | 写真日記
    [ミコアイサ♂2羽]

昨日は小一時間という慌ただしい河北潟バードウォッチングでしたが幸運にも珍しい水鳥と出会うことができました。
写真の鳥は当ブログで時々紹介することのある美しい水鳥「ミコアイサ♂」です。
とても用心深い鳥なのでいつも遠くからの撮影で不鮮明な写真が多くて申し訳ないと思っていたのですが、この日の二羽はフレンドリーな感じで私のレンズでも届く位置にいてくれたので焦点の合った二羽を撮ることができました。

    [シノリガモ?]

こちらは私のブログでは初公開かもしれません、とても用心深くてカメラを持つ私を見るとさらに遠ざかったのでこれが精いっぱいの写真です。
普通は海岸部で群れを作って海藻などを食べる美しい冬鳥ですが、なぜかこの日は河北潟の湖面を二羽で滑るように移動していきました。
ただこの鳥について詳しいわけではないので違う種の鳥を見間違えたのかもしれません、もしお分かりの方がいらしたら教えてくださいね。

    [潟の向こうに能登一番の山 宝達山が]

河北潟の向こうに雪を乗せた能登半島一番の山「宝達山」が美しい姿を見せました。
山頂からの能登半島や北アルプス連峰を一望する眺望は絶景と言われ、雪の無いときはクルマで山頂まで行くことができると山が得意でない方や地元の人たちに愛されている山です。

今日は河北潟で撮ったミコアイサとシノリガモ(?)などの写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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今年初めての河北潟 野鳥ウォッチング

2019年01月04日 | 写真日記
    [河北潟を代表する猛禽 ミサゴ]

あまりにも天候がよいのでいてもたってもいられず、少しの時間をもらって河北潟へバードウォッチング。
あの広い干拓農地についてすぐ空を飛ぶ大型の鷹の姿が見えました。
河北潟を代表する鷹の一つ漁の名手といわれる「ミサゴ」が爪に大きな魚をひっかけたまま鳶などからチョッカイをかけられない安全な食卓を探しいました。

    [雪解け水を湛えた田んぼでコハクチョウ]

河北潟干拓農地の森下川の手前、金沢市側の田んぼに群れている約300羽ほどのコハクチョウの群れがいました。
12月に見たときから一段とその数が増え、天候もよかったせいかハクチョウたちはリラックスして様々な動きを見せてくれました。

    [低空を飛行して移動を]

隣りの餌場の田んぼで好物のひこばえを嘴でしごきとるように摂っていた白鳥が仲間たちが休んでいる水を湛えた田に飛んで来ました。
すぐ隣りなので群れのほとんどは歩いて移動してくるのですが、なかには歩くのが苦手で「ちょっとそこまで」とばかり飛んで移動するものもいるんですね。

河北潟で撮った鷹とハクチョウの写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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金沢の初冬

2019年01月03日 | 写真日記
[雪の花 桜公園]

日々のブログで公開している写真の一部(昨年晩秋から冬の一部)をネットアルバムの添付で公開します。
時間があれば楽しんでくださいね。
今夜は時間がないのでここまでです。





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春の先取り フキノトウ

2019年01月02日 | 写真日記
    [春を愛でる]

ご存じフキノトウです。
雪が消えると野山でいつも探してみたくなる、天婦羅にすると春の香りが口いっぱいに広がるあのフキノトウが我が家で柔らかな芽と葉を広げています。
12月の雪の前に山里で採って来た、まだ固い蕾を水を入れたボールに入れておいたものが育ってきました。

    [蕾は天婦羅 それとも]

思いのほかの育ちようで、可愛らしくなってしまいました。
このまま鑑賞用にどこまで可愛く育つのか見たいと思っています。

    [春の色 萌黄色に]

今日は正月二日目です。
連れ合いと猫のビー子と私、萌黄色に育つフキノトウを眺めてお正月を過ごしています。

春を先どるフキノトウの写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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2019年元旦 雪の金沢兼六園の朝

2019年01月01日 | 写真日記
    [雪の霞池と琴柱灯篭]

2019年が明けました。
金沢としては珍しい晴れ間が広がる元旦の朝となり、金沢市内や近郊の神社は初もうでの人たちでにぎわったようです。
そんな日にふさわしい写真として金沢市を代表する兼六園と雪吊りの光景をアップしました。
写真はこの場を訪れるほとんどの人が目にする霞池と琴柱灯篭です。

    [雪吊りの象徴 唐崎の松]

冬の兼六園と言えば「雪吊り」、その形と霞池に映り込む姿は金沢の冬の風物詩として良く知られていますが凍った水面の向こうに屹立する雪を纏った唐崎の松の姿は特別に魅力的です。
金沢に住む私でもなかなか目にすることのない美しい時の姿です。

    [瓢池 翠滝と海石塔]

兼六園では霞池に次ぐ大きさの瓢池、桜から紅葉、冬は雪と翠滝のコラボレーション。
翡翠などの野鳥もよく訪れ、四季を通じて楽しめるスポットです。
もちろんこの日も池の中島にある趣のある海石塔や翠滝の雪景色、そして水面の映り込みは特別なものがありました。

金沢としては珍しく晴れた元旦でした。
もっとも金沢らしい冬の兼六園の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]2019年最初の一ページを更新しました。



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