蒼龍葡萄酒(勝沼)には、2つの甲州種のシュール・リー製法のわいんがあります。
シュール・リー製法は、フランス・ミュスカデ地方のワインの製造方法で、山梨ではメルシャンが導入し、各ワイナリーに、製造技術を公開、指導したことで有名です。
第2回日本ワインコンクールで、丸藤葡萄酒のシュール・リー製法ワインが金賞を受賞し、日本のトップソムリエに、山梨のワインのレベルを知らしめた、と言われています。
現在、山梨のワイナリー20社前後(ざっと推測)が、甲州種のシュール・リーを作っていますが、なぜか蒼龍葡萄酒には2種類のシュール・リーがあります。
1つは、トラディショナルリッチテイスト甲州。1760円。
もう一つは、グラン甲州。1430円。
どちらも前面にシュール・リーとは無く、裏ラベルに書いてあります。
多分、1社で2つの甲州シュール・リーワインがあるのは、蒼龍葡萄酒だけではないでしょうか。
その理由は判りませんが、価格が300円違うので、原料の甲州種ぶどうの価値、価格が違うのではないか、と推測します。
この2つのワインは以前から当店では販売していますが、トラディショナルがシュール・リーだったことに先程認識して、あれ、2つある、という話になりました。
2つの存在理由を、いつか聞いてみたいと思います。