日本の在来品種、マスカットベーリーAの薄さを工夫するワインの紹介です。
本坊酒造マルスワインの穂坂収穫、カベルネ・ベリーAです。
720ml、1815円です。
山梨では有名なワイン。
売っていない酒屋は無いほどです。
名前の通り、カベルネ・ソーヴィニヨンとマスカットベーリーAのブレンドです。
ブレンド比は、半々ということを、以前聞いたような気がします。
穂坂収穫の穂坂は、韮崎市穂坂地区のことで、ここで収穫された葡萄を使っています。
穂坂地区は、大変良いブドウの産地で、韮崎市がワイナリーの誘致を募集したこともあり、マルスワインが生産拠点を穂坂につくりました。
樽熟成もして、しっかりした赤ワインになっています。
各ワインコンテストの入賞の常連ワインです。
その姉妹品として、
こちらは、メルロー・ベーリーAです。
メルローとマスカットベーリーAのブレンドですね。
間違いやすいので、カベルネ・ベーリーAしか扱っていなかったのですが、日本ワインコンクール2019の、欧州系在来品種ブレンド赤部門で、銅賞(カテゴリーでは2位)に入賞したのを機に、両方のワインを販売しています。
http://hamamatsuya.jp/wine-list4.htm#honbo
こちらは、塩山洋酒のジャパニーズブレンドです。
ブレンドは、マスカットベーリーAと、ブラッククイーン、ベリーアリカントの3種類。
3種類とも、日本ワインの父、川上善兵衛氏が品種改良したものです。
この3種類をブレンドしているワインは、このワインしか存じていません。
まさに、ザ・日本ワインです。
2424円。
こちらは、蒼龍葡萄酒(勝沼町)のマスカットベーリーAのロゼ。
赤ワインを作るとき、濃い部分を抜いて、ワインをつくる醸造方法があります。
残った薄い分はロゼワインになります。
このロゼは、この方法で作ったロゼでしょうか。
それでは、濃い赤ワインはというと、山梨のベーリーAというワインがあるのですが、現在ワイナリー欠品で、ご紹介できません。
その欠品しているワインは、日本ワインコンクール2018年金賞、同2019年銀賞を受賞した、大変人気のワインです。
どちらも1760円。
入荷しましたら、ご案内します。
マスカットベーリーAを工夫しているワインは、いろいろ面白いです。