北海道の厚岸蒸留所から、初のウイスキー「サルロンカイム」が入荷です。
200ml、アルコール55度、3年熟成、5000円。
しかし、1本のみの入荷のため、非売品です。
厚岸蒸留所を経営する堅展実業の社長、樋田さんは、シングルモルトウイスキーに魅せられ、異業種から、ウイスキー業界に参入。
その経過は、静岡のガイアフローとともに、注目されていました。
今回、ウイスキーが初の販売ですが、昨年まで、熟成年数の短いスピリッツを、毎年販売されていました。
評判は上々で、3年以上たったウイスキーの発売が、熱望されていました。
日本にはウイスキーの法律が無いため、3年熟成は、ウイスキーの本場、スコットランドを有するイギリスの法律に準じています。
イギリスの法律に準じている、厚岸蒸留所の姿勢が、尊敬されます。
日本では、ウイスキーブームに乗じて、いかにも日本で作っているかのように装うウイスキーがたくさんあります。
厚岸蒸留所やガイアフローは、真摯にウイスキー作りに励んでいる、注目の蒸留所です。
厚岸蒸留所は小さいため、ウイスキーの生産量が少なく、サントリーやニッカウイスキーのように、日本中にウイスキーを販売することはできません。
当店でも、いくら発注しようが、1本しか納品されませんでした。
大変申し訳ございませんが、今後の勉強のため、経営者の私が試飲させていただきます。
サロルンカムイの商品名は、アイヌ語で丹頂を指し、湿原にいる神、という意味。
2016年の初蒸留もの。
北海道厚岸町は、樋田社長が好きな、スコットランドのアイラ島に似ているということで決めた土地です。
いつの日か、誰でも購入できるウイスキーになって欲しいですね。