日本酒の季節です。
今、限定の地酒が多数出ているので、紹介させてください。
山梨の日本酒の6社を紹介します。そのうち5社は、生酒とにごり生酒です。
すべて要冷蔵の日本酒です。にごり酒は吹きますので、開栓時は気をつけて。その分、美味しいです。
①北杜市白州町の七賢。「新米新酒」とにごり酒の「粉雪」。明治天皇が宿泊したこともある伝統の蔵元。2月の蔵開きは、関東近辺から多くのファンが来場します。新米新酒は、純米吟醸酒の生酒で1200円、お得感抜群です。
②北杜市大泉町の谷桜。「しぼりたて生酒」とにごり酒の「のんだ甲斐」。地酒では山梨県民に最も有名な蔵です。のんだ甲斐のネーミングは絶妙。
③富士川町の春鶯てん(しゅんのうてん)。「一番しぼり」とにごり酒の「穂の雪」。春鶯てんは、与謝野晶子女史が名付けた由緒あるブランド。一番しぼりは、山梨の限定酒では最も売れています。
④南アルプス市の太冠(たいかん)。「山田錦」と「雪の華」。水を求め、甲府市若松町から移転して早10年。関東の新酒鑑評会では28年連続入賞を継続中。山田錦は、酒造好適米の最高峰の米。その純米吟醸の生はお勧めです。
⑤富士河口湖町の甲斐の開運。「しぼりたて生原酒」と「活性にごり酒」。21代目当主井出社長は否定しましたが、その昔、河口湖湖畔の邸宅から富士山頂まで、他人の土地を歩かないで登れたとか。世界遺産で売れています。
⑥1本の写真は山梨市の養老。「櫂」は本醸造生原酒です。昨年、不当表示を公表し、大変な時期を過ごしましたが、新酒の櫂は力が入っています。創業家の専務が杜氏を兼ねる家族経営の小さい蔵です。一晩で一升空ける酒豪が、この酒は5合まで、と言っていたほど、ヘビーに仕上がっています。
以上、すべてこの時期だけの限定品です。山梨のワイン同様、日本酒もよろしくお願いします。