知り合いの、元酒屋の方から、たくさんの日本酒の箱を頂きました。
その中に、
不知火のカートンが。
不知火という日本酒は、知りませんでした。
カートンの側面には、
山梨県南巨摩郡増穂町青柳 井上醸造株式会社 とあります。
増穂町は、現在隣接する旧鰍沢町と合併して、富士川町になりました。
青柳は、通称ボロ電の終着駅があったところで、今も賑やかですが、人口が多かったころは、もっと賑やかなところだったのでしょう。
この銘柄、52歳の私は知りませんでした。
ネットで調べると、増穂には、少なくても4つの酒蔵があったようです。
春鶯囀(しゅんのうてん)の萬屋醸造店、梅ヶ枝の大久保さん、富水の秋山酒造店、そして不知火の井上醸造。
萬屋醸造店は今も営業中。
同じ町の、はくばくさんが協力している、と聞いています。
大久保さんは、最近廃業しました。
情熱のある方でしたが、残念です。
富水も不知火も知らないので、どちらも、廃業は40年以上前と推測します。
不知火のカートンは、今回を逃すと、今後ネット上にも出ないのでは、と思い、掲載させていただきました。