山梨市牧丘町の三養醸造を訪問させていただきました。
現社長の山田啓二氏は4代目。
資料によると、昭和8年にはワイン醸造を始めたということで、老舗のワイナリー。
牧丘町は、甲府から埼玉方面へ、国道140号線沿いにあります。牧丘町の向こう隣りが三富村、そして埼玉県になるので、甲府からみると、山奥という感じがします。
西関東自動車道が、甲府から山梨市の八幡まで完成しているので、以前ほど時間はかかりません。
三養醸造のワインを販売しようとしたきっかけは、山田啓二社長の評判です。
複数のワイナリー関係者から、「おもしろい人ですよ」という感想があり、今回の訪問になりました。
ワインの知識は豊富、醸造設備も整備され、さすが東京農業大学と山梨大学で勉強された方と、認識させていただきました。
当店は一升瓶ワインの販売が基本なので、この度、三養醸造の赤ワイン、アジロンの販売をさせていただきます。
甲州種は、来年の1月、2月頃の発売になります。
アジロンは、甘い香りですが、辛口の赤ワインです。
北野呂醸造(笛吹市一宮町)から、メルロー一升瓶ワインが、限定発売。
北野呂醸造は、720mlサイズ2160円のメルローを、年間約300本限定で販売していますが、今回一升瓶を3700円で発売です。
一升瓶は720mlの2.5倍の容量ですが、価格は1.7倍なので、一升瓶の価格はかなりリーズナブル。
メルローは、一宮町栽培のメルローで、1年樽熟成させ、その後3年瓶熟成させたもの。
海外のメルローほど色は濃くありませんが、しっかりしたタンニンがあり、飲み応えがあります。
3年の瓶熟成は、一升瓶を使うのですが、熟成の瓶のまま、発売しました。
そのため、王冠のままです。
さらにその王冠は錆びています。
王冠のギザギザでケガをしないように、キャップシールは付いています。
瓶の底にオリがありますが、品質上問題はありません。
オリは、ワインの色素やワインの成分の酸、たんぱく質が結晶化したものです。
本来は、一升瓶から720mlの瓶に移す時に、オリは取り除かれますが、熟成の瓶のままの発売の為、オリもそのままです。
また、発売数が、20本程度なので、ラベルはありません。
法律に準じた裏ラベルのみ貼られています。
http://www.hamamatsuya.jp/wine-list2.htm#kitanoro
五味葡萄酒の水森亜土氏ラベルの新酒ワインの一升瓶が入荷。
写真が横向きで申し訳ございませんが、甲州と巨峰が各2700円、デタウェアが2160円です。
http://www.hamamatsuya.jp/wine-list2.htm#gomi
丸藤葡萄酒(勝沼)から新酒ルバイヤート赤の一升瓶が入荷。
山梨ヌーボー解禁日の11/3には、当店になかったのですが、お客様の要望により入荷。
やはり、丸藤は強いです。
丸藤葡萄酒、中央葡萄酒、勝沼醸造、ルミエールなどは、地場ワイナリーでは大手なので、スーパーに並ぶことを予想し、酒屋ならではの小さなワイナリーの新酒を販売していたのですが、丸藤は別格ですね。
遅くなりましたが、よろしくお願いいたします。
写真が横向きで申し訳ございません。