昨日から新聞で大きく報道されています。
シリアで戦闘にまきこまれた日本人フリージャーナリスト記者山本美香さんが死亡したと。
国連すら見はなした、戦闘の場になぜ?無謀なのでは、と思う人もいるでしょう。
彼女は父が朝日新聞の記者。
彼女のスタンスは。女性や子供紛争地で苦しむ人々の側に立って、事実を伝えること
生前の本、「戦争を取材するー子供達はなにを体験したのか」講談社や
「日本で暮らす私達にとっては、戦争は遠い国の出来事と思うでしょう。
でも紛争の現場で何が起きているか伝えることで、世間が少しでも良くなればいい。
報道することで社会を変えることができる。私はそう信じています」と
講演のなかで述べている事でも
答えはわかる。
以前わたしは大きな交通事故が起きた現場に居合わせた。
その時写真を撮った。
現場のお巡りさんから「ひとの不幸を興味本位で写真にとって」といわれ、憤慨した。。
確かに野次馬精神もあります。
でも事実をみんなに知ってもらうことで
「交通事故は怖い。気をつけようということにつながると思います」と私は反論した
事実から目をそむけてはいけない。つらくても・・と思っています。
黙認は一番いけない。いじめでもそう。
もちろんやみくもに事実にぶつかるのでなく、自分を守るやり方が必要でしょう
自分にいじめが及ばない。
あるいは悲惨な状況で自分の心が、がぼろぼろにならない・
そして、事故現場では一種の節度が必要でしょう。
このなくなられた山本さんに対しても彼女の生きる姿勢を理解し、
たんなる戦時ジャーナリストとして無謀な行為というのでなく、
行動を評価賛美したいしたいものです。
こういうジャーナリストがいたこと、私達は誇りに思いたいです。
平和な日本に生まれた幸せの中で平和ボケにならないように・・
よんでくださってありがとう。